部活日誌

2013年01月01日
 あけましておめでとうございます。
 いよいよ新たな1年がスタートしました。
 そしてHPを2013年版に更新しました→トップの写真も変更しました
 今年もよろしくお願いします。
2013年01月02日
  初夢が修学旅行で出欠確認しているところだったという教師の鏡のようなスタートでした。
 昨日の実業団駅伝では、タイムは持っていてもうまくピーキングを合わせられない、陸上の難しさを感じました。
 そして今日の箱根駅伝。義弟がコーチを務める大東文化大学、そして法政大学の応援をしました。義弟は市田君のサポートだったので何度もテレビに映っていました。左側の写真の左側、右側の写真で左から2番目。
 
 法政は持ちタイムでいうと最下位争いになる位のチームです。しかし駅伝はチームスポーツ。チームスポーツである以上、個人の能力の合計で結果は計れないのです。
  Champion team will always beat team of champions.
 優秀な選手の集まったチームが勝つのではなく、気持ちの繋がりや目標が一致したチームワークのあるチームが勝つのです。
 箱根駅伝に出場するようなチームであればどのチームでもチームワークはありそうな気がしますが、大きなチームになればなるほど、監督、コーチ、選手、サポートの数も増え、チームに関わる人の人数も増えます。人数が増えればその分だけまとめるのも難しくなります。
 今日活躍した区間3位西池選手、区間3位黒山選手、区間位2関口選手はみな同じ2年生です。予選会では下から2番目の通過タイムでしたが、今日までどのような覚悟で練習を積んできたのでしょうか。どのチームも凄まじい練習を積んできているなか、それでも結果を残すためには自分の力以上の何かが後ろになくてはいけません。
 それがチームのためだったり、家族のためだったり、人によっていろいろですが、普段の練習に対してのモチベーションが大きく変わってきます。
 各校有力者が走る1区で初めて箱根に出場した西池選手が堂々と走っている姿が続く2年生たちに大きな力を与えました。
 自分たちならできる、大丈夫、そう思うことができたら 勝ちです。逆にこれまでも繰り返されてきましたが、持ちタイムが他を圧倒している駒沢大学のようなチームでも出だしの失敗が自分たちの自信に大きな影響をして力を発揮できなくなることもあります。
 今日の法政の走りは見ているみんなに素晴らしい感動を与えてくれました。きっと来年法政に入ろうとしている選手たちにも勇気を与えたことだと思います。
 そして僕たち法政高校陸上部にも。
 明日、法政そして大東が揃ってシード権を取ってくれることを祈っています。
2013年01月03日
  法政大学 箱根駅伝 9位 シード権獲得 おめでとうございます!!
 今回の箱根駅伝ほど、誰が速いとか、そういう情報があてにならず、当日に調子を合わせられた選手が結果を出すということを見せつけられたレースはありません。サッカーでは、強いチームが勝つんじゃない、勝ったチームが強いという言葉がありますが、まさにそういうことだと思います。見ていて、実際に法政大学高校陸上部も、短距離、中・長距離関係なく、どんな状況でも、そして強敵を相手にしても自分たちのことを最後まで信じられるだけの準備、そして心の強さが必要だと実感しました。
 法政大学がシード権を取ることは、優勝することに匹敵する価値があると思っていました。それが実現された今、法政大学陸上部が昨年1年間どれほどの努力を積んできたのか想像すると、自分たちももっともっと自分たちのことを信じて努力していこうという新たな炎が灯された気持ちです。
 12月の記録会で感じた、この時期に調子をあげていくことのむずかしさ、同じ人間でもまったく別人のようになってしまうという実感があるからこそ、箱根駅伝を見ていても、何で実力のある選手が力を出せないことがあるのか、無名の選手が大活躍をするのかということがよく理解できたと思います。レースを始める前から、周りの選手を見渡して、自分ではネームバリューで負けてしまう、勝てないと思うのではなく、当日速い選手が勝つ、自分たちの力を信じるようにという夏合宿で日立の早瀬コーチが贈ってくださった言葉も再度実感できたのではないでしょうか。
 単なる視聴者として見るのではなく、競技者の一人として見ることのできた箱根駅伝はきっと今までとは違うドキドキ感があったはずです。
 法政の9区、10区を走った選手は法政二高の出身です。君たちだけが見ることを許されている最高の到達点にある各種目に応じた夢を描いて、実現させましょう。
 できる、できる、自分たちなら必ずできる。
2013年01月05日
 おはようございます。
 いよいよ法政大学高校陸上部の2013年が始動します。
 仲間とともに走ることは楽しい。
 そして夢を持ち、その夢をかなえるための目標に向かって難しいこと、つらいことにチャレンジする自分たちでありたい。
 素晴らしい1年間にしましょう。
2013年01月07日
 おはようございます。
 今日は星川コーチ、田中コーチもそろって豪華な一日でした。
 短距離は少しずつ距離走が増えてきています。この寒い時期にしっかりと走れる体を作っておけば、春になって暖かくなった時のトップスピード練習にも怪我することなくスムーズに入ることができるでしょう。
 明日からは学校が始まります。そして高1はスキー教室、高2は修学旅行とイベントが続きますが、練習がスムーズに行えるように体調管理や体の状態には敏感になりましょう。
 練習最後のミーティングで言った通り、陸上と関わりのない日常の生活時間でも、感謝の気持ちを大切に、当たり前のことを当たり前にやる強さを目指しましょう。
2013年01月08日
 おはようございます。
 今日から新学期です。
 学校でも法政大学の箱根駅伝の話で盛り上がっていました。改めて、母校愛を感じる瞬間です。
 さて、部活の方は顧問が会議のため不在でしたが、短距離、中・長ともに良い練習が出来たようです。
 短距離は長い距離の練習が続き、体も少しずつ疲労がでてきているようですが、逆にしっかりと体を作れている証拠だと思って、前向きに取り組みましょう。
 長距離は、タイムよりも体の感覚を大切に、自分の成長を信じて取り組みましょう。
2013年01月09日
 おはようございます。
 曇りですが、若干寒さが和らいだ感じです。
 
<井の頭公園陸上競技場での練習>
  今日は短距離が1000+800+600という中距離のようなメニューでした。頑張ってもスピードが出ないこの時期には良いメニューとなったようです。
 中長はペース走です。きついことをコツコツと積み重ねたものの勝ちです。
 そして、昨日何気なく聞いていた海外番組で、巳年についてこのように言っていました。
 The year of the Snake means rebirth, renewal and healing.
 再生、新しい生まれ変わり、そして癒し。
 このところ、自分の反省として、近年出てきている自分自身の競技に対する甘い姿勢を、今年こそもう一度原点に帰って見直そうと考えていたときに聞こえてきたこの言葉です。昨年の龍の息吹と同じ、何らかの天からの啓示かもしれません。
 原点に帰って、新しく生まれ変わる。怪我や、モチベーションロストなどで上手くいかないところから、癒され、もう一度陸上と真剣に向かい合う、そういう1年にできそうな気がします。
 みんなでそういう1年にしていきましょう。 
2013年01月11日
 おはようございます。
 今日は快晴ですが、寒さは厳しいです。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
  今日は短距離が長距離メニュー、中・長が短距離メニューのような日でした。
 怪我をしてしまっている生徒がなかなか復帰できないのがつらいですが、こういうときこそ、巳年の力を信じてできることをコツコツとやるしかありません。
 全体としては上向きです。メニューの達成感も高い状態です。やっと戻ってきたところで、来週からまた行事で部活動がなくなってしまいますが、また一からの出だしにならないように、積み重ねをしっかりしましょう。
 明日は女子が体育の授業でシャトルランのようですが、きっと良い結果が出ると思います。自信を持ってやりましょう。
2013年01月12日
 おはようございます。
 今朝は本当に寒く、足の指が凍るかと思いました。
 放課後は暖かくなりそうです。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 来週は行事ウィークということで、最後の練習でした。
 天気も穏やかで、練習が気持ちよくできました。
 中・長は疲れがたまってきている部員は三鷹駅伝コースのジョックをしました。
 怪我をしている部員も少しずつ回復して練習に参加できる部員もいます。走れることは本当にうれしいですね。
 スキー教室で怪我をしないように気をつけてください。
2013年01月14日
 おはようございます。
 Macのimovieに挑戦し、新歓用のpromoの質を更に上げることができました。6時間くらいかかりましたが…。学習室に呼んでからのpromo用を更に作ります。・・・何時間かかるかわかりませんが。でも、一人でも多くの生徒に陸上の素晴らしさを知ってもらいたいので、妥協はできませんね。
 そしてデータを転送している間、頑張って作りました。腰痛いです。
 
2013年01月19日
 おはようございます。
 いよいよ今日から1年生のみではありますが、練習再開です。それでも本拠地にしている井の頭公園陸上競技場が、雪で恐らく使えない状態になっていると思います。一度雪が積もってしまうと、しばらく(本当に長い期間)使えなくなってしまいます。与えられた環境で精一杯出来ることを、一生懸命やるのみです。

<体育館での練習>
 星川コーチが来てくれたので、学校での練習でしたが、非常に実りがあるものとなりました。
 中・長も今日はプライオメトリクスを紹介しながら、技術の練習となりました。
 雪でトラックが使えない今だからこそ、技術をしっかりと確認して、走りを磨くことが大切です。速い人と比較しながらの練習だったので、速い人がなぜ速いのかを理解することもでき、自分との違いが生まれ持ったものではなく、技術によって身につけていけるものだということが理解できたことは大きな収穫となったと思います。
2013年01月21日
 おはようございます。
 井の頭公園陸上競技場は引き続き使えない状態なので、今日も体育館での練習でした。
 今日は短距離にプライオメトリクスを教えました。中・長とは違い、個々の能力はやはり高いですが、タイムを持っていても正確な動きができていない生徒もいることがわかりました。体の使い方を覚えれば、まだまだもっともっと速くなれる。
 そういうことに気づかせてくれたのも、雪が降って井の頭公園陸上競技場が使えなかったから。
 良くないことから、良いことを生み出すことができるかどうか、これも大切なことです。
2013年01月26日
 おはようございます。
 今日はPTA新年懇親会があります。
 自分は出られるかどうかわかりませんが、ランニングを楽しんでほしいと思います。この前、多摩キャンパスに行ったとき、陸上部の駅伝選手達がひたすら広大なキャンパス内のアップダウン周回コースを走り続けていました。思わず一緒に走りたくなりましたが、スーツだったのでやめました。多摩キャンパス、最高です。
 高2ではインフルエンザで学級閉鎖になっているクラスもあるので、いよいよかという感じです。気をつけましょう。

 今日は久しぶりに井の頭公園陸上競技場での練習でした。バックストレートは使えます。ホームストレートの状態が本当にひどく、きちんと使えるのには時間がかかりそうです。それでも、周回コースを中心に練習できました。
2013年01月28日
 おはようございます。
 残念ながら今朝も雪が降ってしまいました。
 井の頭公園陸上競技場はしばらくまた使えなそうです。
 ところで、昨日の大阪国際女子マラソン、福士選手、日本人トップでゴールしました。3度目のスタートラインにつくまでは周りの雑音もたくさんあったことだと思います。僕がよく使う表現で言えば、練習でやってきたことは全て出すことができた、でも限界の先までは出せなかったという感覚だと思います。見ている側は結果だけ見ていろいろと言いたくなりますが、走っている側からすると、そんな簡単なものではないことは重々知っています。本当に感動させられました。また、競技をする上で、素晴らしいライバル関係が築けるかどうかということもスポーツ心理学では大切な要因とされていますが、渋井選手はレース前から福士選手に勝ってほしいと言っていました。これは先日行われた女子サッカーでバロンドールを受賞した澤選手と、同じく今回受賞したワンバック選手にも見られる関係です。二人は同じチームでプレーしていたチームメイトでもあり、ワールドカップ、オリンピックという最高の舞台の決勝で2度も同じピッチで戦えたことを誇りに思っています。単純に自分が勝ちたいということだけではなく、お互いのベストプレイを心から応援している関係です。スポーツの根本は、何と言っても楽しむことです。スポーツを極めたいと思うと苦しいことにも耐えなければいけませんが、そういう練習すら楽しいと感じさせるライバルがいることは素敵なことだと思います。
2013年01月29日
 おはようございます。
 今日も引き続き体育館での練習です。井の頭公園陸上競技場を見てきましたが、まだホームストレートがグチャグチャで、第3コーナーからのところは春までかかりそうです。その後もガタガタのままという可能性もある荒れ具合です。
 昨日ポイントにしたことを今日も体育館できちんと練習すれば良い練習になると思います。
 明日の練習は、木曜日に練習をするので、なしにしようと思います。

 今日はbare foot trainingとplyometrics、更にスポーツ医学的な見地から走りを研究と盛りだくさんの内容で行いました。新しい理論をもとにいろいろと実践していきましょう。
 走りが変わります。
2013年01月31日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。
 久しぶりにトラックで走れることを楽しみにしています。
 これまでのトレーニングの成果を確認できるとうれしいです。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は本当に久しぶりの武蔵野陸上競技場での練習となりました。体はずいぶんとなまっていましたが、きちんとした陸上トラックで走れることはモチベーションを取り戻すのにもってこいでした。コーチも星川コーチ、田中コーチともに来てくれて、そのうえ3年生の滝沢さんも来てくれた中での練習となったので、これ以上を望むことはできません。最高の環境で練習すると、やはり力があがっていくことを実感できます。楽しい一日になりました。
 3学期は環境的には、井の頭公園陸上競技場が使えなくなるので厳しいですが、入試休みなど時間は他の学期よりもあります。時間の使い方、こだわりたいところですね。初心に返って、一つずつ下から積み上げていきましょう。
2013年02月01日
 おはようございます。
 今日は怪我をしている部員にむけて、アメリカのスポーツ医学の研究から簡単に紹介したいと思います。
 まずは、睡眠をとることの重要性について。睡眠をとることが大切だということは誰でも理解していますが、では、なぜ大切なのかとなるときちんと答えられない人も多いかと思います。具体的にどのような効果があるのかということを学ぶと、更に睡眠をとるために努力しようという気持ちにもなるはずです。
 ○なぜ、睡眠が必要なのか?
  それは、睡眠時間だけが唯一
  ・体の再生
  ・筋肉の再構築
  ・骨の強化
  ・赤血球の再備蓄
  などの重要不可欠な活動を生み出すことが可能な時間だからです。

 ×睡眠をとらないと
  ・高血圧(疲労物質の血液残存率上昇)
  ・体重の増加
  ・ストレスホルモン上昇
  などの悪影響を及ぼす。
  人は機械ではないので、心の在りようが日々の活動や、パフォーマンスに大きく影響します。ストレスを抱えた状態と、そうでない健全な状態では雲泥の差が生まれてきます。

 次に、なぜ怪我をしているときも運動をするのかについて。僕は日頃から怪我したときに完全休養というのを薦めていません。このことについても、研究がされていました。
 運動を続けることにより、
 ・運動による体重減少を伴う筋力の増加
 ・関節機能の向上
 ・QOL(Quality of Life)の向上
  ・関節部分の潤滑液の補填。
 また、気持ちの面では、
 ・気持ちを安定させる脳内物質セロトニン、ドーパミンの分泌→薬と同じ効果あり、最も安全で健康的な薬になる。
 つまり、運動を続けることにより、怪我の原因となる幹部に対する負荷を減らし(おもりとなる体重の減少、周りのサポートとなる筋力の増加)、怪我の修復や2次的な怪我の防止となる潤滑油の補填ができ、運動することができないというネガティブな考えから生まれるストレスを抱えることなく、心身ともに安定させられるわけです。
 病院で処方される薬のほとんどが、本来は体の中で生み出すことができる物質で、それを薬を使って補填するか、運動によって自ら生み出す力を再生するかの違いですね。
 もちろんここで言っているのは、膝を負傷しているのに、ジャンピングフロントランジや、スクワットジャンプをしろと言うことではなく、これまでの話に戻りますが、「全身のバランスが大切」だということです。膝が痛むのであれば、大体四頭筋、大殿筋、ハムストリングス、ひらめ筋などのバランスを整える、体幹、上半身のバランス、正しいランニングフォームへの是正などバランスをキーワードに取り組むことです。もちろん、心と体のバランスが大切なので、心について学ぶ機会にすることも必要です。
 どうでしょうか?少しは気持ちが前向きになりましたか?
2013年02月04日
 おはようございます。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習です。
 ありがたい限りです。
 こういう機会を大切にしたいと思います。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は春のように暖かく、田中コーチと、さらに高橋君まで来てくれました。これ以上ない最高の環境です。
 これまでの理論から、全身のバランスへと移行しているので、今日はラダー(私物)を持っていきました。
 一通り教えられたので、今後自分たちでもどんどんものにしてほしいと思います。
 全てのブロックで良い練習ができました。
 最後に話しましたが、バランスというのは、部活動だけのことではありません。勉強を頑張る自分、家族を大切にする自分、陸上だけ突出していてはバランスが悪く、人生という時の流れでは座礁してしまいます。陸上の練習に真剣に取り組んでいるときの自分の姿勢をそのほかの面でも大切にしましょう。スティーブジョブズの話も忘れないでください。
 すべてのdotがいつか必ず線になります。
 事前にそれを見抜くことはできません。すべてあとになって初めて理解できることなのです。だからどんなdotであろうとも、まっすぐ受け止め、真摯に取り組んでいくしかありません。
2013年02月07日
 おはようございます。
 今年は本当に雪が降りますね。
 昨日は武蔵野陸上競技場での練習の機会でしたが、残念です。
 気持ちを切り替えて、今日からまた体育館で頑張りましょう。

<体育館での練習>
 環境は限定されましたが、練習は最大限の効果を発揮できるように、プライオメトリクス、bare footトレーニング、ラダーなどしっかりと取り組み、最後は足が上がらない状態にまでなりました。環境が整った瞬間からMaxで練習できるように備えるのみです。
2013年02月08日
 おはようございます。
 今日は風が強く、寒いですね。
 昨日の練習で体が目覚めてきていると思うので、もう1ランクレベルアップした意識で練習に臨みましょう。

<体育館での練習>
 今日は田中コーチ、星川コーチが来てくれました。体育館とは言えども、顧問がついて、さらにコーチが二人もついてくれる部活はそうそうありません。更に3年生の内山君が来てくれました。久しぶりですが、見事な走りっぷりでした。むしろ現役時代より良い感じかもしれません。清水君も待ってます。多摩湖駅伝、もうすぐですよ。
 明日は、武蔵野陸上競技場で練習できそうです。楽しみです。
2013年02月09日
 おはようございます。
 今朝は気温が1℃。学校に来るときも指先が凍傷になるかと思いました。凍傷といえば、登山家の栗城さんはこの前のエベレスト無酸素登頂挑戦で9本の指を凍傷になりましたが、医師からは切断するように忠告されていますが、切断せずに回復を目指しています。以下、栗城さんブログより引用です。
 「なぜ切らずに粘っているかというと、登攀のパフォーマンスが落ちるからとか私生活に影響があるからだけではありません。

 この指は僕にとって家族であり、今までの様々な困難を支えてくれた仲間でもあります。

 ご飯を食べたり遊んだり、昔は野球をしたり、この指との思い出は数えきれないほど沢山あります。

 ヒマラヤでの厳しい登攀や極寒強風の中でも、指は常に頑張って僕を守ってくれました。

 凍傷は低酸素と低温で血液の循環が悪くなった時に、脳と心臓に血液を送るために自ら細胞を閉じていくのです。

 つまり、僕の指は僕の命を守る為に自らの命を閉じたのです。

 だからこそ、次は僕が守る番です。」


 栗城さんのブログには、エベレスト登頂を目指しての戦いがどのようなものだったのか、そしてその結果負うことになった凍傷の指が写っている写真も公開しています。栗城さんについては、合宿でみんなにもビデオを見てもらいました。栗城さんの新たな挑戦を応援したいと思います。

 そして、今日は武蔵野陸上競技場での練習ができることになりました。これも全て高橋先輩のつぶやき「明日(土曜日)武蔵野陸上競技場が(A)開放になってるんだけど、練習できないかなぁ」という言葉からでした。僕もいろいろと忙しく、日程を立てたのが12月だったために、先入観で土曜日は開放していないと思い込んでいました。やはりOBは+α部員です。OBを大切にしている部活だからこそ、OBが自分の練習を母校の部活に戻って行いたいと思う部活だからこそ、今日の機会に恵まれたのだと思って、感謝の気持ちで一杯です。そして、そのつぶやきを紹介してくれたのが昨日来てくれた星川・田中両コーチです。繋がりを感じますね

 気温は本当に寒いですが、心はポッカポカということで、感謝の気持ちを胸に練習しましょう。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は星川コーチ、そして高橋先輩が来てくれました。高橋先輩は中距離の選手ですが、調子を取り戻すきっかけとしてペース走をしたいとずっと言っていました。ようやく念願かなってのペース走、きついメニューでしたが、自分一人でやったときは5000で限界だったらしいですが、今日は7000までやりきり、そのあとインターバルを入れてからさらに2000走っていました。火曜日の2000メニューもやりきることができれば、中距離の練習にも戻れる状態になるはずです。早速設定タイムを作りました。巣立っていったOBが練習に戻ってきてくれるのは、何だか嫁に出した娘が出産を控えて実家に帰ってきてくれるような感覚です(息子しかいませんが)。
 強豪校はやはりこのチャンスを逃さないように、武蔵野に集まってきました。支部予選をやっているような賑やかさの中で練習できました。毎回の練習が練習試合のような環境でできることも陸上部の魅力ですね。
 そして1年生の奥野くんは昨年はずっと怪我に悩まされていましたが、現在では一番成長が激しく、好調を維持しています。春の大会が楽しみですね。
2013年02月12日
 おはようございます。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習です。
 それにしても、気温が2℃。これは寒い。
 今年は本当に雪や、気温が低い日が続きます。
 なかなか調子が上がりませんが、4月のレースは待ってくれません。
 今日は短距離、中・長ともに心肺機能を追い込む練習になりました。
 そんななか、星川コーチ、田中コーチ、そして高橋先輩が来てくれました。
 これだけ恵まれた環境もなかなかありません。
 4月のレース、スタートライン、イメージできましたか?
2013年02月13日
 おはようございます。
 何とか朝までに雪が止みました。
 今日も走ることを楽しみましょう。

 今日は短距離は井の頭公園陸上競技場にて練習しました。3コーナーのところが曲者ですが、明日は中・長もメニューを調節して練習できるかもしれません。
2013年02月15日
 おはようございます。
 何だか、今日も天気が崩れそうです。
 伝家の宝刀、体育館ですかね。

<体育館での練習>
 中・長はランニング走路で、男子27秒以内4周(R2周)×10セット、女子30秒以内4周(R3周)×7セットをやりました。
 少しずつ長期化する体育館で、本格的なメニューをできるように体を作っていきたいと思います。
 その後、barefoot trainingもやりました。
 体育館でもしっかりメニューができるようにしたいと思います。
2013年02月16日
 おはようございます。
 今日も2度からのスタートで、しかも風が非常に強いですね。
 トラックが使えるかどうかわかりませんが、レースに向けていよいよ本格的に体を整えていきましょう。

<体育館での練習>
 短距離、中・長ともに体育館ですが、しっかりメニューに取り組みました。
 今日は、集合時間を守ること、人の目を見て話を聞くこと、物怖じしないメンタリティーをつけて勝負できる人間になり、将来は、信頼される人になってほしいという話をしました。
 簡単ではないことですが、そういうことを訓練することができるのも部活の場だけです。
 人間的成長を目指していきましょう。
2013年02月18日
 おはようございます。
 今日も天気が悪いので、体育館になります。
 しかし、そのまま体育館ばかり続けていてもモチベーションが保てそうもなかったので、一度モチベーションを注入しました。高体連が出している栄養と睡眠などに関する統計の資料を用いて勉強会です。これまで自分が言ってきたことでも、実際の高校生アスリートがどうしているのかということが競技レベルごとに確認できたので、説得力も大きかったと思います。
 その後、福士選手のビデオを見て、上手くいかなかった自分から懸命にもがいていく中で抜け出す姿を学びました。
 トップレベルアスリートとランク外の人の差は5%〜10%しかないと言われています。そして、トップレベルアスリートは自分の競技能力の90%が心理面にあると答え、ランク外の選手は50%と答えています。この40%の差こそ、5%〜10%の実力差を生み出していると考えられています。そんなわけないでしょう、と思いたくなるでしょうが、今日の福士選手の映像でも同じことが確認でき、自分が持っているありとあらゆるスポーツ選手たち全てに共通することなのです。
 そして、それら気持ちを鍛えることの中に、大きな声で挨拶をすること、人の話を聞くときに目を見て聞くことが何故関係してくるのか、もう理解できましたね?あとは、その日だけ実践できる90%の凡人になるか、1年後も実践し続けている1%の人間になるかです。
2013年02月19日
 おはようございます。
 今日も雪(今年4回目)ですね(涙)。
 早く外で走りたいという気持ちにもなりますが、めげずに体育館でトレーニングです。
 こういう日はどこの学校も悩んでいることは変わりないと思うので、まっすぐ取り組めたチームの勝ちです。
 
 それにしても、今年、雪降りすぎです。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 部活の時間前にパタリと雪が止み、田中コーチも来てくれたので、チャンスとばかりトラックに行きました。やはり久しぶりのトラックはどんな状況であってもうれしいものです。気温は4度、強風が容赦なく体温を奪っていく苛酷な環境でしたが、そんな中でもこれだけしっかり練習できている学校はそれほどないはずです。こういうときこそ、頑張るしかないですね。
 それにしても、プライオメトリクスやbare footの効果が少しずつ出てきていると感じられます。走る、だけではダメです。
2013年02月20日
 おはようございます。
 昨日の寒さを経験すると、今日はむしろ暖かいくらいに感じますね。
 放課後は井の頭公園陸上競技場での練習です。
 先ほど下見をした感じだと、凍っていたトラックが溶けてぐちゃぐちゃになっていました。放課後までに乾けばいいのですが。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 顧問が会議のため不在でしたが、トラックが使えたようです。星川・田中両コーチも来てくれました。みんな充実した練習ができました。会議終了後、planksを中・長、短距離ともに毎日継続して行うように指導しました。怪我をしない体作り、そして競技力向上のために8分間を作りましょう。
2013年02月22日
 おはようございます。
 今日は試験前最後の練習です。
 にもかかわらず、情報の課題が終わらずに部活に参加できない部員がたくさんいました。
 何としてでも部活に支障をきたさないように、授業中、1分も無駄にすることなく、友達と私語をするのではなく、とにかく黙々と一人で作業を続けた結果でしょうか?そうではないと思います。どこかに油断があったから、残ることになったはずです。
 これまでも常々言ってきているように、部活だけ頑張るというのではいけません。その他の生活で自然と物事に対して真っ直ぐ向き合えているかどうか、陸上のためにcommitできているかどうかが最終的に陸上の結果につながるのです。
 陸上を通じて人間的成長を目指しましょう。それが陸上というスポーツに自分たちができる恩返しだからです。
2013年03月02日
 おはようございます。
 昨日は卒業式でした→顧問の練習3月2日
2013年03月08日
 おはようございます。
 試験も終わり、久しぶりの武蔵野陸上競技場での練習です。
 気温も朝から10℃を超えています。
 気持ちよく走れそうです。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 やっと練習できたと思ったら、多摩湖駅伝まであとわずか。これから調整していきます。
 今日の練習ではみんな自分の衰えを痛感していました。
 これまでできていたことができないことは焦りますが、
 逆に考えれば、これまで普通にできていたことがどれだけすごいことだったのか実感すること、
 そして調子が良い時こそ自分のやっていることを冷静に分析して、オーバーワークにならないようにすることや、
 睡眠時間をきちんととること(今日6時間ではダメだということを説明しましたね)など気を付けていきましょう。
 きっとよい春になります!
2013年03月09日
 おはようございます。
 今日も春らしい温かなお天気です。気温は朝から12℃。
 午後から武蔵野陸上競技場での練習です。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 昨日とはうってかわり、今日はほぼ貸切状態で練習できました。
 2日連続できちんと練習できたことが大切です。
 それぞれみんな課題が見えてきて、それに対しても一歩ずつ着実に前に進むことができています。
 今年の春も、去年の春と同じように、みんなの成長を感じられる季節になりそうです。
 焦らず、ゆっくり、一歩ずつ。
 夢を追い続ける限り、可能性は無限です。
2013年03月11日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
 急に寒さが戻ってきたので、アップを入念にいれながらの練習になりました。
 それでも最後に怪我が出てしまいました。一生懸命やっているからこそのせめぎ合い。これだけは避けられません。とにかく早い対処で、早い回復を祈るのみです。
 スタートラインに立てるかどうか、実はそれが一番大きな勝負だったりします。
2013年03月12日
 おはようございます。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習ができます。
 感謝です。
 今日は短距離、中・長ともに実践的な感覚を一気に取り戻すメニューでした。
 これができるかできないかで大きな違いがある。
 つまり、きついメニューでした。
 それでも、みんな自信を持って取り組むことができました。
 これで一気に気持ちはレースに向いてきました。
 焦らず、1つずつ課題をクリアしていきましょう。
2013年03月13日
 おはようございます。
 今日はすごい風でしたね。
 これまで体験した中でも間違いなく最強でした。
 こういうときだからこそできる練習があります。何事も捉えようです。常にポジティブに、マイナスをプラスに換えて取り組みたいものです。
 強風のときに力を入れず走る走り方をものにすることができました。大収穫です。みんなの感想でも楽しかったという声が聞けてよかったです。
 社会に出た時に逆境に負けない人間になること、逆風が吹いている時こそ、自分を奮い立たせ、逆境を楽しむメンタリティーを身につけましょう。陸上から、たくさんの強さをもらってください。
 僕自身も今日の練習では久しぶりにラストで声が出ました。ここまで追い込めたのも1年ぶりです。
 本当に楽しい練習でした。
2013年03月14日
 おはようございます。
 →多摩湖駅伝要項です。各自確認してください。
 
2013年03月15日
 おはようございます。
 今日は久しぶりに井の頭公園陸上競技場での練習です。
 ここでしっかりと練習することができれば、レースでは良い結果が待っています。
 良いイメージを持って取り組みましょう。

 陸上は一見すると個人競技です。
 でも、陸上を極めることは、誰かがふとした瞬間にしてくれた行為に対する感謝の気持ちや、他の人の気持ちに対する配慮がなければできません。個人競技だからこそ、チームワークが必要です。自分の体だけで勝負するスポーツだからこそ、日々の苦しい練習が必要であり、それに耐えるためには、仲間が必要であり、練習を見てくれるコーチや顧問が必要であり、毎日の生活を支えてくれる保護者の方々、法政大学高校陸上部の活動を理解してくれるその他多くの人々が欠かせません。
 人から愛されるチームになってほしい。ジャージを着ていようと、着ていなかろうと、常に心のどこかに「自分は法政大学高校陸上部の一員である」という誇りを持って、正しいと思える選択をしてほしいと思います。自分ひとりよがりの正しさではなく、他の人の気持ちを考えた上で、正しい判断ができるようになってほしいと思います。
 みんなと一緒に練習したかった気持ちは、自分自身誰よりも持っていたので、今日のことは本当に残念です。
2013年03月16日
 おはようございます。
 気がつけば多摩湖駅伝まであと4日です。
 自分も含めて急ピッチでの調整が続いていますが、無事スタートラインにつけることを祈ります。
 今日も井の頭公園陸上競技場での練習です。

 昨日、たくさんのことを学び、また一つ大きく成長した陸上部のみんなとの練習は非常に楽しく、充実したものとなりました。
 中・長は多摩湖駅伝に向けて最後の追い込み練習でした。ギリギリの設定の中での練習でしたが、みんな意識高く練習できました。短距離はビデオでフォームを撮りながら、お互いに研究しあいながら練習していました。大きく成長するために必要なことは、新しい視点を取り入れ続けること、そのために幅広い知識を身につけること、と同時にこれまでやってきたことを同じように、地道にやり続けることです。
 それぞれのブロックで練習量が上がったことに起因するシンスプリントや、肉離れの症状が見られます。食事と睡眠をしっかりととること、そして、気持ちを常にスッキリした状態にすることで、バランスを整えましょう。人間の体が持っている自己治癒力を最大限に高められるように何ができるか、コンビニに行って手に取るものからその大切な選択が始まっています。 
2013年03月17日
 おはようございます。
 多摩湖駅伝の選手決定&設定タイムを載せました→多摩湖駅伝設定タイム
2013年03月18日
 おはようございます。
 多摩湖駅伝まであと2日です。
 予報が雨になっているので、何とかして雨だけは降らない状態にしたいところです。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習ですが、今日も強風です。こんなに強風がつづくことも珍しいです。

 短距離はこの強風の中、追い風、向かい風、両方を交互に受けながらしっかりと練習できました。総体予選で風が吹いたら、むしろその方が有利になります。
 中・長は多摩湖駅伝に向けての刺激練習でした。風が強いという条件に対して、最初から負けてしまっている人もいました。練習のあと、話をし、今後どのような気持ちでメニューに取り組むか理解できたようです。勝負する日、そうでない日、しっかりと見極めて、勝負のときは徹底して弱い自分に勝ちきれるようになってほしいと思います。
 さて、やるべきことは全てやりました。あとは、スタートを待つのみです。
2013年03月20日
  おはようございます。
 今日は多摩湖駅伝に出場しました。

 多摩湖駅伝に出場するのは、現在の3年生を含めて初めてです。自分も40K走の時に多摩湖を使いますが、どの部分をレースに使用するのか全くわからず、ぶっつけ本番で臨んだレースでした。

 女子記録
 1区 1年 丸田10分17秒
 2区 2年 吉村10分34秒区間2位
 3区 1年 高橋10分22秒
 4区 1年 三角 9分41秒区間2位トータル40分54秒
 高校女子の部4チーム中4位

 男子記録
 1区 1年 奥野 27分53秒
 2区 3年 内山 30分01秒
 3区 顧問 木村 27分20秒
 4区 3年 清水 29分20秒
 トータル 1時間54分43秒
 高校男子の部14チーム中10位

 非常にアップダウンの厳しいコースでした。2月3月と本格的な練習がほとんどできない中での、このタイムは立派です。
 3年男子の勇姿を見ることができ、さらに一緒に走ることができたことは幸せでした。
 短距離の部員や保護者の方まで一生懸命応援してくださり、選手たちも何度も諦めようと思ったようですが、その気持ちを引き留めてくれました。ありがとうございます。
 今日の駅伝は、これからの春のレースに向けて戦闘モードにしていくことと、秋の駅伝に向けてもう一度決意を新たにする、2つの目標を達成することができました。
 みなさんの様々な形での応援があってはじめて走りきることができました。今後も法政高校陸上部をよろしくお願いします。
 今日の写真はこちらから→2013年写真→多摩湖駅伝にお進みください
  顧問の日誌はこちらから→多摩湖駅伝顧問の日誌
2013年03月22日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。
 気温は冬に逆戻りです。朝の段階では7℃です。
 怪我をしている部員もいるので、気を付けて練習しましょう。

 練習は午後からだったので、日差しがあるところでは暑く感じ、風のあるところでは寒く感じました。短距離も怪我人が続出しています。中・長は駅伝をきっかけにシンスプリントが治った部員もいます。どのブロックでもレースを前に、気持ちが切り替わり始めています。気持ちが切り替わっても、体はなかなかついてきません。一気にスピードが出る時期なので、いつも以上にストレッチや、日ごろの生活習慣を大切にしましょう。テーピングなども上手に活用すれば怪我の治りが早くなったり、進行を抑えることができるので、何かあったらいつでも相談してください。
2013年03月23日
 おはようございます。
 今日は井の頭公園陸上競技場での練習です。
 トラックと比べてサーフェスが固いので、怪我をしている部員もいるので気を付けて練習しましょう。

 今日も昨日に引き続き、どのブロックも絶好調で練習できました。短距離のメンバーも、見違えるほどのスピードで走っていました。中・長も来週レースでも良いくらいの出来上がりです。順調すぎると怖くなりますが、部員たちも怪我を経験しているので、こういうときこそ注意しないといけないよなと、自分たちで話ができていたので安心しました。
来週の練習が楽しみです。
2013年03月25日
 おはようございます。
 今日は小雨がぱらついていますが、気温は朝から10℃と高めなので、大丈夫そうです。
 武蔵野陸上競技場での練習です。

 雨の中ですが、現在の法政大学高校陸上部には関係ありませんでした。みんな非常によく集中していて、短距離・中・長ともに良い練習ができました。調子がどんどん上がってきている一方、体がついていかなくて怪我が出てきている部員もいるので、状況を甘く見るのではなく、しっかりと判断しながら各自練習していく必要があります。
 あと1カ月ほどで総体予選になります。それは時間としては確かに焦りますが、逆に言えば、きちんとした質の高い密度のある練習ができれば十分ベストにもっていくだけの時間があります。2日でできることを1日でやろうとするのではなく、今日できることをしっかりと集中してやりきることに意識を向けて練習しましょう。
 レジスタンスや、栄養補給、そして質の高い睡眠、これが何よりも大切になります。
2013年03月26日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
 気温は10℃に届かず、冷たい風が吹く中での練習でしたが、太陽が温めてくれました。
 今日の練習もみんな順調にメニューをこなすことができました。
 明日、あさってと部活としてはオフですが、今日最後に話したように、自分で自分の練習に責任を持って取り組むことも非常に大切なことです。良く考えて、自分の体の声に耳をすましながら、取り組んでください。
2013年03月29日
 おはようございます。
 今日は温かな春日和のなかでの練習となりました。
 短距離でも練習の自己記録を更新する部員がいたり、中・長も怪我から順調に復帰して練習ができるようになった部員がいたり、明るい兆候が見られるようになってきています。今日は食事後のレジスタンスなど、大会に向けてしっかり体を作っていくアドバイスをしました。何をどのタイミングで食べるのかということも、大切です。食事もトレーニングの一種なので、良く考えて、しっかり取り組んでください。
2013年03月30日
 おはようございます。
 今日は一転して寒い中での練習でした。気温も10℃を下回りました。
 武蔵野陸上競技場での練習です。
 中・長はレースを意識した2000、1000をそれぞれ1本というメニュー。メニューに入るまでの心の準備が何よりも大切なメニューです。自分を信じて、恐怖心に打ち克って取り組むことができるか。レースの時も、いかに自分の力を信じて、良いイメージで走りきることができるかどうかです。設定をクリアできた人、できなかった人、それぞれいますが、常に気持ちは前向きにいましょう。まだまだやるべき課題が見えたと受け止めれば、未来はいつだって明るいのです。
2013年04月01日
 おはようございます。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習でした。
 気温も10℃を超えて、日差しもあたたかな中での練習となりました。
 短距離は競技会に向けて調整メニュー、中・長はペース走でした。
 終業式から10日ほどで、ここまで状態を仕上げることができたのは奇跡です。
 4,5の競技会でイメージを作り、総体予選に向けてギアをさらに上げることができるように、コツコツと練習を積み重ねていくしかありません。練習ではつらく、苦しく、汗まみれになりながら、試合ではクールに、クレバーに戦えるようにしたいですね。総体予選は、新入部員も見に来てくれると思うので、法政大学高校陸上部の走りを短距離、中・長と見せられるように今から良いイメージを持って、一日一日大切に過ごしてほしいと思います。
2013年04月02日
 おはようございます。
 今日は雨ですが、気温はすでに10℃を超えています。
 午後から武蔵野陸上競技場での練習です。
 中・長の設定を記録しておきます(4日は木村不在のため)
 5000
 奥野17分20秒(208/km@83)
 3000
 松家11分36秒(232/km@93) 
  高橋12分20秒(247/km@99)
  1500
 岩井4分31秒(181/km@72) 
 丸田5分35秒(223/km@89) 
  三角5分10秒(207/km@83) 
 自分を信じて、自分に負けないように。


2013年04月04日
 おはようございます。
 さて、支部競技会初日です。
 木村は学校で会議ですが、みんなの活躍を祈っています。
 →支部競技会初日結果
2013年04月05日
おはようございます。
今日は支部競技会2日目です。
帰ってきてから結果をアップします。
支部競技会2日目結果
支部競技会写真
昨年の経験があるからこそ、上手くいくこともあれば、むずかしさを感じることがあります。俗に言う、2年目のジンクスというものも実際に存在します。それら幻を打ち消すのは、自分に対する絶対的な自信、それを培うのは泥臭い練習しかありません。
今回のレースで総体予選に向けての手応えと、そして課題が見つかりました。新たな可能性の発見です。上手くいった人もそうでなかった人も真っ直ぐ受け止めて、冷静に改善点を考えましょう。ピンチはチャンスです。
総体予選、楽しみですね。
2013年04月08日
 おはようございます。
 今日は晴天の中、新しい学年としてスタートしました。
 総体予選に向けて、もう一段階意識を改革して練習に取り組んでいきます。
 難しいからこそ、やりがいがある。
 Sport would not be a sport, if challenge wasn't there.
2013年04月09日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。
 4月はなかなか行けないので、貴重な練習機会です。

 今日は明日の新入生歓迎会のリハーサルで3年生のみでの練習でした。
 だんだんと総体予選が近づいてきているという実感がわきました。

 陸上は上手くいかないことの方が多いスポーツです。そして、体一つで勝負するので、小手先での技や、短期間で急激に速くなるという裏技もありません。他の部活動だと、レジスタンストレーニングさえ、継続してできないことの方が多い(きついから)。でも、陸上選手にとっては、レジスタンスは自分を今よりも一歩前に近づけてくれるトレーニングだという認識があるので、つらくても、継続して続けます。自分もトレーニングをしながら、きつさをかんじながら、そんなことを考えていました。
 そう考えると、陸上部員はある意味、変わり者の集まりです。球技のような爽快感を伴うゴールもなければ、息をきらさずにニコニコしながら練習できるわけでもありません。練習の前には、自信を持ってスタートしても、走りだしてしばらくすると、自分の限界を味わされる、上手くいかないことの方が多いのです。それでも、毎回気持ちを切り替えて、自分の限界と向き合うだけの勇気を振り絞って、スタートラインにつく。そんなこと、普通の人にはできることではありません。
 それでも、そうしてスタートラインに立ち続けて、悔しい思いを繰り返しながら、頑張ってきた君たちに、少しでもスポットライトが当たってほしいと思うのは僕だけでしょうか。
 明日の新歓、たくさんの新入生に、陸上の素晴らしさを実感してもらいたいと思います。
2013年04月10日
 おはようございます。
 今日は新歓がありました。
 今日来てくれた生徒の人数はそれほど多くありませんでしたが、みんな陸上部に入ったらきっと大きく成長していけそうな目をしたメンバーでした。
 陸上部に入らないと、陸上の素晴らしさが伝わらないことにもどかしさを覚えます。部員達の頑張りを1年間かけて撮影し、数分間のスライドショーにいろんな想いを凝縮して入れているのですが、陸上部と聞くと足が速くないとダメなのではないかということや、とにかくきついだけというイメージがなかなか拭えないようです。そうではないんだよ、走ることは楽しいことなんだということを伝えたくて顧問をしている自分からすると、もどかしいとしか言いようがない状態です。自分は学生競技からスタートではなく、市民ランナースタートなので、走ることの楽しさを人一倍知っています。走ることは楽しい、そうでなければ、何万人もの人たちが参加するマラソン大会が全国各地で定員オーバーしませんよね。走ることで得られる爽快感からくる楽しさもありますが、すぐに次のレベルに行きたくなります。1カ月前の自分より10秒速く1Kインターバルを行えた時、本当の意味での陸上の楽しさがわかるはずです。陸上は自分の成長を肌で感じ、タイムという物差しで目で確認できるスポーツです。自分に自信が持てない人こそ、走ることの楽しさを味わってほしいと思っています。
 1年生が次に登校するのが土曜日になるので、2,3年生を中心に勧誘を頑張ってもらいたいと思います。→顧問の日誌にもメッセージあり
2013年04月11日
 おはようございます。
 今日から2日間、1年生はオリエンテーションキャンプのため不在です。
 総体予選に向けて集中して練習しましょう。

 全体として調子は上向きです。それが部活の雰囲気にも良い影響を出しています。大切なレース前だからこそ、緊張して縮こまってしまうのではなく、爽快に、自信を持っていることが必要です。
2013年04月12日
 おはようございます。
 寒いですが、快晴です。

 今日は井の頭公園陸上競技場での練習でした。
 うれしかったことがあります。
 それは、1年生が今日までオリエンテーションキャンプだったのにもかかわらず、帰着すると同時に部活に参加した新入生がいたことです。こんなに気合の入った部員は久しぶりです。2,3年生も新たな仲間ができることを本当に喜んでいました。
 明日はPTAのため、顧問不在ですが、1年生が体験に来ます。部員たちも本当に気合が入っていて、とにかく一人でも多くの人に楽しく走ることを知ってもらいたい、と願っています。足が速いとか、運動が得意とか、そういうことは関係ありません。誰でも、いつまでもできるのが陸上です。マラソン大会を見てください。いろんな人が、笑顔でゴールをして、人生観が変わったと言っているじゃないですか。実際に走ることでしか生み出されない達成感や満足感を感じさせる脳内物質があります(それ以外は薬などの力を借りなければなりません)。走ることは楽しい、楽しいから走るのです。
 今日の練習でも、みんな総体予選に向けて、厳しいメニューではありましたが、限界ギリギリまで追い込んで頑張りきることができました。限界を知るからこそ、限界を超えられる、今日の頑張りが明日の余裕を生み出します。
 明日が良い一日になりますように。
 諦めない限り、夢は無限です。
2013年04月13日
 おはようございます。
 今日も朝は3℃からのスタートですが、午後には16度くらいになるそうです。運動するにはピッタリの気温です。

  今日はPTAがあったので、途中から参加しました。2,3年生が1年生の勧誘を頑張っています。今日は7人が体験に来てくれました。星川コーチ、田中コーチも来てくれて、ありのままの法政大学高校陸上部を体験してもらうことができました。来週も勧誘を継続していきましょう。
 そして総体予選まであと8日。
2013年04月15日
 おはようございます。
 総体予選まであと6日となりました。
 井の頭公園陸上競技場での練習です。

 1年生も引き続き、体験に来てくれています。
 2,3年生にとっては当たり前の練習でも、1年生にとっては大変だということを念頭において、一緒に練習させました。やはり、継続は力なり、ですね。自分たちにとっては何ていうことないことでも、最初はきつかったのです。段々と慣れていって、いつの間にか、普通の人ではできないことができるようになっている。そして、それに気づいていない自分がいる。こういう経験をもとに、そういうことにも気づくと、自分に新たな自信がもてるし、もっと練習を頑張ろうっていう気にもなりますね。
 今日は横浜フリューゲルスが経営難に陥って解散する前に、天皇杯で奇跡の優勝を遂げたときのことをスポーツ心理学のゼミで見せたので、その話をしました。技術でも、体力でもなく、心の力で結果を出した例です。心の力は無限です。どこまで自分を信じられるかです。普通の人はどこかで自分を信じられなくなり、練習が止まります。気持ちを常に前に持っていくことも、簡単ではありません。心を強く。
 明日は武蔵野陸上競技場での練習です。楽しみですね。
2013年04月16日
  おはようございます。
 今日は朝から11℃あります。
 天気の良い日で、武蔵野陸上競技場で練習できるのは楽しみです。

  今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
 1年生も武蔵野陸上競技場での練習を体験できました。
 無理しないように指示をしましたが、やる気満々で走っていました。陸上を始めた時の気持ちを忘れないでほしいですね。走ることはもともと、楽しいものなのです。
 そして、総体予選まであと5日。
 ここまで来たら、あとはいかに自分に自信をつけてスタートラインに立つかどうかです。
 スポーツ心理学の世界では、一流ゲームというのがあり、あなたは一流ですかと自分に問いかけて、はいと答えられれば、しっかり取り組めている、はいと答えられないときは何か欠けているものがあると考えます。
 あなたは一流ですか?
2013年04月18日
 おはようございます。
 このところ良い天気が続いていて、練習がしやすいです。
 総体予選まであと3日です。

 今日は短距離は調整、中・長はもうひと踏ん張りです。目標をはっきりさせて、練習に真剣に取り組んでいました。フォームもずいぶんと固まってきました。今日は、日曜日の天気のことに関して、部員が不安にしていたので、降る人の上に雨は降る、振らない人の上には雨は降らないという話をしました。自分の上にだけ雨が降るわけでもなく、また、雨が降っていても集中していて気づかない選手もいる。本当に集中した状態というのは、不利なことを不利と思わず、自分のやるべきことのみに意識が向いている状態です。100人いれば、99人は気にするところでも、残りの一人になることができれば、不利なはずの悪天候さえ、有利に持っていけるはずです。天気さえ味方につける選手になりましょう。
2013年04月19日
 おはようございます。
 今日は寒いですね。
 総体予選まであと2日です。
 しっかりと準備を整えて、本番を迎えられるように今日という一日を大切にしましょう。

 中・長は来週のレースに向けて、まだ山を越えなければいけません。きついですが、このきつさを乗り越えてこそ、その先のレースでの達成感が待っています。頑張りましょう。

  今日も引き続き、1年生の新たな体験見学者が来てくれました。本当にうれしいです。自分は高2の担任をしていますが、クラスの面談をしていても、部活動に入っていない生徒に「陸上部はどう?」と声をかけると、決まって返事が来るのが「でも、足が遅いから」という返事です。本当に多くの人が、陸上部は足が速い人がやる部活動だと思っているのだと思いますし、実際にそのような位置づけで部活をしている陸上部もたくさんあるのだと思います。でも、自分が決まってこたえるのは、「運動をしたことがない君たちのお父さん、お母さんくらいの年齢の人だって、走っているじゃない」ということです。走ることは、人と比べることではありません。自分の中の、自分でさえ気づかない自分を探す旅、思ったより頑張れる自分がいたり、三日坊主だった自分がいつの間にか1週間走り続けていたり、練習しているうちに最初のスピードが全然苦しくなくなっている自分に気づいたり、いつの間にか食べるものでさえ体にいいものを選ぶようになっている自分がいたり、そういうことの積み重ねで、自分しか気づかない自分だけの目標が見つかって、そのゴールを一人、じっくり味わいながらかみしめたりすることなのだと思います。
 陸上と出会う前の自分の話をすると、体重は60kgに迫りつつあり、体脂肪の計測できる体重計など持っていませんでしたが、おそらく体脂肪率は20%近くあったと思います。そんな自分が三浦しをんさんの本のおかげで、朝練を始めて、誰よりも硬かった体が誰よりも柔らかくなり、月間の走行距離が200km、300km、500kmと伸びていき、体脂肪率を正確に測定できる体重計を求めるようになったり、普段着る服を含めて体に合ったものを選ぶようになったり、長かった髪を短くしたり、牛乳を無脂肪に変えたり、そもそも食べることをそれまで以上に貴重な機会だと考え、よく味わいながら、感謝しながらおいしくたべられるようになったりするようになったことは、陸上と出会ったから発見することができた新たな自分の姿です。このことには感謝してもしきれないほどの借りがあるので、せめて、それを高校生に伝えることで恩返しできればと思っています。
 先日ボストンで起きたテロ事件は、何万人もの人たちの、こうした日々の努力や、想い、そして新たな自分へと出会いたいという希望を打ち砕く行為です。多くの人が両足を切断しなければならない状況に陥ったことは、走るということを心から愛する人間の一人として深い悲しみと、悔しさ以外の何もありません。僕たちは、こうしたことにも心をとめながら、改めて走ることへの愛しさを噛みしめ、誰もが走ることを通じて、新たな自分と出会う喜びを経験してもらえることを祈り続けたいと思います。
2013年04月20日
 おはようございます。
 引き続き、今日も寒いです。最高気温で11度くらいまでしか届きません。
 さて、いよいよ総体支部予選まであと1日となりました。
  君たちは幸せです。こんなにドキドキ、ワクワクすることが高校生の時に経験できるのですから。この緊張感の源は、どれだけ自分が努力してきたかということと関連があります。つまり、それだけ君たちが努力してきた証拠でもあるわけです。僕は見てきました。君達が一生懸命、ひたむきに陸上と向き合ってきたことを。この瞬間の気持ちを忘れないでいてほしいと思います。頑張ったことは必ず報われる、それは決して結果の話だけではないのです。レースを迎える前日に、陸上でしか経験できない気持ちを経験できていることこそ、陸上の神様から君たちだけに送られたgiftだと思います。
 明日は、そういう想いを抱いたライバルたちとの勝負です。想いの強さが結果を生みます。imageryを5感をフルに活用して行い、自分が今まで出せたことのないような最高の走りをしている姿を思い浮かべてください。イメージできることは、実現します。 
2013年04月21日
 おはようございます。
 総体支部予選初日です。
 →試合結果

 顧問はDNSとなってしまい意気消沈でしたが、生徒たちのおかげで元気をもらいました。本当によく頑張りました。この雨の中、そして10℃に届かない気温の中、2年生の三角さんが1500MでPBを更新、3年生の安達君が100Mで都大会進出を決めました。おめでとう!!2年生の齋藤さんは惜しくも支部9位、あと1つ届かず都大会出場を逃しました。昨年度から、法政大学高校陸上部はこの悔しさを味わわされていますが、そのたびに悔しさを力に変えて、より大きな成長に続けてきました。
 出場した選手みんなが、昨年のこの時期と比べれば、格段に成長しています。短期的な結果に惑わされるのではなく、長期的な視点でとらえてほしいと思います。Steve Jobs氏が言うところの、点ではなく、線として人生をとらえていくべきです。一つ一つの点に一喜一憂するのではなく、目標に向かってまっすぐ引かれる線として捉える。もちろん、点が多い方が、よりしっかりとした線になることは間違いありません。毎回の練習が、今日のレースと同じような点となるように、大切にしていきましょう。
 来週の総体支部予選も楽しみですね。
2013年04月22日
  おはようございます。
 今日は井の頭公園陸上競技場での練習でした。
 昨日のレースの振り返りを一人ずつ行いましたが、みんなびっくりするほど成長していることが感じられました。結果だけではなく、しっかりと分析をして、今後につなげていこうという意欲が感じられました。大きな成長だと思います。
 何か一つ工夫をすると、その工夫がどんな形で新たな結果につながるのかが楽しみになります。このワクワク感がモチベーションとなって、つらくても自分を信じて前に進めてくれる力になるはずです。人から押し付けられた工夫ではなく、ちょっとした自分なりのアイデア、スポーツだけでなく、人生全ての瞬間が壮大な実験の舞台なのです。
2013年04月23日
 おはようございます。
 昨日、お子様を通じて、保護者会のお知らせを配布しました。今年度も、部活動のない土曜日が都大会と当たってしまいますが、特に1年生の保護者の方になるべく早くお会いして、部活動の方針などお話させていただく必要がありますので、5月18日(土)13時半より保護者会とさせていただきます。

 さて、総体支部予選まであと4日となりました。今日も天気に恵まれた中での練習ができそうです。

 今日の練習ほど、みんなの成長を感じる練習はありませんでした。一人一人がしっかりと目標を持って、練習の意図を理解して、主体的に取り組むことができていました。最後のミーティングで話をしましたが、陸上にショートカットはありません。一気に縮めることを考えるのではなく、1週間、1ヶ月単位で記録を縮めていくことを考えましょう。もっと練習したい、今の自分ならきっとできる、という気持ちが心に燃えている今の状態を覚えておいて、その状態が1年間継続して続いていけるように、欲張らず、謙虚に、毎回の練習でちょっとずつ成長していきましょう。
2013年04月25日
 おはようございます。
 総体支部予選まであと2日です。
 今日は朝から15℃と暖かい気温で練習できそうです。
 今日からは自分の状態を研ぎ澄ますタイミングです。鋭く切れ味抜群の走りをイメージしましょう。

 今日の練習もみんな意識高く、しっかりと取り組むことができました。調子も絶好調です。記録が期待できます。そのうえ、レース前の食事をどうすればいいかなど、質問をしてくる積極性も見られました。栄養学に関しては、保護者の方々には保護者会の時に簡単にお知らせしたいと考えています。部員たちには、日頃から少しずつ触れていこうと思いますが、本格的なことは合宿のときに話そうと思っています。
 都大会出場という言葉を部員たちが口にするようになりました。僕が顧問になったばかりの頃は、まったく考えることができなかったことが、短距離では失敗しなければ行ける状態、中・長では全てがうまくいけば行ける状態にまでなっています。全ての部員が、自分にも可能性があると感じられるところまでいけたら、それ以上幸せなことはありません。

 中・長の設定です。
 5000
 奥野17分20秒 1K208 @83.2 
 3000
 吉村12分51秒  1K257@102.8 
 高橋12分20秒  1K247@ 98.7 
 800
 松家2分40秒@80.0 
 松野2分50秒@85.0 

 練習から算出する限り、このタイムであれば、必ずいけます。それ以上は、陸上の神様の微笑み次第です。でも、本当に努力した人しか微笑んでもらうことができないことは知っての通りです。
2013年04月26日
 おはようございます。
 総体支部予選まであと1日です。
 今日も春らしい暖かな天気のもと、気持ちよく練習できそうです。

 さて、やるべきことは全てやりました。
 あとは、自分を信じて、どこまでも信じて、最後まで信じるのみです。
 I'm ready, I'm ready, how about you? -Usain Bolt 
2013年04月27日
 おはようございます。
 今日は総体支部予選2日目です。
 総体支部予選2日目結果
 総体支部予選2日目の様子
 
 今日は部員の成長と、練習で自分にどこまで自信をつけられるかということの大切さを部員一人一人が確認できました。スタートラインに立ったとき、苦しくなったときに自分の限界を超えて前に進めてくれるのは自信です。
 去年の一番仕上がっているシーズンから比べればもっとと思っている人もいるかもしれませんが、去年の4月と比べれば成長を感じられたはずです。
 まだ1年が始まったばかりです。目標の設定値を、見えるけれどもなかなか届かない高い位置に設定して、自分でその目標に到達するためには何が必要なのか作戦を練り、一つ一つ課題をクリアしていきましょう。
2013年04月29日
 おはようございます。
 明日は雨予報ですが、雨が降った時でも練習は決行します。
 着替え、防寒具などしっかりと準備して臨んでください。
 1年生は、学校指定のジャージなどでなくても構わないので、暖かい着替えなど準備してきてください。
2013年04月30日
 おはようございます。
 今日は朝から17℃と、温かな気候になりました。
 予報では雨でしたが、気合で晴れにしました。明日以降も雨予報です。
 今日からは都大会に出場しないメンバーにとっては、6月の学年別に向けての練習になります。
 新しい気持ちでスタートしましょう。

 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
 法政だけで集中して使うことができました。部員それぞれが意識的に練習に取り組むことができています。アップにウォーキングを入れたり、ストレッチの本を読んだり、全体でやる練習だけでなく、個人個人の弱点をしっかりと把握して、それを克服しようとする姿勢が見られます。こういう工夫こそ、自分のモチベーションを保ってくれるきっかけにもなります。そして、何より、確実に自分の走りを前進させてくれるものになります。1年生も少しずつ練習に本格的に参加するようになってきました。焦らず、ゆっくりと走りの好きな人から、陸上部員へと変化を遂げてほしいと思います。
2013年05月01日
 おはようございます。
 今日は朝から8℃。寒いですね。
 雨予報なので、防寒具や着替えが必須です。
 明日の練習は武蔵野陸上競技場での練習を予定していましたが、開放日ではなかったので、井の頭公園陸上競技場にします。9時、学校のエントランス集合(制服で登校)にしますので、間違えないようにしましょう。

 今日は高橋コーチも来てくれました。1年生も、徐々に練習に馴染んできました。短距離、中・長ともにこれから先の大きな成長を感じさせてくれるメンバーです。2,3年生は学年別大会に向けて、一人ひとりが今まで以上の取り組みをしています。それらの工夫は必ず、自分を今までよりも1歩先に進めてくれます。そして、そういう努力をしてきた自分がいるということを自分が信じていると、レース前のスタートのときに今までにない力を与えてくれます。
 今日のミーティングで話したように、内的モチベーションは体の内側から、炎を灯し、生涯を通じて自分を前に進めてくれる力です。モチベーションは変化しやすく、少しのことでも大きく影響されます。悪い方に影響されるか、良い方に影響するか。ちょっとした工夫でも次の日の自分を変えてくれて、早く走りたい、という気持ちを生み出すことは可能です。毎回の練習が充実したものになるかどうかは、開始する前の心の状態で8割は決まっています。
2013年05月07日
 おはようございます。
 だんだんと温かくなってきています。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。

 今日はものすごい暴風でした。しかも風が非常に冷たく感じました。まだまだ寒さは消えませんね。
 5月になって武蔵野陸上競技場が19時まで開場するようになったので、他校の生徒もたくさん集まり、さながら競技会のようなにぎわいでした。本当にみんな夢に向かってひたすら努力していますね。運命共同体のようなものを感じます。高校生の頃、自分のことを信じて、努力を積むことの大切さを本当の意味で理解できるのは大人になってから、もしくは子供を持つような年齢になってからかもしれません。結果ももちろん大切ですが、夢に向かって一歩ずつ、失敗を繰り返しながら、それでもあきらめずに走り続けることの方がよっぽど大切です。
 そういった意味では、今日注意した、トレーニングの時に回数を気にして姿勢が適当になっていたり、可動域が狭くなっていることは気を付けなければいけません。周りと合わせることではなく、自分にとってプラスになるように、毎回の練習に自分で意義を見出し付加価値をつけていくこと、これなくして成長はありません。
2013年05月09日
 おはようございます。
 今日は朝から15℃ありました。
 走るには気持ちが良い1日となりそうです。

 1年生部員もそろそろ人数が固まりそうです。今年は7人も入ってくれました。最初は3人くらいだったところから、2,3年生が粘り強く1年生の教室に足を運び、少しずつ増やしていくことができました。まだまだ陸上は足が速い人のスポーツという固定観念から抜け出せませんが、地道に陸上道を布教し続けたいと思います。
 新しいメンバーを加えて更に大きくなった輪となった陸上部、年々進化を続けています。
2013年05月10日
 おはようございます。
 いよいよ明日、安達君が都大会に出場します。授業で応援にいけませんが、速報を心待ちにしています。
 今日は朝から気温が15℃あり、学校に来るまでに汗がじんわりするような気温でした。熱い季節がやってきますね。
 再生、復活、新生を表す巳年、法政高校陸上部の進化する足音が聞こえています。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。

 武蔵野での練習は、きついメニューでしたが、上級生は流石、どんどんタイムを上げています。1年生もどんどんと陸上部員らしくなってきています。みんなメニューに取り組む時の目がいいです。女の子でも、男の子でも、カッコイイ、光るものがあります。
 そして、ミーティングでは感謝の気持ちについて話しました。陸上選手に高校生が質問をしていました。「学校で感謝の気持ちがない奴は陸上をする資格がないと言われましたが、そうなんですか?」陸上選手は、次のような答えをしていました。「感謝の気持ちがなくても陸上はできるけど、それは趣味です。陸上は個人競技ですが、練習場所をセッティングしてくれる人、お弁当を用意してくれる人、一緒に練習してくれる人、競技場を管理してくれる人、いろんな人が関わってくれているからこそ自分が練習できるのです。そのことに対して感謝の気持ちが持てない人は、陸上選手と呼べません」
 自分もスポーツ心理学の観点から言っても全く同感です。感謝の気持ちが高い人ほど、競技能力やモチベーションが高いことがわかっています。それでも、先日サッカーでは判定を不服とした高校生選手が審判を殴り、死亡させた事件がアメリカでおこりました。半年ほど前には、オランダで、息子の試合の線審をしていたお父さんが相手チームの選手に殴られて死亡しています。このような残念なニュースを聞くたびに、これはスポーツではないと思います。ただの球遊びです。大人がルールを無視して、むきになってやっている球遊び。そんなものに人々が感動するはずはありません。上手ければいいわけではないのです。
 スポーツとは何なのか、何のためにやるのか、スポーツから何を学ぶのか、そこが欠如していたらスポーツではなくなってしまいます。
 感謝の気持ちを持つこと、そしてそれを自分の心の奥深くにしっかりと染み込ませて、その感謝の気持ちが体全体から引き出されるような、そういう人になってほしいと思います。
2013年05月11日
 おはようございます。
 都大会初日です。
 安達君、活躍を心から祈っています。

都大会初日結果
 残念ながら決勝進出とはなりませんでしたが、今シーズンのベストが出て、自分なりの課題も具体的に見つかったようです。課題を見つけて、それを克服するための方法を考えている瞬間、そしてそれに取り組んでいる瞬間がスポーツにおいて一番楽しい瞬間です。誰かから指摘されるよりも、自分でそのような発見をしたときの方が、きっと自分の力につながるはずです。

 そして、学校では雨天のため体育館で練習しました。改めて、陸上部の人数が増えたことを実感します。今日はオフメニューだったので、僕たちの走りを披露する場にはなりませんでしたが、走るということを専門的にやっている人はやっぱりかっこいいなぁと他の部活や、中学生に思ってもらえることは未来の部員確保という面でも大きいと思います。体育館で練習する日は、だらしない走りではなく、きらっと光る走りをしましょう。
2013年05月13日
 おはようございます。
 試験1週間前まであと1日。
 気持ちをしっかりと練習に向けてもっていって、良い練習ができるようにしましょう。
2013年05月14日
 おはようございます。
 今日は朝から17℃ありました。熱中症に気をつけながらの練習になります。特にシーズン始めは要注意です。

 今日は試験1週間前の部活動禁止期間が明日から始まるので、最後の練習となりました。
 武蔵野陸上競技場での練習でしたが、改めて新しい法政大学高校陸上部の可能性を様々な場面で感じることができました。1年生が本当に素直で、一生懸命な生徒たちが集まってくれたこと、2年生も先輩としての自覚に満ちていて、これまで以上に陸上に向かい合って真剣に取り組み始め、3年生に至っては後輩たちの良き見本として練習を引っ張り、後ろ姿でたくさんのことを伝えられる先輩になりつつあります。
 しかし、法政大学高校陸上部はバランスが大切だということを言い続けています。陸上は自分の好きなこと、そして自分を成長させてくれる場でなくてはいけません。これからの2週間、勉強にも妥協せず、いつも以上に真剣に取り組んでほしいと思います。学ぶことは一生続いていきます。陸上と同じで、人から与えられたものをただやっているのではなく、自ら目標や意義を設定して取り組むところに真髄があります。陸上と同じで、終わりはありません。陸上と同じで才能ではなく、努力が結果につながります。陸上と同じで何歳から始めても、関係ありません。大切なのは、陸上と同じで、自分という主体性がそこに存在しているかどうかです。「よし、やろう!」と決めること、そして頑張った努力がつながっていく将来の自分の姿を想像すること、なりたい自分になるために必要なことを探し、実現するための方法を生み出していくことです。走るのは、学ぶのは、自分です。どんな結果になっても言い訳はできません。1日でできるようになるというショートカットもありません。毎日少しずつ自分の限界に挑戦した人にのみ、陸上の、勉強の神様からご褒美が与えられます。それでも、陸上のように実際息が苦しくなることも、足が攣りそうになることもない分、勉強の方がよっぽど簡単です。そして、楽しめるもののはずです。実際、僕は今でも平日3時間、休日は5時間ほど勉強を楽しんでいます。陸上でも、勉強でも、僕に負けてられない!というガッツを見せてください。
2013年05月17日
 おはようございます。
 いよいよ明日、安達君が都大会2日目に出場します。
 試験1週間前という難しい時期でしたが、自分を信じて、安達君らしい走りをしてくれることを期待しています。
2013年05月18日
 おはようございます。
 いよいよ都大会2日目です。
 安達君が200Mに出場します。冬はずっと長い距離の練習をしてきたので、応援しています。
  都大会2日目
2013年05月27日
おはようございます。
今日から試験明けの練習開始です。
武蔵野で、充実した練習にしたいと思います。
保護者のみなさまへ。本日練習にて合宿実施要項および参加承諾書を配布いたします。ご家庭でご確認ください。

 今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
 やはり、また一からのスタートになってしまいました。
 勉強と部活の両立、時間のマネージメント、たった30分でいいから、何とか走ることを継続できるように、普段から勉強に親しむこと。勉強は、楽しいものです。自分は勉強できる時間が大切だと感じています。勉強も走ることも根っこは何も変わりません。そのこと自体に興味を持ち、目標を設定し、達成するための方法を模索する、そして努力して、結果を出す、このサイクルほど楽しいものはありません。勉強にとっての練習時間は授業時間です。授業でどれだけ興味を持って取り組むことができるか、勉強と部活を両立できる人は、そのどちらでも他の人を圧倒できます。どちらか、という問題ではなく、それぞれにどれだけ熱意を傾けられるか、集中できるかということがポイントです。両立できる人は心のエネルギーが大きい人です。成功する人です。
2013年05月28日
 おはようございます。
 2日連続で部活ができることってうれしいですね。
 今日も武蔵野陸上競技場での練習です。
 梅雨は今年はこないんですかね。それともこれから、毎回雨の日々がやってくるのでしょうか。今年は雨の中でも練習しないとだめですね。
 さて、昨日の練習でも話しましたが、スポーツ心理学において、成功する上でもっとも大事なものはモチベーションです。毎日部活をしている人であれば、こう言われてみると確かにと思う部分があると思いますが、モチベーションと競技結果は密接な結びつきがあります。練習でもモチベーションがMAXな日と、そうでない日では結果に大きな違いが生じます。そして、モチベーションは体調ともリンクしています。モチベーションが下がってきているということは、疲労がたまってきている証拠でもあります。ただ、モチベーションが一方的に下がるのをそのまま黙って見過ごす人と、自分でコントロールするためにできることをする人の違いがあります。モチベーションを常に高い状態に保つ人は、長期、中期、短期の目標を設定していて、自分の時間をしっかりと管理していて、やるべきことが見えている人です。そして、outcome goal(1位になる)だけでなく、task goal(〜をできるようになろう)、social approval goal(周りの人に認められたい)という3つの目標設定をバランスよく行い、常に前向きに物事を考えられる人です。これは、心の話なので、変えようと思えば、今からでも変えられます。上手くいかないことがあるときは、自分を変えなければダメです。そして、上手くいっているときは、そのやり方を変えないほうがいいです。
 今日の練習では、試験期間中に自主練できた人と、そうでない人の差が見られました。体のこともありますが、少しでも走ることを続けてきたという自信がモチベーションを高め、「自分ならできる」「できる」という気持ちになれることで、きついメニューでも最後まで集中してできるのです。
 数多くのアスリート、メダリストを研究した結果生まれたスポーツ心理学。その膨大な量の研究結果から、成功する一番の要因はモチベーションであるとされている理由がわかったでしょうか。
2013年05月30日
 おはようございます。
 いよいよやってきますね。梅雨が。井の頭での練習が難しくなる時期です。そして、今日は体育館です。
 Negativeに考えれば練習できないとなりますが、Positiveに考えれば試験明けで体がついていっていないところの中休みと考えることもできます。体育館でできることを一生懸命やりましょう。
2013年05月31日
 おはようございます。
 昨日は雨だったので、生徒の希望もあって映像から学ぶ日となりました。
 見せたのは、
 1.帝京大学ラグビー部
 2.マラソンケニア
 3.苅部先生の走り方講座
 4.川内優輝選手の高校時代の苦悩
 でした。自分は会議のため不在でしたが、もともと映像を見たいとなったきっかけが1の帝京大学ラグビー部の特集でした。これを自分の英語で学ぶスポーツ心理学ゼミ(P.S.T.)で見せたところ、生徒たちが感動し、陸上部員も多くが受講しているので、見ていない部員にも見せたいということになったからです。
 帝京大学ラグビー部は前人未到の4連覇を果たしましたが、その強さの秘密はチーム力にあります。まず、全員が紳士であること。これは正々堂々としているということです。優勝後のコメントでも、帝京大学ラグビー部はこれからも、みなさんから愛されるチームでありたいと語っているところからもわかるように、一人ひとりの責任ある行動、発言からチーム作りが始まっていることが伝わってきます。そして、光の赤ジャージを着ることができない部員たちが、まるで一緒にフィールドで戦っているかのように、苦しみ、喜びを共にしています。その様子は、試合前のアップを全員が正装で見守り、フィールドに入っていくときにタッチしながら自分の気持ちを選手に託し、託された側も、託した側も共に戦っているということを実感できているところが強さです。試合中もインターバルの間にスタンドで見ている仲間のことを選手達が見上げます。チームとは何なのか、その根本を見事に、明白に伝えてくれています。
 陸上は個人競技です。個人競技はとかく団体競技より見下される傾向にあります。チーム力がないと。
 でも、それは大きな間違いだと自分は思います。個人競技は、最終的に全て自分が責任を負うことを問われる厳しい競技です。苦しさも、迷いも、全て自分で背負ってやり遂げなくてはいけません。それは試合の時だけではなく、普段の練習のときから常に問われ続ける厳しい競技です。だからこそ、そこには仲間が必要で、走っている先に待っている仲間のことを信じて、1秒でも早くバトン(襷)を渡すために自分の限界を超えていくチームスポーツです。心のない中途半端な応援では選手の力を引き出すことは難しく、「本気」の詰まった応援によって選手が限界を超えていくのです。日頃の練習でも、自分たちが一人ではないということを練習しているときに実感できるチームは強くなります
 帝京の映像を見たいと言ってくれた部員たちは、きっと心の奥底でこういうチームにしていきたいと思ってくれたのだと感じ、顧問としてはうれしく思います。
2013年06月01日
 おはようございます。
 今日も良い天気です。
 日差しがあるときは、急激に体温が上昇して熱中症になりやすいので、ドリンクなどしっかりとした準備が必要な時期になってきました。昨日も練習が始まってから曇ってくれたおかげで、助かりましたが、暑さに慣れていないこの時期が一番怖いです。
 ところで、今日はたっくん(長男)の運動会でした。仕事柄、見にいけなくて本当に残念です。朝、最初の3歩は下を向けという指示を出し、少しだけ練習しました。そのあと、奥さんからたっくんが「ぼくさー○○ちゃんママに、応援してるから一等賞とってね!って言われたんだけど・・・本当に一等賞取れるかなぁ」と不安をもらし、朝食も食べられなかったことを聞きました。でも、出発するときには「ぼくね、言ってなかったけど、運動会大好きなんだ!」とニッコリスマイルが出たそうです。奥さんはそのスマイルでメロメロに。その後、無事一等賞を取ったことを報告されました。今日はお祝いです。
2013年06月03日
 おはようございます。
 急激に冷え込んでいます。寒暖の差に気をつけたいところです。
 今週も良い1週間となるように、大切にスタート切りたいですね。

 土曜日の練習から一日あいての月曜日、学校の始まりと重なり、モチベーションを練習に集中させるのもなかなか難しいものがあります。それでも、走りだすことによって、余計なことが吹っ飛んでいき、気づくと苦しさの中に充実感や楽しさを見出すことができ、やっぱり走ることが好きなのだと実感できます。タイムや、順位を目標にしすぎると走ることが重しに感じられることも出てきます。結果を目標にするのではなく、その過程(フォームを気を付ける、力まずにテンポよくなど)にポイントを置き、集中して取り組むことにより、最初の一歩を踏み出す勇気がきっとでてくることだと思います。
 人からの評価を気にするのではなく、自分の中での目標を大切にすることが永久に燃え続ける心のエネルギーとなります。
2013年06月04日
 おはようございます。
 昨日とは一転、今日はすごく暑くなりそうです。
 体が慣れていないので、熱中症注意です。

〈武蔵野陸上競技場での練習〉
 試合が近づき、練習の質が高くなってきています。今までできなかったことが、だんだんとできるようになってきています。1年生もちょっと前までは素人同然の走り方でしたが、今ではみんな立派な陸上部員です。練習の中で、自分でポイントを積極的に持ち、それを達成するためにはどうすればいいのか、疑問に思ったことは顧問やコーチにどんどん質問して、自分でもよく研究して、常にこれを試してみたいという気持ちがあり続ければ、成長は永遠に続きます。
 怪我をしている部員も、それぞれが課題を見つけ、自立して歩みだしています。苦しみの中にこそ、自分を成長させる多くのヒントがあることをきっと気づいてくれたのだと思います。そうした努力を続けている人すべてに、僕は尊敬の念を覚えざるを得ません。
2013年06月06日
 おはようございます。
 今年は、雨が少なく、陸上部的には助かります。
 今日も涼しく、走るのには最適な天候となりました。

 さて、今年も熱中症指標計が活躍する時期がやってきました。
 熱中症指標計とは、WBGT(湿球黒球温度)が計れるものです。WBGTとは、Wet Bulb Globe Temperatureの略で、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標となり、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。WBGTの温度で31度を超えると、運動は原則中止となります。夏場はなかなかそうもいかない状況もありますが、気温だけを目安に熱中症を考えるのではなく、気温は低くても湿度が高いときや、暑さに体が馴化していない時期などは注意が必要です。危険を認識した上で練習することが大切です。

 今日は井の頭公園陸上競技場での練習でしたが、会議のため、遅れて参加となりました。
 練習後、飯盛君が「先生、少し走れました」とうれしそうに報告してくれました。良く聞くと、100Mを速いペースで走れたとのこと。そのあと、実際に走るところを見せてくれました。見た瞬間、「あぁ、飯盛の走り方だ」と懐かしく感じました。やっぱり、走れるってことはうれしいことですね。そして、うれしそうに走っている人を見るのは、それ以上にうれしいことです。
2013年06月08日
 おはようございます。
 今日も走るのにはもってこいの気候となりました。
 昨日は英検で練習がありませんでしたが、良いレストとなったことと思います。
 今日の練習では走りたいという気持ちをぶつけてほしいと思います。

 日に日に練習の充実感を感じます。部員も調子がどんどん上がってきています。
 前回は試合に向けて少しずつ調子が落ちてきてしまいましたが、今回は上げた状態で入れるようにしたいと思います。1年生もどんどん力を付けてきているので、結果に関係なく、みんなが元気に走る姿を見れるのが楽しみです。
2013年06月10日
 おはようございます。
 今朝は朝から20度以上ありました。さすがにじめっとしてきました。
 学年別大会まであと19日。戦闘モードに切り替えです。

〈武蔵野陸上競技場での練習〉
 練習が軌道に乗ってきています。一人ひとりの状態も上がってきていて、記録がどんどん伸びています。ここから先は、どれだけタイムに縛られないかです。タイムを設定した時に、このタイムは無理、と決めてしまってはいつまでたっても壁を超えることはできません。自分の成長を、可能性を信じて、体の感覚を大切にして前に進み続けることでしか、まだ見ぬ未来の自分に会うことはできません。世界には、45歳になるまで記録を伸ばし続け、国際大会で優勝している人もいます。そういう人の足跡をたどっていくと、年齢も関係ないように思えます。
 自分自身の話を少しさせてもらうと、1周2.2Kの周回コースを毎朝4周(8.8K)、前後にアップとダウンで合計2K走り続けています。このコースを設定した5月13日は4周合計タイムが40分18秒(1K平均4分35秒)でしたが、5月20日には35分22秒(1K平均4分1秒)、5月27日には34分29秒(1K平均3分55秒)、そして今朝は32分45秒(1K平均3分41秒)と1カ月で7分以上もタイムを縮めることができました。努力して勉強して、新たな可能性を模索して、もがきながら、悩みながら、それでもできることからコツコツと積み上げていくしか現状を打破することはできません。体の回復力自体はおそらく10代のころより落ちているので、体の声に耳をしっかり傾ける必要もあります。
 言い訳をするのではなく、できることからコツコツと積み上げていくことで、自分に自信がつくはずです。この体の内側から湧き上がる自信こそ、君たちを見たことのない景色へと連れて行ってくれる力です。
2013年06月11日
 おはようございます。
 学年別大会まであと18日です。
 放課後まで何とか天気がもってくれればいいのですが。

<体育館での練習>
 ひさしぶりの体育館での練習となりました。しかし、思い返せばここでの練習が今の自分たちの土台を作ってくれました。何だか懐かしい感じがしました。部員もみんな意識高く取り組むことができていました。場所を選ばず、どんな環境でもしっかりと自分の目標を持って取り組めるようになれば一人前です。陸上部員らしい表情になってきました。スポーツ大会などが予定されているのでしばらく練習はありませんが、良いリフレッシュにしてもらって、金曜日の練習で自分の可能性にびっくりしてほしいと思います。
2013年06月13日
 おはようございます。
 本日予定されていたスポーツ大会は延期になりました。
 ということで、今日も体育館で練習します。
 陸上日誌をつけるうえで、参考にしてください→起床時心拍、コンディショニング数値について

 
2013年06月14日
 おはようございます。
 今日も雨ですが、練習の方は決行します。
 去年の学年別大会の5支部記録一覧を持っていきます。
 目標を持って、自分にも可能性があると感じてもらえたらと思います。

〈武蔵野陸上競技場での練習〉
 体育館での練習はやはり、いろいろなところに負担が出るようです。そんな中ですが、中・長はポイントとなる練習でした。設定をクリアする人が続出しました。現状でも、目標タイムはクリアできそうです。ここからあと15日、更に磨いていきたいと思います。そして、今年は短距離・中距離・長距離それぞれで選抜出場メンバーが出ることを楽しみにしています。
2013年06月15日
 おはようございます。
 学年別大会まであと14日です。
 やはり競技場で練習できることは幸せですね。今日は天候次第ですが、トラックで練習できるとうれしいです。
2013年06月17日
 おはようございます。
 学年別大会まであと12日です。
 今日からは量よりも質、どんどん調子を上げていけるように頑張りましょう。

 <井の頭公園陸上競技場での練習>
 星川コーチが来てくれました。そして、コーチも昨日200Mのレースがあり、自己新、さらには2部陸新を出したことを聞きました。うれしい限りです。高校で走ることに嫌気がさしてしまい、陸上をやめてしまう人が多い中、法政大学高校陸上部を卒業した部員たちが再び走ることを継続してくれ、さらには記録を更新していくことのすばらしさといったらありません。田中コーチも、高橋コーチもそれぞれ記録を更新しています。コーチ陣がこれだけ頑張っているのも、部員への激励になれば、さらにうれしいことです。
 みなさん、明日の練習が楽しみですか?僕は楽しみです。何が起きるのか、ワクワクです。きっと設定を軽く切ってしまう自分の成長に喜びを感じていることでしょう。それくらいの自信を持ってほしいと思います。できる、できる、自分ならきっとできる!
 できると言えば、できるのです
 試験期間と完全に重なってしまう今回の大会期間、勉強と陸上の両立ができてこそ、法政大学高校陸上部員です。
2013年06月18日
 おはようございます。
 学年別大会まであと11日です。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。
 楽しみですね。

〈武蔵野陸上競技場での練習〉
 陸上の神様の粋なはからいなのか、ものすごい雨でした。それでも、僕たち法政大学高校陸上部は、まるで雨が降っていないかのように集中して練習するのです。実際、レースは雨でも行われます。雨は気にする人の上には降りますが、気にしない人の上には降りません。同じ環境で勝負していても、心が負けなければ(認識しなければ)、マイナスに作用することはなくなります。学年別大会に向けて、個人個人が少しずつ自覚も強くなってきています。それぞれが超えたい目標を自分の心の中だけにそっと見出しているようです。限界を恐れるのではなく、チャレンジしている自分を楽しむことさえ残り10日間できれば、きっとその目標は達成されることと思います。
 そして、何よりも勉強です。好きなことをやらせてもらっているのに、それを勉強ができない言い訳にしてはいけません。それは陸上選手のルールに違反するのです。好きなことを一生懸命やらせてもらっている恩を学力で返す、陸上が大好きだという気持ちを勉強にもぶつけていく、勉強ができないと自分に限界を作ってしまう人はいざというレースでその弱さが必ず自分に帰ってきます。何事にも限界をつくってはいけないのです。できる、と信じて、冷静に作戦を練る何をどのように勉強すれば、結果が出るのか、冷静に分析して、自分で確信を持てた方法で努力をすることは、陸上で速くなることと全く同じです。
 陸上とこれからもずっと関わっていくためには、一生勉強し続ける覚悟が必要です。
2013年06月21日
 おはようございます。
 いよいよ学年別大会まであと8日と迫ってきました。
 練習もいよいよ大詰めです。
 自分の可能性を信じて踏ん張りどころです。
 来週からは、試験一週間前になります。勉強との両立を必ず実現しなければならないので、個人個人でメニューが終わったところからどんどん帰す形にしていきます。学習と陸上とメリハリをきちんとつけて練習していきましょう。

〈武蔵野陸上競技場での練習〉
 やっぱり武蔵野陸上競技場での練習は最高です。たとえ、雨でもです。来週末の学年別大会に向けて、すばらしいコンディションで上がってきています。練習の設定でも、過去最高の状態にまで仕上がっているので、あとは疲れをためずに、気持ちを充電していくことができれば、いっきに限界を突破できるはずです。
 来週は天気との勝負になりそうですが、全てのことは必然なので、与えられた条件の中で精一杯の方法を模索するまでです。
 We can do it, we can do it, we can make the history.
2013年06月22日
 おはようございます。
 学年別大会まであと一週間となりました。
 陸上の世界では、1週間前には結果が出ているという言葉もあります。
 ここからは、無理してつかれた状態でレースに出るのではなく、不安を打ち消すだけの気合を入れた短めの練習をポイントごとに入れて、もっともっと走りたいという気持ちを残しながら、自分の絶好調を更に高めていくための時期です。いつも以上に、量より質です。怪我をしないように気をつけましょう。

 天気に恵まれました。井の頭公園陸上競技場で練習することができました。感謝です。来週の今日、僕たちはいったいどんな気持ちなのでしょうか。みんなが自分の力を出し切れること、それだけが願いです。
 大丈夫、きっと結果はついてきます。
2013年06月24日
 おはようございます。
 学年別大会まであと5日となりました。ドキドキ、ワクワクの1週間の始まりです。試験勉強と平行しての1週間ですが、両立することは学生であれば当たり前のことです。今に始まったことではないことをもう一度確認したいと思います。毎朝、仕事の前にランニングをしている市民ランナーの人たちもたくさんいます。仕事とランニングの両立はただ勉強すればいいだけの学生とは違い、常に結果を求められる業績などの責任感が伴っています。そういうなかでも、ランニングを継続する市民ランナーの方々から学ぶこともたくさんあるはずです。勉強と陸上、両立しましょう。練習自体は、全体主義から個人主義へと一時的に移行します。練習が終了した人から帰宅して勉強しましょう。
 練習自体はこれまでで一番手ごたえがあります。部員全員どんどん調子が上がってきています。これほど上手くピーキングが全体でできたことはなかったので、あと2回の練習が楽しみです。タイムで自分の限界を決めるのではなく、自分の感覚を大切にその一歩先を目指して走りましょう。
2013年06月25日
 おはようございます。
 学年別大会まであと4日となりました。 
 練習も、短距離は今日が最後のポイント、中・長はあと2回のポイントを残すのみとなりました。思い残すことがないように、そして何より怪我をしてしまうことや体調を崩すことがないように、生活リズムをしっかり整えながら臨んでほしいと思います。
 そして、何より学習との両立、できていますか部活があるから勉強できないなんてことは絶対に言わないでください。それは陸上に対する冒涜です。一般的な高校生であれば、部活、学校での勉強、そして受験勉強と3つの活動の両立が当たり前です。かつての自分もそうでした。放課後は部活の時間、部活が終わってからは塾で受験勉強、朝は一人で朝練。学校の勉強をする時間は授業中しかないので、授業はとにかく集中して、そこで習ったことの全てをその時間のうちに完璧にしようと心がけていました。休み時間も、友達と話すのではなく、勉強の時間に充てていました。そうした献身があって初めて、好きなことをやらせてもらえる資格ができるのです。また、勉強は誰でもできる、でも陸上は誰にでもできるわけではない、という誇りも持ってほしいと思います。苦しいことに立ち向かう勇気、継続して努力する力は、陸上を通じて養ってきているはずです。陸上のつらく、厳しい練習と比べれば、勉強は良い気晴らしみたいなものです。本来なら、楽しんで、自ら取り組むべきことなのです。
2013年06月27日
 おはようございます。
 学年別大会まであと2日となりました。
 ドキドキ感は増すばかりです。
 これほど良い状態で練習が継続できたことはなかったので、本当に楽しみです。
 あとは、部員自身が、自分なら必ずできる、力まずに楽しんで行こうとスタートについてくれれば結果は必ずついてきます。
 今日は短距離は調整ですが、中・長は最後の大切なポイント練です。
 この練習の結果で設定タイムを決めます。決まり次第HPにアップします。

 無事に練習が終わりました。ここまでの状態を作れたことはありませんでした。みんな自信を持ってスタートラインにつきましょう。ただ、勉強で徹夜するということは絶対にやめてください。記憶力は寝ているときに定着するので、寝ないということは全てを台無しにします。寝だめということもできないことがわかっているので、金曜日まで徹夜して土曜日はしっかり寝るということは、最悪のコンディションを作る典型です。毎日、決まった時間に寝て、朝早く起きて勉強するようにしてください。そもそも、この時期に大会があることは1カ月以上前からわかっていたことなので、計画的に勉強できなかった自分の弱さを今後改善してください。文武両道です。
 
 さて、中・長の大会での設定を発表します。
 5000 
 奥野17分19秒 1K208@83.1
 
 3000 1年男子
 ひろと 10分16秒 1K205@82.1

 3000女子
 吉村12分15秒 1K245@98.0 
 高橋11分57秒 1K239@95.6 
 丸田11分17秒 1K225@90.2 
 
 1500男子
 岩井4分35秒 1K@183@73.3
 
 1500 1年女子
 岩橋5分18秒 1K212@84.8 
 渡辺5分37秒 1K225@89.9 

 800 1年男子
 庄2分35秒 1K194秒@77.5

 800女子
 松家2分28秒 1K185@74.0 
 松野2分45秒 1K206@82.5 

 ギリギリの設定です。絶対にこの設定より速く入ることがないように、今日の練習を思い出しながら、imagery(大会当日のイメージリハーサルを五感を使いながら詳細に行うこと)してください。
2013年06月28日
 おはようございます。
 いよいよ学年別大会まであと1日となりました。
 ここまで一緒に応援し続けていただいたご家族の皆様、そして後援会を始めとする法政高校陸上部をいつもサポートしていただいている方々に改めて感謝の意を表したいと思います。
 今回の学年別大会は1年生にとっては、都大会1年生大会への出場権、上級生にとっては都選抜大会の標準記録を突破するという非常に明確な目標があります。昨年より一段上がった法政高校陸上部として、この大会に参加できることを非常にうれしく思っています。4月からのことを思い返すと、そこにはまた、人との出会い、縁、という大事なきっかけがありました。
 今年は新入部員が入らないのではないか、という不安と戦いながら、“Seek, and you shall be given(求めよ、さらば与えられん)”という言葉を繰り返しながら、部員の勧誘を続けました。あのとき、少しでも引いてしまう部分が自分たちにあったら、今、陸上部に入っていない部員もいることでしょう。それでも、自分たちは目標に向かって、自分たちのことを信じて努力を続けてきたのです。
 Seek, and you shall be given.
 求めよ、さらば結果は与えられん。
2013年06月29日
 おはようございます。
 いよいよ学年別大会となりました。
 僕は昨日興奮して眠ることができませんでした。
 今までにないほどしっかり練習ができました。自信を持って、レースを楽しんでください。

 →学年別大会初日結果

 初日が終わりました。
 昨日のドキドキ感はやはり正しかったようです。
 そして、まだまだそのドキドキ感は続いています。
 自分の限界を作っているのは自分です。
 自分がまだまだ先に進めると信じていれば、必ずその先に進むことができます。
 練習は決して裏切りません。
 トラックが使えなかった冬に集中して行ったプライオメトリクスや、ベアフットトレーニング、体幹を中心としたレジスタンストレーニング、それらが新しい体に変えてくれています。
 さぁ、怪我やさまざまなことから再生した、新生法政高校陸上部の力を見せに行きましょう。
2013年06月30日
 おはようございます。
 今日は学年別大会2日目でした。
 →学年別大会2日目結果
 →大会の写真
 言葉の持つ力は、人を限界の先まで連れて行ってくれます。怪我、大雪など満足に練習できない状況でも、巳年は再生、新生の意味がある年だと言い続け、そして強く信じて、まず僕自身がそれらを実践し、証明し続けることで、単なる言葉が言葉の域を越え、新たな力を持ちました。
 やればできる、僕だって、私だってやればできるんだと思うことができた時点で、8割は達成されているのです。できる!と強く信じている人を伸ばすことは言ってしまえば誰にでもできますが、できないと思っている人をできるようにすることは誰にもできないのです。
 だから、僕の最大の仕事は、君たちに自分自身の可能性を信じてもらうことです。簡単なようで、これほど難しいことはありません。なぜなら、僕が信じているレベルほど、君たち自身は自分の可能性を信じてくれないからです。すぐに自分の限界を作ってしまうのです。
 僕は走ることを通じて、こんな自分でもやればできるんだということを、人生のいくつかあるターニングポイントで経験してきました。選手として一番になることは限られた人のみ経験できることかもしれませんが、人としてこれからどう生きていくか、自分に秘められた可能性がまだまだたくさんあるということを陸上を通じて経験することは誰にでもできます。自分で納得できるところまでやりきらないと、得られない確信です。ゴールしたときに震えを感じるほどの確信です。僕の願いは、君たちみんなにその境地に到達してもらうことです。
 今回のレースを通じて、昨年までは見えていなかった景色が見えてきたと実感しました。小さな一歩ですが、僕たちにとっては大切な一歩です。こうして、昨年の3年生から受け継いだものを今年の3年生が高めて、2年生にバトンを渡していくことで部活が成長していくのだと感じた2日間でした。
 もっと、もっと、法政高校陸上部は素敵な部活になれる!
2013年07月05日
 おはようございます。
 都選抜まであと9日になりました。
 選抜に出るメンバー、出ないメンバー含めて、選抜に出るつもりで、ピーキングを保っていきたいと思います。
 そして選抜が終わったら、合宿に向けて、合宿の長い練習に耐えられる体作りをしていきます。
 オーバートレーニングについて書きました→オーバートレーニングの兆候
 自分の体のことは自分にしかわかりません。知識を持ち、しっかりとチェックしてください。

  全体としてみんな調子が良い状態で今日の練習を迎えることができました。意識も高いです。こんな時だからこそ、自分を冷静に抑えつつ、疲労を残さないようにしながら毎回の練習に全力で、走りたいという意欲を最大に持った状態で臨んでほしいと思います。自分を安心させるための練習ではなく、自分の限界に挑戦したい気持ちを毎回もって練習できるように、余分を省き、短期集中です。
2013年07月06日
 おはようございます。
 都選抜大会まであと8日となりました。
 試験勉強の疲れも徐々に取れてきているところなので、体をもう一度陸上に切り替えられるような練習にしましょう。

  今日の練習では、熱中症指標計が今年初めて31以上(原則運動中止)を指しました。これまでずっと涼しかったので、体が熱さにまだまだ適応していない中での練習だったので、熱中症になったときの兆候など部員にも理解させ、熱中症になることでどのような影響がその後に起こるのかということも併せて話すことで、気を付けて練習することができました。
 練習自体は暑さに負けずしっかりと取り組むことができましたが、月曜日以降の練習で継続して良い状態で良い結果を出し続けるためには早寝、早起き、生活習慣の改善が何より大切になります。
 合宿まであと15日しかないので、今からしっかり早寝、早起きを習慣づけていないと合宿を乗り切ることはできません。
2013年07月08日
 おはようございます。
 都選抜大会まであと6日となりました。
 今日は熱中症指標計で数値が35(31で原則運動中止)と振り切れている中での練習だったので、しっかりと暑さ対策をさせたうえで、練習に取り組みました。
 やはり暑いので、中・長ではタイムがなかなか上がりませんでしたが、その中でも1年生はタイムを上げている部員もいました。まだまだ伸びしろの方が大きいんですね。これからの季節は、暑さとの戦いになっていきます。暑さの中で、毎回記録を伸ばし続けることは難しくても、ここぞという練習で、きちんと結果を出し続けることが、秋につながっていきます。暑さに馴れることと、練習に集中すること、その2つのバランスをうまくとりながら、臓器にダメージを残さないように練習していきましょう。
 夏は暑い。これは当たり前のことです。熱中症にならないように最大限の準備をしながら、練習の時にはそれを言い訳にすることなく、しっかりと取り組む、このバランスです。
2013年07月09日
 おはようございます。
 都選抜大会まであと5日となりました。
 今日も猛暑になるのでしょうか。少しでも曇ってくれるだけでも、ずいぶん体感温度は変わるのですが。選抜に向けてのポイント練習になります。今年は、3年の安達君、2年の齋藤さん、2年の飯盛君の3名しか基準をクリアできませんでしたが、来年に向けてイメージを作っていきたいと思います。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日の練習も熱中症指数計が振り切れた状態で、さらに光化学スモッグ注意報も三鷹市では発令されているという状況だったので、気を付けながらの練習となりました。夏の練習は本当にいろいろなことに気を付けながら、安全第一で取り組まなければいけません。そのためにも、日ごろから自分の体調をしっかりチェックして、何よりも生活習慣を整えておくことが大切です。人間は地球上にいる動物の中で最も適応能力の高い動物です。深海にもぐったり、エベレストに上ったり、100Mを10秒以内で走ったり、42.195kmを2時間3分で走ったり、全て人間の適応能力の高さあってのことです。それでも、その変化は毎日少しずつしか起きないので、ちょっとしたことに気を付けた行動をとることでしか得られません。合宿で最後まで練習をやりきることができる人と、途中でダウンしてしまう人の差も、こうしたちょっとした積み重ねと、その積み重ねをしてきたという自分に対する大きな自信です。 
2013年07月11日
 おはようございます。
 都選抜まであと3日となりました。
 気持ちが高ぶる時期ですが、安心するために練習量を増やしたり、スピードを無茶に出したりすることはマイナスになるので、ここでどーんと構えてゆったりできるかどうかが大事なポイントです。3日間で何かが変わるわけではない、もう結果は出ている、そういう気持ちで自分が今までやってきたことを信じて過ごしましょう。
 選抜に出られないメンバーは、明日の練習で自分の得意なメニューの自己記録更新を狙ってみると面白いと思います。自分で考えて、目標を持つことが練習においてどれだけ大切なことかを実感する機会にもなります。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は、短距離が3000TTと長距離のようなメニューでした。とにかく暑い中だったので、できるかどうか不安でしたが、何とかやりきることができました。体全身をバランスよく鍛えることが何よりも大切ですが、速筋と遅筋をバランスよく鍛えていくことも大切です。中・長は試合前をイメージした実践的なメニューでしたが、みんな自分の力が上がっていることを実感できるメニューとなりました。夏の暑さに対しても3日前と比べるとずいぶんと適応してきました。やはり人間の体ってすごいですね。
2013年07月12日
 おはようございます。
 いよいよ都選抜まであと2日になりました。
 今日は武蔵野で最後の仕上げです。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 気温37度、熱中症指数33まで上がりました。その中での練習でしたが、ドリンクの徹底、生活習慣の改善などずっと注意し続けているので、部員達も意識が少しずつ出てきています。体の熱に対する馴化も始まっているので、無事に練習できました。
 中・長は自分でこれまでのメニューから得意なものを選び、そのPB更新を目指すという練習でした。自分の練習に対して自ら目標を持つことは非常に大切なことです。
 短距離も、数か月前まで新人だった部員が今では立派な短距離選手です。みんな順調に状態を上げることができています。
 そして、あさっての選抜に出場する安達君、齋藤さんも、完璧な調整です。自信を持って、残り二日間でこれまでの疲れを体全部から抜ききるイメージを持って過ごしてほしいと思います。
 さぁ、最高の舞台です。今年の頑張りが、必ず来年につながります。法政大学高校陸上部の名前を背負って頑張ってください。
2013年07月14日
 おはようございます。
 いよいよ選抜です。
 楽しみです。
 とにかく、周りに惑わされず、自分のベストな走りを心掛けて、何よりもPB更新を目指してほしいと思います。
 駒沢のブルータータン、大好きです。

試合結果
試合の様子

 惜しくもPB更新とはいきませんでしたが、部員全員で選抜の応援に行けたこと、去年よりも一歩前進です。まだまだ学んでいかなければならないことがたくさんあると、集まった強豪校のライバルたちから学ぶことができたと思います。一年後、今度は選手としてこの場にみんなで帰ってこよう。
2013年07月16日
 おはようございます。
 これで春から続いたレース期間は一度終わりました。
 これからは合宿に向けての準備期間、そして合宿後の夏の3連戦(多摩地区、私学、新人予選)へと向けてトレーニングを積んでいきます。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 今日は先週よりも若干涼しい中で練習することができました。中・長は男女ともに10000ペース走だったので、どうなることかと心配でしたが、天気が味方をしてくれました。やはり、陸上の神様は頑張っている人を応援してくれます
 今日の練習は全体的には、合宿に向けてよい準備となったと言えます。
 去年出来なかったことが今年のメンバーではできるようになっています。これはすごいことです。
 だからこそ、同じところに自分たちはとどまっているわけにはいきません部活を良くするために去年までは注意しなかったことでも注意する必要があります。去年の自分たちには、それよりも先に優先すべきことがあったからできなかったことです。もしかしたら、「木村先生は急に強豪校を意識するようになった」と去年のように言われるかもしれません。でも、そうではありません。新しいメンバーが加わり、1年生だった部員が2年生になり、2年生だった部員が3年生になったことで、みんなは気づいていないかもしれませんが、確実に意識に変化が起きてきています。後輩から先輩へ、部活というものを意識してコミュニケーションを率先して取ってくれている上級生がいたり、全体を見て気づいたことを伝えてくれる部員がいたり、そうした一つ一つの出来事が、君たちの成長を物語ってくれています。そんな君たちだからこそ、去年と同じところに留まっていてはダメなのです
 注意されることはうれしいことではありません。でも、注意されているのは、特定の個人ではなく、部活全体なのです。誰かの行動をきっかけにはするかもしれませんが、問われているのは、自分たちはどのような部活を目指していくべきなのだろうか、ということなのです。僕は、去年まででは見ることができなかった新たな夢を見ています。その夢を実現するためには、厳しくだってなります。でも、大切なことは、そうした夢を君たち部員にも描いてもらうことだと思います。僕が描いているものより、もっと大きな夢を君たち自身が描けば、僕の声は君たち自身の声となることでしょう
2013年07月18日
 おはようございます。
 合宿まであと3日となりました。 あっという間でしたね。
 何だか始まってほしいような、始まってほしくないような気持ちになってきました。1年間、練習のことを考えると、合宿が一番キラキラしています。もちろん、大会や、駅伝は別格ですが、そこに向けての準備をする過程で一番きつく、それでいて、楽しくて充実しているのは、合宿です。
 毎年お世話になっているファンタイムさんとの出会いは、自分が陸上部の顧問になる前の年に遡ります。当時自分が担当しているゼミ形式の授業では、Science of Runningという授業で、科学的に見て走る際にどのようなフォームが正しいのかということを海外の専門書を読みながら研究していました。そこでゼミ合宿をしようと計画し、その半年前から探し続けて見つけたのが峰の原高原にあるファンタイムさんでした。お話をさせてもらうと、すぐに紹介DVDを送ってくださり、合宿することを夢見ていましたが、引率体制がとれないなどの問題から実現しませんでした。そのままお蔵入りしそうだったところで、陸上部の顧問となることが翌年に決まり、やはり、偶然ということはないんだなぁと実感させられました。かに向かっていく強い想いがあれば、その時、その瞬間だけを見ればできること、できないことは確かにあるかもしれませんが、長い目で見たときには確実にプラスにつながっていきます。求めれば、必ず与えられる。これはすでに自分の人生哲学となりつつあります。強い気持ちで求めて、希望のまま終わらせないように、自ら動いていく。その一歩一歩が状況を打開する決定打とはならなくても、その一打が障害となっている岩にわずかながらヒビを入れていき、何かの拍子に自分の力以外の大きな力が働いて雨でも降れば、そのヒビから水が流れ込み、岩が割れ、その先にある見えなかった景色が見えてくる、新たな一歩を踏み出すことができるようになるのです。
 2年前は、合宿も参加は14名。今年は22名です。2年後の陸上部、5年後、10年後はどうなっているのでしょうか。夢は諦めない限り無限の可能性を秘めています。そして、顧問は、フルマラソンが専門です。長くコツコツと粘り続け、諦めないことが専門です。自分が成長し続ける限り、この部活の成長は止まりません。
 そして変わらないものもあります。それは夏合宿を楽しみに思う気持ちです。みんなと24時間一緒に頑張れることは何にも替えられないものです。この気持ちは、自分が高校生だった頃と何も変わっていません。合宿が楽しみで楽しみで、雨が降るとできなくなる競技だったので、毎日空を見上げながら、晴れろー、晴れろーと念を飛ばしていました。3年間の合宿生活で雨が降ったことは一度もありませんでした。陸上部の中にも、同じように念を飛ばしてくれる生徒が現れることを祈っています。
2013年07月21日
 おはようございます。
 今日から25日まではこちらをご覧ください→2013夏合宿
2013年07月29日
 おはようございます。
 合宿明け、最初の練習です。

 今日は生憎の雨だったので、短距離は体育館、中・長は三鷹駅伝コースの試走に行ってきました。3日間空いたので、体が走り方を忘れてしまっているところがあったので、ちょうど良い練習となりました。
 明日からは本格的にギアを上げていきたいと思います。
2013年07月30日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと15日です。
 久しぶりに井の頭公園陸上競技場での練習です。
 いきなりの猛暑にならなくて助かりました。与えられた環境に感謝しながら、多摩選手権に向けて状態を上げていきたいと思います。
 
<井の頭公園陸上競技場での練習>
 東京にしては涼しいとは言え、気温15℃に慣れてしまっている自分たちには、厳しい環境でした。それでも、みな意識高く、久しぶりに井の頭公園陸上競技場でやる練習に気持ちも高ぶっていました。
 今日で7月の練習は終わりです。4月から4ヶ月が経ちました。
 次の4ヶ月は、夏の3大会、そして駅伝のシーズンです。
 この4ヶ月に自分たちが達成してきたことに胸を張って、前だけ見つめながら22人の仲間たちと進んでいきたいと思います。
 
2013年08月03日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと11日です。
 一回ごとの練習をしっかり集中して取り組みましょう。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 今日の練習では、みんな練習不足が招く体の衰えを痛いほど理解しました。やはり、継続しないと体を作ることは難しいですね。オーバートレーニングも、アンダートレーニングもダメです。自ら意識を持って練習を設定し、取り組む、アスリートの本来あるべき形を実践する必要があります。夏の3大会で結果を出せる人になるためには、夏の暑さだけでなく、普段より多く与えられている時間をどのように工夫して使うかということも含まれているようです。
 来週からは、しっかりとした状態で練習に取り組めるように、気持ちを切り替えましょう。
2013年08月05日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと9日です。
 今週が勝負です。しっかり練習できるように、心も体も整えていきましょう。

 今日の練習は、これまでと一段階切り替えた練習ができました。絶頂期から比べればまだまだですが、これからの長いレースシーズンを見据えると、丁度良いタイミングでの仕上がりになりそうな予感です。練習だけでなく、普段の生活も少しずつ引き締めて体にある程度の余裕を与えながら、戦闘力を上げていきましょう。
 明日は滝沢先輩が来てくれます。
2013年08月06日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと8日です。
 今日は朝からものすごい熱さでしたが、予報では午前中が雨。恵みの雨となってくれるかも知れません。きついメニューが待っています。

  今日は瀧沢さんと田中コーチが来てくれました。田中コーチは定期的に来てくれていますが、瀧沢さんは卒業以来初だったため、1年生は初対面となりました。瀧沢さんの人柄の良さはすぐに伝わるらしく、あっという間に馴染んでいました。二人が来ただけで、普段の部活の雰囲気よりも格段に明るい雰囲気になりました。落ち着いて取り組んでいるだけでも、ほっとさせられる何かを周りに与えてくれる存在です。そんな存在になれるように、1,2年生は普段から自分に真っ直ぐ生きていきましょう。
 そして、短距離の今日のメニューは凄まじいものでした。100×6×2セット。中・長は3000+2000とこちらもきついメニューでしたが、一体どちらの方がきついのか、どちらとも言えないほど、お互いにきついメニューでしたが、コーチやOGの存在があるだけで、本当に楽になりました。OB、OGが大学でも陸上をきちんと続けれくれれば、何らかの形で部活と繋がっていくことができます。ただ顔を見せに来るだけでももちろんうれしいのですが、一緒に走りながら感じる一体感は他のものには替えられません。
 法政高校陸上部は、始まりであり、繋がりでもあります。高校3年間で終わるのではなく、生涯続いていく陸上人生を見つけられますように。
2013年08月07日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと7日です。
 大会のエントリー確認です。
8月14日(水)
※時間はいずれも競技開始時間です。
※中・長はこのところの練習結果から見える調子や、暑さが一番厳しい状況を考慮して設定タイムを作りました。当日の状況で変更の可能性あり。

9時30分 女子1500M
2年 丸田 5 分35 秒(1K換算)223 秒(1周)89.3 秒
2年 三角 5 分4 秒(1K換算)203 秒(1周)81.1 秒
1年 岩橋 5 分6 秒(1K換算)204 秒(1周)81.6 秒
1年 渡辺 5 分47 秒(1K換算)231 秒(1周)92.5 秒

10時00分 女子100M予選
2年 齋藤
2年 谷川
1年 須藤
 
10時50分 男子100M予選
3年 安達
3年 渋谷

12時40分 男子400M
3年 都築
1年 白石

13時40分 女子100M決勝

13時45分 男子100M決勝

13時50分 男子1500M
3年 岩井 4 分31 秒(1K換算)181 秒(1周)72.3 秒

15時00分 女子4×100R
2年 谷川→1年 木寺→1年 須藤→2年齋藤

15時35分 男子4×100R


8月15日(木)
9時30分 男子3000M
2年 飯盛 9 分40 秒(1K換算)193 秒(1周)77.3 秒
2年 奥野 10 分5 秒(1K換算)202 秒(1周)80.7 秒
1年 渡辺 10 分22 秒(1K換算)207 秒(1周)82.9 秒

10時30分 女子200M予選
1年 木寺

10時45分 男子200M予選
1年 庄

11時20分 女子800M
3年 松家 2 分27 秒(1K換算)147 秒(1周)184 秒
2年 松野 2 分45 秒(1K換算)165 秒(1周)206 秒

13時10分 女子200M決勝

13時15分 男子200M決勝


2013年08月08日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと6日です。
 残暑らしいですが、むしろ本格的な夏をこれから経験することになりそうです。暑さに勝てなければ、自分に打ち勝つことはできない。根性論ではなく、熱馴化という科学で勝負。

 今日の練習も手ごたえを感じさせるものでした。熱さに対する対策も去年より一歩前進でき、馴化もできていて、更に練習が積めています。条件としては揃ってきているので、多摩選手権、今から楽しみになってきています。
 それでも、視線は常にその先に。私学、新人戦、そして秋のシーズンへ。夏を頑張るのではなく、夏にダメージを残すことなく、秋に繋げていけたら、すごいことが起きるはずです。
2013年08月09日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと5日、練習は今日と月曜を残すのみとなりました。
 人間は気持ちに左右される生き物です。
 自信は成功の確率を高め、やる気は身体を研ぎ澄まし、目標は挑戦者であることを教えてくれます。
 その逆に、自信がなければ失敗し、やる気がなければ体調を崩し、目標がなければ走る意味を失います。
 自分たちが毎日練習しているのも、全ては自信と、やる気と、目標を高めるためです。
 視線は他人に向けられるのではなく、自分の内側に向けられるべき。
 陸上を始めるずっと前から、最大の敵は自分だったはずです。
 妥協して弱い自分を受け入れてしまうのか、
 苦しみを伴う成長の道を選ぶのか。
 人生は選択の連続です。
 キラキラ輝く夢を抱き、勇気ある選択ができますように。
2013年08月11日
 おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと3日となりました。
 そして、昨日は世界陸上モスクワ初日でした。
 初日から女子マラソン、そして男子10000M,、男子100M予選がありました。
 女子マラソンで銅メダルを獲得した福士選手は、2年前の夏合宿やミーティングで部員に特集を見せて、その明るく前向きに見える振る舞いの裏側にある臆病で細かな内面や、0Kで止まってしまった自分が嫌だからその先が見たいという一心で努力を続けている姿勢から学んでもらいました。その福士選手がついに世界で3位。感無量です。本当におめでとうございます。
 しかし、自分たちも陸上選手として大事な大会に向かい合っている点では大きさは関係ありません。今回の世界陸上から、自分たちが学べる点について解説します。
 まず、日本と外国の陸上指導に関するアプローチの違い。日本人は連盟を頂点に、スポンサー、部長、監督、選手という選手の上にいる縦の関係です。しかし、外国の選手は選手の横にコーチがいて、選手の周りに関係者がいる、中心には選手がいます。その分、自分の練習に対する責任感が自分を中心に存在しています。日本では、34歳前後で引退という選手寿命も、いろんなものを背負いすぎ、走りすぎていることがオーバートレーニングにつながり、早い時期でのバーンアウト(燃え尽き症候群)につながっていると考えられます。また、アスリートは勉強できなくても良いという間違った考え方(むしろアスリートこそ知識が必要)が時分の事を客観的に見られない原因を作っています。外国では、アスリート兼医師ということも当たり前です。ゴールした後、福士選手と健闘を称えあった2位のストラネオ選手の表情が、それらを物語っていました。北京オリンピック女子マラソン金メダリストは38歳、ストラネオ選手は37歳。福士選手は31歳、この年齢での3位は外国から見れば、次のオリンピックや、世界陸上で金メダルへと繋がる経験、でも日本から見ると、陸上人生の花道を飾るものと映ってしまうのではないでしょうか。なぜなら、福士選手はもう十分いろんなものを背負って(背負わされすぎて)、身を粉にして走ってきたからとなるわけです。
 トレーニング面でも、月間で1000km以上走ったと言われていますが、それが本当なのだとしたら走らせすぎです。多くのオリンピアンの研究からも、理想的には月間最高で600kmくらいまでと言われています。いろいろなものを背負っていると、自分が指導者となった時、きっとこれまで日本で結果を出してきた指導者のやり方を踏襲するということになるのだと思います。それをしなくて結果が出なかったとき、自分が責任を取ることになるという重圧は思った以上に大きいからです。でも、そうすると、もともと素質のあった選手はどんなトレーニングをしても、他の選手よりは素質のある分だけ速い。結果1位だからといって、そのトレーニングがもたらしたベストの結果なのか、そのトレーニングで疲れ切っていたけれど素質で勝ち取った1位なのか本当のところはわかりません。それでも、いわゆる鉄板メニューというものが存在することからも、踏襲という慣習から抜け出すことは難しいのだと思います。
 そしてペース配分について。今回のレースは当初の予測から外れて気温30度近い中でのレースとなりました。これだけの暑さであれば、おそらく優勝タイムは速くて2時間24分かなと予測しました。それであれば、1Kペースで3分24秒。3Kで10分12秒ペース。ところが、最初の1K通過は3分10秒台、3K通過で10分フラット。このペースであればゴールタイムは2時間20分40秒、自分の予測よりも4分も速い、超オーバーペースです。結果、力のあるキプラガト選手が後半でペースを落としながらも2時間25分44秒と自分の予測よりも2分近く遅いタイムで優勝。最初から飛ばさずにイーブンペースで行けば、もっと良いタイムが出たはずです。
 でも、できない。高校の支部大会レベルでも、800M〜5000Mの距離でも、大学の10000Mでも、どのレベルでも繰り返されている前半速めで入って、後半落ちるのを(根性で)粘るという戦法がプロのレベルでも続いています。科学的にはイーブンペースが鉄則です。自分は自分の体を実験台にしながらいろんなペースで走ってみましたが、イーブンペースが一番速いと結論を持っています。それではなぜ、できないのか。そこに心の問題があるわけです。3Kで12秒、6Kで24秒、10Kで40秒遅れたら誰だって不安になります。実際、法政高校の選手は前半でビリ、後半で一気に上げていってごぼう抜きという戦法ですが、あれは勇気がいります。誰だって周りと同じことをしていた方が気持ち的には安心だからです。
 前半速く入って、後半落ちないように粘る、その方が速いと思っている人も冷静に考えてみてください。車の燃費を考えた時に、最初ふかして入って、後半ブレーキ多用したらどうなりますか?最初から最後まで一定のペースで走らせた車と比べた時、燃費の違いは明らかです。同じ性能だったら、走り方で勝負は決まるのです。車と人間は違うと思いますか?それも間違った認識です。エネルギーは熱量であり、人も車もエネルギーを使って走るからです。
 そして、男子100M予選。高野進さんはツイートで、山縣選手のスタートが緊張で固く、出遅れ、頭が上がるのが早くなったことが原因と言っていました。ボルトでさえ、世界陸上、オリンピックは緊張する大舞台です。では、その舞台でも緊張せずに自分の100%を発揮することは本当に不可能なのでしょうか。ここにも心の問題があるわけです。
 スタートラインにつくまでは緊張していなくても、「set」の掛け声で緊張してしまえば、10秒の勝負。取り返しがつきません。短距離の選手ほど、心の在り様が勝負を決めるのです。では、どれだけの選手がPSTを学問的に研究しているでしょうか。誰に聞いても、心が大切と言う割には、その心を決めるのは「根性」だとeither have it or not(持っているかどうか)というような議論になっていませんか?
 まとめると、
 ・周りの強豪校がやっていることが正しいわけではない
 ・自分たちのアプローチには科学的なバックボーンがある
 ・暑さを冷静に考慮
 ・設定タイム、イーブンペースを慎重に割り出し、遵守
 ・短距離はスタートするまで、してから、ゴールまでのimageryを徹底してやりきること。ポイントは日ごろからどんなことに対し  てもポジティブに、ネガティブワード(無理だよ、暑い、やる気が起きない)の排除。
 多摩選手権で試しましょう。僕たちはchallengerですから
2013年08月12日
  おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会まであと2日となりました。
 中・長は今日の練習で最終的なタイム設定をします。
 世界陸上の感想は→顧問の練習8月12日

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は新しいメンバーが見学に来てくれました。部活に欠かせない役割を担ってくれるだけでなく、人が一人入ることによって部活の雰囲気もまた活気が出て、笑顔が増えます。陸上部の仲間に是非なってほしいと心から願います。
 短距離は事前の練習としては十分すぎるくらいのタイムが出ていました。また、女子は初の4継のバトン練習を本番形式でやりました。1本目は1走→2走がつながらず、2走→3走がつまり、3走→4走がつながりませんでした。急遽、2本目をやることになり、1走→2走がギリギリつながり、2走→3走がつながらず、3走→4走はぴったり、と一歩前進です。本番では、1走→2走は気持ち短く、2走→3走は詰まる覚悟で安全に距離を取れば、きっと52秒台は出ると思います。楽しみです。
 そして、中・長は今日の練習で最終設定を作りました。

8月14日(水)
※時間はいずれも競技開始時間です。
9時30分 女子1500M
2年 丸田 5 分20 秒(1K換算)213 秒(1周)85.3 秒
2年 三角 5 分11 秒(1K換算)207 秒(1周)82.9 秒
1年 岩橋 5 分18 秒(1K換算)212 秒(1周)84.8 秒
1年 渡辺 5 分56 秒(1K換算)237 秒(1周)94.9 秒

10時00分 女子100M予選
2年 齋藤
2年 谷川
1年 須藤
 
10時50分 男子100M予選
3年 安達
3年 渋谷


12時40分 男子400M
3年 都築
1年 白石

13時40分 女子100M決勝

13時45分 男子100M決勝

13時50分 男子1500M
3年 岩井 4 分31 秒(1K換算)181 秒(1周)72.3 秒

15時00分 女子4×100R
2年 谷川→1年 木寺→1年 須藤→2年齋藤

15時35分 男子4×100R


8月15日(木)
9時30分 男子3000M
2年 飯盛 9 分40 秒(1K換算)193 秒(1周)77.3 秒
2年 奥野 9 分59 秒(1K換算)200 秒(1周)79.9 秒
1年 渡辺 10 分53 秒(1K換算)218 秒(1周)87.0 秒

10時30分 女子200M予選
1年 木寺

10時45分 男子200M予選
1年 庄

11時20分 女子800M
2年 松野 2 分45 秒(1K換算)165 秒(1周)206 秒

13時10分 女子200M決勝

13時15分 男子200M決勝

I'm Ready. I'm Ready. How about you? Usain Bolt
2013年08月14日
 おはようございます。
 いよいよ東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会初日を迎えました。
 多摩選手権初日結果
 多摩選手権の様子

   最大の敵は自分にあり。自分との戦いという面でいえば、陸上は確かに個人競技の側面もあります。でも、自分の体一つで、タイムという絶対的な物差しに挑戦していくためには、仲間との絆がなければ続けられません陸上は自分の力を信じるために仲間の力を必要とする団体競技なのです。
 そして、陸上の中で団体競技である4継は、陸上競技の持っている絆の全てを体現してくれる種目です。男子4継は、渋谷君、大曽根君、都築君が怪我で思うように練習できない時期を経験している中、PB更新総合9位の快挙を達成してくれました。3年生4継チームは、法政短距離の伝統を一身に背負い、3年間ずっと頑張ってきました。私学でラストを迎えます。陸上部、短距離OB、見に来るしかないですね(今日は金井君、滝沢さんが応援に来てくれました)。
 女子4継は、法政陸上部史上初めて、純粋に短距離メンバーのみでの4継出場。2年生の齋藤さん、谷川さんは、去年一年間、チーム戦を経験することができませんでした。たくさんの悔しい想いを乗り越えたからこそ、今日の記録につながったのだと思います。まだまだ、1,2年生チーム。記録はどんどん伸びていきます
 法政高校陸上部、本日出場の13種目中10種目でPB更新(過去の自分越え)。暑ければもちろん記録も落ちますが、そんな状況でも、今日という日をこれまでの人生で一番速く走れた日にできた部員たちに拍手。
2013年08月15日
  おはようございます。
 東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会二日目を迎えました。
 多摩選手権初日結果
 多摩選手権の様子

 今日もPB更新が続きました。そして、半年以上怪我で走れなかった飯盛君の復活レース、奥野君の成長が確認できたレースと2年生コンビが力を発揮しました。
 この2日間で感じたことは、自分たちはまだまだ成長途中であるということです。決してピーキングを持ってきたわけでもなく、これまでコツコツと毎日積み重ねてきた地力の90%位を発揮しただけで、PB更新。来週の私学大会では、95%位を発揮することができれ、それだけでもPB更新は連発できます。そして、その後の新人戦予選。同い年の選手たちの中で、自分が今どの位置にいるのか、言い訳のできない戦いが待っています。毎回の練習は自分との戦い、最大のライバルは昨日までの自分自身です。昨日よりも今日、今日よりも明日。成長し続ける自分とのかけっこを続けた先に、誰か他の人との成長比べが待っている。それでも、やはり最後まで自分自身と戦い続けられた人が最後は勝ちます。
 8月の終わり、自分はどこまでできるようになっているか。人は頭の中で想像することができることは、必ず実現できます。どこまで成長した自分を描くことができますか。
 私学大会まであと8日。
2013年08月16日
 おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会まであと7日。
 引き続きレースモードで練習しましょう。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 今日は法政の他に1校くらいしか練習に来ていませんでした。昨日の多摩選手権後ということで、オフだったのだと思います。しかし、自分たちにとっては多摩選手権は通過点です。次なる目標は私学大会。そこで、今回出した自分達のPBを更に更新することを狙います。
 そして、法政大学高校陸上部にとってうれしいことがありました。それは中学生の見学が来たことです。陸上でも相当な結果を残している生徒さんでしたが、学業でも、課外活動でも頑張っている素敵な生徒さんでした。全てのことは必然である、というのが自分の信念なので、きっとこの縁にも何か大きな意味があることを信じたいと思います。
 そして猛暑の中での練習でしたが、私学大会では種目が変わる生徒も多く、1週間で走りを調整する必要があります。今日の練習も暑さのなかで、脳と筋肉の反応を次の種目に合わせていく練習となりました。
 自分の第六感が告げています。次の私学大会も、きっとすごいことが起きる、と。

<私学大会日程>
※時間は競技開始時間(前後する可能性が高いため、随時確認すること)
※自分でも必ず確認すること

8月23日(金)
男子400M予選 11:00〜
 1組3レーン 1年 庄
14組1レーン 1年 白石

男子1500M予選 11:55〜
3組 1年 庄
6組 1年 渡辺

女子4×100R予選 12:40〜
2組5レーン 2年 谷川→1年 木寺→1年 須藤→2年 齋藤

男子4×100R予選 13:10〜
9組2レーン 3年 渋谷→3年 大曽根→3年 都築→3年 安達

男子400M決勝 15:40〜

女子1500M決勝 15:45〜
2組 2年 三角
3組 1年 岩橋

男子1500M決勝 16:15〜

女子4×100R決勝 17:10〜

男子4×100R決勝 17:15〜


8月24日(土)
女子100M予選 9:00〜
 2組6レーン 1年 須藤
12組7レーン 2年 谷川

男子100M予選 9:35〜
  2組4レーン 3年 大曽根 
15組1レーン 3年 安達  

女子800M予選 12:35〜
2組 1年 渡辺
3組 3年 松家

男子800M予選 13:00〜
2組 1年 渡辺
3組 1年 白石

女子100M決勝 14:15〜

男子100M決勝 14:20〜


8月25日(日)
男子5000M決勝 9:00〜
1組 2年 飯盛
2組 2年 奥野

女子200M予選 11:15〜
 4組5レーン 1年 木寺
10組4レーン 2年 齋藤

男子200M予選 11:45〜
11組2レーン 3年 大曽根
14組8レーン 3年 安達

女子3000M決勝(1組) 12:25〜
2年 丸田
2年 高橋

女子800M決勝 12:50〜

男子800M決勝 12:55〜

女子200M決勝 13:35〜

男子200M決勝 13:40〜

2013年08月19日
  おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会まであと4日となりました。
 今日の練習もみんな絶好調をキープして取り組むことができました。
 切れるか切れないかギリギリの状態まで擦り減らすのではなく、もっと練習したいという気持ちを残しながらレースを迎えられるように最後の仕上げです。
 自分の中でこの前と比べて状態が上がっているという実感がある人は必ずPBを更新できます。1週間前にできたことが1週間でできなくなることはなく、脳は体を1週間前の負荷に耐えられるものに作り替えようとしているからです。状態が上がっているという実感がない人は、練習日誌を振り返ってみましょう。1カ月前(上級生は1年前)からの流れの中で、きっと自信を持たせてくれるものが見つかるはずです。

 そして、現段階での中・長タイム設定です。

 <私学大会日程&設定>
※時間は競技開始時間(前後する可能性が高いため、随時確認すること)
※自分でも必ず確認すること

8月23日(金)
男子400M予選 11:00〜
 1組3レーン 1年 庄   
14組1レーン 1年 白石 

男子1500M予選 11:55〜
3組 1年 庄   5 分0 秒(1K換算)200 秒(1周)80.0 秒
6組 1年 渡辺  5 分0 秒(1K換算)200 秒(1周)80.0 秒

女子4×100R予選 12:40〜
2組5レーン 2年 谷川→1年 木寺→1年 須藤→2年 齋藤

男子4×100R予選 13:10〜
9組2レーン 3年 渋谷→3年 大曽根→3年 都築→3年 安達

男子400M決勝 15:40〜

女子1500M決勝 15:45〜
2組 2年 三角 5 分11 秒(1K換算)207 秒(1周)82.9 秒
3組 1年 岩橋 5 分18 秒(1K換算)212 秒(1周)84.8 秒

男子1500M決勝 16:15〜

女子4×100R決勝 17:10〜

男子4×100R決勝 17:15〜


8月24日(土)
女子100M予選 9:00〜
 2組6レーン 1年 須藤
12組7レーン 2年 谷川

男子100M予選 9:35〜
  2組4レーン 3年 大曽根 
15組1レーン 3年 安達  

女子800M予選 12:35〜
2組 1年 渡辺 2 分46.00 秒(1K換算)166 秒(1周)208 秒
3組 3年 松家 2 分27.00 秒(1K換算)147 秒(1周)184 秒

男子800M予選 13:00〜
2組 1年 渡辺 2 分24.00 秒(1K換算)144 秒(2周)180 秒
3組 1年 白石 2 分 0.55 秒(1K換算)121 秒(1周)151 秒

女子100M決勝 14:15〜

男子100M決勝 14:20〜


8月25日(日)
男子5000M決勝 9:00〜
1組 2年 飯盛 17 分10 秒(1K換算)206 秒(1周)82.4 秒
2組 2年 奥野 17 分45 秒(1K換算)213 秒(1周)85.2 秒

女子200M予選 11:15〜
 4組5レーン 1年 木寺
10組4レーン 2年 齋藤

男子200M予選 11:45〜
11組2レーン 3年 大曽根
14組8レーン 3年 安達

女子3000M決勝(1組) 12:25〜
2年 丸田 11 分59 秒(1K換算)240 秒(1周)95.9 秒
2年 高橋 12 分10 秒(1K換算)243 秒(1周)97.3 秒

女子800M決勝 12:50〜

男子800M決勝 12:55〜

女子200M決勝 13:35〜

男子200M決勝 13:40〜

2013年08月20日
 おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会まであと3日となりました。
 先週行われた多摩選手権直前の練習と比べても、状態は上がってきています。
 今日の練習で中・長はレースペース確定です。ギリギリの設定ですが、きちんとイーブンペースを刻めれば、必ず後半で勝負できるはずです。そして、自己記録更新を目指します。
 
 <私学大会日程&設定>
※時間は競技開始時間(前後する可能性が高いため、随時確認すること)
※自分でも必ず確認すること

8月23日(金)
男子400M予選 11:00〜
 1組3レーン 1年 庄   
14組1レーン 1年 白石 

男子1500M予選 11:55〜
3組 1年 庄   5 分0 秒(1K換算)200 秒(1周)80.0 秒
6組 1年 渡辺  5 分0 秒(1K換算)200 秒(1周)80.0 秒

女子4×100R予選 12:40〜
2組5レーン 2年 谷川→1年 木寺→1年 須藤→2年 齋藤

男子4×100R予選 13:10〜
9組2レーン 3年 渋谷→3年 大曽根→3年 都築→3年 安達

男子400M決勝 15:40〜

女子1500M決勝 15:45〜
2組 2年 三角 5 分11 秒(1K換算)207 秒(1周)82.9 秒
3組 1年 岩橋 5 分18 秒(1K換算)212 秒(1周)84.8 秒

男子1500M決勝 16:15〜

女子4×100R決勝 17:10〜

男子4×100R決勝 17:15〜


8月24日(土)
女子100M予選 9:00〜
 2組6レーン 1年 須藤
12組7レーン 2年 谷川

男子100M予選 9:35〜
  2組4レーン 3年 大曽根 
15組1レーン 3年 安達  

女子800M予選 12:35〜
2組 1年 渡辺 2 分46.00 秒(1K換算)166 秒(1周)83.0 秒
3組 3年 松家 2 分27.00 秒(1K換算)147 秒(1周)73.5 秒

男子800M予選 13:00〜
2組 1年 渡辺 2 分24.00 秒(1K換算)144 秒(1周)72.0 秒
3組 1年 白石 2 分10.00 秒(1K換算)130 秒(1周)65.0 秒

女子100M決勝 14:15〜

男子100M決勝 14:20〜


8月25日(日)
男子5000M決勝 9:00〜
1組 2年 飯盛 17 分10 秒(1K換算)206 秒(1周)82.4 秒
2組 2年 奥野 18 分0 秒(1K換算)216 秒(1周)86.4 秒

女子200M予選 11:15〜
 4組5レーン 1年 木寺
10組4レーン 2年 齋藤

男子200M予選 11:45〜
11組2レーン 3年 大曽根
14組8レーン 3年 安達

女子3000M決勝(1組) 12:25〜
2年 丸田 11 分59 秒(1K換算)240 秒(1周)95.9 秒
2年 高橋 12 分10 秒(1K換算)243 秒(1周)97.3 秒

女子800M決勝 12:50〜

男子800M決勝 12:55〜

女子200M決勝 13:35〜

男子200M決勝 13:40〜
2013年08月21日
 おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会まであと2日になりました。
 この前、陸上関係のツイートで、sexy zoneの佐藤勝利君のbotでこんなものがありました。
 「もう引退したけど、中学では陸上部だったんだ。陸上部は夏休みの3分の1くらい練習があって。比較的涼しい時間ってことで9時から12時までやるんだけど、正直涼しいことなんてなくて大変だった」
 自分たちも頑張っているけれど、見えないライバルたちも同じ気持ちで頑張っていることに、リスペクトの気持ちがなければ、きっとスタートで力の差を見せつけようとして力んだり、相手のことを蹴落としてでも前に出ようとするような、自己満足的なレースしかできず、世界陸上で見られたような、ゴールした後お互いの健闘を称えあうような清々しい気持ちにはなれません。僕はフルマラソンのレースでスタートラインについたとき、大会を運営してくれた人たちの気持ちや、ここに並ぶまでたった一人で練習を積んできた多くの市民ランナーの人たちに対する尊敬の気持ちで、一人じんわりしています。マラソンでは、「スタートラインについた人全てが勝者」という言葉がありますが、十分な練習がつめた時のあのスタートラインの気持ちは何と表現すればいいのかわかりません。きっと、ゴールするためではなくて、あのスタートラインに立つため、それだけのために、毎日、毎日、雨の日でも、暑い日でも、雪で足元が滑る日でも、孤独な練習を続けているのだと思います。家庭と仕事と両立しながら練習を継続することは誰にでもできることではありません。だから、あのスタートラインにつけた人、全ての人に僕は尊敬の気持ちを持たざるを得ません。感謝の気持ちを持って走るということ、走ることは心を動かすのです。
 
 そして、これは去年の私学大会の結果です。

2012年08月23日 
私学大会初日
1500M 男子 1年奥野 5分19秒76
1500M 女子 1年丸田 5分44秒69(PB更新!!)
          1年三角 5分37秒98 

2012年08月24日 
私学大会2日目
女子100M 3年 滝沢 13秒79組3位PB連続更新!!
         1年 谷川14秒49組3位
男子100M 2年 安達 11秒39 組1位決勝進出!!
        2年 大曽根 12秒32
男子100M決勝 2年 安達 11秒36 総合5位入賞!!

2012年08月25日 
私学大会3日目
男子5000M 1年 飯盛 16分48秒91 PB更新!!組2位、総合11位!!
女子200M  1年 齋藤 27秒19
男子200M  2年 都築 24秒65
女子3000M 1年 高橋 13分11秒73

 たった一年。されど一年。努力を続けた365日は、君たちのことをこんなにも大きく成長させました。
 さぁ、胸を張って、感謝の気持ちを持って、スタートラインにつきましょう。

 
2013年08月23日
 おはようございます。
 いよいよ私立中学・高等学校対抗陸上競技大会初日です。
 私学初日結果
 私学初日の様子 

 今日は4継がありました。試合の前から自分のレース前よりも緊張しました。心臓がバクバクしてました。3年生の4継は、直前まで持ちタイムが出れば8位圏内だったので、尚更でした。女子はこの1週間で更にタイムを更新してきました。来年の私学大会では良い勝負ができると思います。
 また、個人戦もドキドキの連続でした。完璧な練習ができていたと思えていた女子の1500で、結果が伴わなかったのは顧問の責任です。試合が連戦となることで疲れが残らないようにという考えと、ペース配分が上手にできていなかったので、ペースをものにする練習に負荷を置きすぎて結果としてスピードの鋭さが磨ききれなかったのが原因の一つです。それでも逆の見方をすれば、ペースを上手く配分して後半どんどん上位の選手を追い抜いていき、最終的に二人とも組3位となれたことはレース運びを覚えるという意味では大きな収穫だったとも言えます。しかし、自分の責任についてはそう、軽く考えるわけにはいきません。はっきり言って、悔しさでいっぱいです。3年生の4継もどうすることもできませんでした。もっとやれることはたくさんあったはずです。頑張った分だけ、その反動でくる悔しさが重くのしかかります。
 それでも、成功した選手ほど多くの失敗を経験しています。多くの人が失敗で諦めて歩みを止めてしまうなか、成功する選手は失敗から多くのことを学び、次へのモチベーションに変えていきます。そうして、最後まであきらめなかった人が、runner(継続する人)なのです。僕はそう信じています。悔しさのおかげで目が覚めました。やっぱり、自分たちはまだまだ弱い。弱いという自覚のもとで、努力を続けよう。
2013年08月24日
 おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会2日目です。
 今日は試合に行けませんが、結果が入り次第UPしたいと思います。
 私学2日目結果
 
  今日は昨日とは打って変わってPB更新の連続となりました。その場にいられないことが残念ですが、ドキドキ感は一緒に味わいました。やはり、部活は顧問一人で作るものではなく、部員が作っていくものなのだと強く実感しました。顧問が頼りない時こそ、部員が力を発揮してくれる。頼もしい限りです。
2013年08月25日
 おはようございます。
 東京私立中学・高等学校対抗陸上競技大会3日目です。
 私学大会3日目結果
 私学大会3日目の様子

 私学大会が終了しました。昨年の自分たちと比べれば、全ての部員がそれぞれ成長を確認できる内容となりました。これは、冷静に考えるとすごいことです。東京都高体連陸上競技専門部多摩地区選手権大会からも1週間しか経っていません。この期間で更に成長できたことは、東京都高等学校新人陸上競技大会予選会に向けての大きな自信となりました。
 しかし、自分たちの目指しているラインは、すでに今回の結果では満足できない段階まで進みました。やっぱり、8位入賞をどの種目でも取れなかったことは、悔しいとしか言いようがありません。その気持ちからスタートしなければ、明日からの練習も新たな成長を促すものにはならないと思います。
 陸上の練習は苦しいのです。それでも、その苦しい練習がしたい、と心から思えるのは、達成したい目標があるからです。もう2度と、あんな悔しい想いをしたくないという強い気持ちが生まれなければ、僕たちはいつまでもこの場所に留まらなくてはいけません。辿り着くべき場所があるのに、ここで諦めるのか、これまでの道を諦めて一からやり直す覚悟をしてでも、ゴールを目指すのか。100人選手がいて99人が諦めるような道ならば、僕はどんなに失敗を繰り返してでも最後までスタートラインに立ち続ける一人になりたいと思います。
2013年08月26日
  おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会予選会まであと5日です。
 今日の練習は、これまでと意識ががらりと変わって生徒たちが取り組んでいました。
 新しい目標に向かって、試行錯誤を続ける日々の始まりです。
 たった5日間でも、自分たちは変われる。
 昨日と、今日とでここまで別人になれるのだから。
 次のレースが本当の、法政大学高校陸上部の真価を発揮する大舞台です。
2013年08月27日
  おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会予選会まであと4日になりました。
 昨日、野球のヤクルトスワローズの宮本選手が引退会見を開きました。その中でのコメントに、「野球を仕事にしたときから、自分は野球をしていて楽しいと思ったことは一度もない」という発言があり、自分の中でも、プロとして野球に向かい合う責任や、仕事に対する考え方など、理解できる部分が半分と、自分の場合、何で陸上を続けているんだろうという疑問がでてきました。自分の限界と必死に向き合って練習しているときに自分が感じている気持ちを楽しい、と表現することがふさわしいのかどうか。思い通りの練習が積めて、完璧なコンディションでマラソンレースに臨めたときの気持ちは、確かに楽しいというのもあるかもしれません。でも、陸上に関わっている時間の99%位は、楽しいという言葉に非常に近い感覚ではあるけれども、何かまた違う気持ちに支えられているような気がします。自分は何のために陸上をしているのか、これは究極的な問いなのかもしれません。しかし、どちらにせよ、今朝起きた瞬間から、自分の頭の中には走ることしかなかったことだけは確かです。走りたい、この気持ちが楽しさからきているのかどうかは謎ですが、自分にとって吸すること以上に生きるために必要なことであると言うことができます。
 今日の練習では、短距離は4継のバトンの練習をしっかり行うことができ、確実に成長しました。100の2本のタイムも先週から比べるとみんなタイムを伸ばしていて、人によっては1秒以上速くなっています。中・長も設定が一段階上がり、先週までの生徒たちではきっとできないようなメニューをきちんと乗り越えてきました。メニューに入る前の恐怖に打ち克ったことで得られた達成感、自信はみんなのことを大きく成長させてくれるはずです。
 さて、あと1回。今日の練習ができたことに感謝をし、次の練習を大切にしましょう
2013年08月29日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会予選会まであと2日です。
 部員の意識も大会に向けて少しずつ研ぎ澄まされてきています。自分にプレッシャーを与えるのではなく、やらなければならない理由をしっかり作ることが大切です。頑張る理由がある人ほど、勝負の場面で強くいられるからです。陸上が趣味である人と、競技者として取り組んできた人が同じ舞台で競り合ったとき、自分の自由な時間、その他のやりたいこと、お金など、いろんなものを犠牲にして陸上に関わってきた競技者の方が、強い自分でいられます。これをスポーツ心理学ではcommitmentと呼びます。みんなは陸上に対してcommitしていますか。負けられない理由はありますか。
 さぁ、負けられない戦いが始まります。

<新人予選日程&中長タイム設定>
※時間は競技開始時間です。
※自分自身でも必ず確認すること

8月31日(土)
9時20分〜 男子1500M予選
3年 奥野 4 分31 秒(1K換算)181 秒(1周)72.3 秒

11時20分〜 女子100M予選
1年 木寺
2年 齋藤
2年 谷川

12時05分〜 男子400M予選
1年 白石

13時40分〜 女子1500M準決勝
1年 岩橋 5 分18 秒(1K換算)212 秒(1周)84.8 秒
2年 三角 5 分10 秒(1K換算)207 秒(1周)82.7 秒
2年 丸田 5 分28 秒(1K換算)219 秒(1周)87.5 秒

14時50分〜 男子400M準決勝

15時30分〜 男子1500M決勝

15時50分〜 女子4×100R準決勝
2年 谷川→1年 木寺→1年須藤 →2年齋藤


9月1日(日)
9時15分〜 女子800M予選
1年 渡辺 2 分46.00 秒(1K換算)166 秒(1周)83.0 秒
2年 松野 2 分45.00 秒(1K換算)165 秒(1周)82.5 秒

9時55分〜 男子800M予選
1年 庄 2 分25.00 秒(1K換算)145 秒(1周)72.5 秒

11時50分〜 女子200M予選
1年 須藤
1年 木寺
2年 齋藤

12時30分〜 女子800M決勝

12時40分〜 男子800M決勝

13時35分〜 女子200M準決勝

13時55分〜 女子3000M決勝
1年 岩橋 11 分45 秒(1K換算)235 秒(1周)94.0 秒
1年 渡辺 13 分50 秒(1K換算)277 秒(1周)110.7 秒
2年 高橋 11 分59 秒(1K換算)240 秒(1周)95.9 秒

15時50分〜 男子5000M決勝
1年 渡辺 18 分10 秒(1K換算)218 秒(1周)87.2 秒
2年 奥野 17 分50 秒(1K換算)214 秒(1周)85.6 秒
2年 飯盛 16 分10 秒(1K換算)194 秒(1周)77.6 秒

<昨年度結果>
都新人予選初日
1500M 2年男子 岩井 4分43秒
100M予選 2年男子 安達 11秒59
        2年男子 大曽根 12秒01
100M予選 1年女子 齋藤 13秒31(組1位。準決勝進出!!)
        1年女子 谷川 14秒45
400M予選 2年男子 橋 55秒84
1500M予選 1年女子 三角 5分24秒85(PB8秒更新!!)
         1年女子 丸田 5分42秒33(PB更新!!)
100M決勝  2年男子 安達 11秒52(0.01秒差で都大会出場できず)
         1年女子 齋藤 13秒14(総合6位入賞!!都新人大会出場決定!!)
100×4R 2年 渋谷→大曽根→都築→安達 45秒12(総合8位入賞!1都新人大会出場決定!!)

都新人戦予選
800M 女子1年 松野 2分51秒55
200M 男子2年 安達 23秒24(組2位 準決勝進出決定!!)
     男子2年 都築 24秒83
200M 女子1年 齋藤 27秒56(組1位 準決勝進出決定!!)
200M 準決勝 男子2年 安達 22秒79(PB更新!!総合3位入賞!!都大会進出決定!!)
200M 準決勝 女子1年 齋藤 27秒28(総合8位入賞!!都大会進出決定!!)
3000M 女子2年 吉村 13分14秒
      女子1年 高橋 13分04秒(PB更新!!)
5000M 男子1年 飯盛 16分33秒(PB更新!!総合10位)
      男子1年 奥野 18分35秒(PB更新!!)
2013年08月31日
 おはようございます
 東京都高等学校新人陸上競技大会予選会初日です。
 8月31日都大会新人予選初日の様子
  熱い戦いの1日でした。2年生の奥野君が1年ぶりの1500エントリーで1分近く記録を伸ばしたことから始まり、1年生の白石君が400でレース展開を変えることで2週間前より1秒以上タイムを縮めるという良い流れが続きました。期待が大きくなりすぎて、自分が緊張で気持ち悪くなりました。それが良くなかったのだと思います。
 女子1500では、先週に引き続きベスト更新には至りませんでした。自分の期待に応えようと、生徒たちは一生懸命走ってくれました。何がいけなかったのか、原因らしき物はつかめているので、次は絶対に大丈夫です。
 そして、女子100M。1年生木寺さんはどんどん記録を伸ばしています。2年生の谷川さんは少し力んでしまいましたが、次につながる走りだったと思います。
 そして、2年生の齋藤さんは12秒台に迫る全体6位のタイムで準決勝進出を決めました。私学大会から気持ちを高めてきて、昨夜は一睡もできないほど、この大会に向き合ってきました。こちらの気持ちも齋藤さんとつながります。しかし、準決勝では思うような走りができませんでした。悔しさで流れる涙にかける言葉も見つかりません。次の4継に向けて気持ちを切り替えられるかどうか、それができるのは齋藤さんだけなのです。自分にできることは結局、生徒を信じることだけです。そして、生徒たちが最高の走りを見せてくれることを信じて、カメラの撮影ポイントを探し、心の中で彼女たちと一緒に走りました。
 その結果が、都大会新人予選初日結果です。
 1走の谷川さんはいつも一人スタート練をチームのために続けてきました。2走の木寺さんは怪我で思うように走れない3走の須藤さんのために、追い上げます。そんな状態でも他校を果敢に追い上げた須藤さん。その負担を最大限かばってあげるバトンリードで4走の齋藤さんが一気に追い上げます。最後まで写真を撮ろうと思っていた心も完全に折れてしまい、カメラを下ろし、すっかり齋藤さんに見入っていました。

 悔しさから逃げず、まっすぐ受け止めること。そのことほど、君たちを成長させるものはない。そしてたくさん涙を流したら、前を向いてしっかり切り替えること。走り出す勇気がある限り、戦いは終わらない。

 齋藤さんの切り替え、その悔しさがにじみ出るような走りが心を打ちました。

 結果がわかる前、駄目だったら自分のせいですと言い続けていた須藤さんの悲しい涙が、うれしい涙に変わった瞬間の4人の姿は心の写真に残り続けます。
 
 The strength of the pack is the wolf, and the strength of the wolf is the pack.
 チームの力は個の力の総和によって決まり、個の力はチームの絆によって高まる
 
 女子4継初の快挙、おめでとう。そして、感動をありがとう。
 
2013年09月01日
  おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会予選会2日目です。
  9月1日都大会新人予選2日目の様子
 今日も生徒たちの活躍が続きました。1年生の渡辺さんは1日で800Mと3000Mの2種目走りました。シンスプリントを抱えながらよく走りました。
 1年生の庄くんは短距離と中距離で迷いながらの半年間でしたが、自分の活躍する場を見つけ、ベストを連続更新しています。
 1年生の岩橋さんは始めての3000Mで12分を切りました。設定にはわずか及ばずでしたが、会心の走りで総合10位に入りました。
 2年生の高橋さんはこれまで順調にタイムを更新し続け、今回はいよいよ12分切りを目指しましたが、暑さで体力を奪われました。力はあるので、これからチャンスはあります。
 そして男子5000M。1年生の渡辺君は初めてながらしっかり自分でペースを作りながら走りきり、楽しかったと感じることができました。2年生の飯盛君は先週と同じ走りができれば都大会でしたが、コンディションが合いませんでした。同じく2年の奥野君は、昨日の1500での活躍からの5000でしたが、思うように走れず、逆に5000に対する闘志が湧いてきたと言っていました。距離が伸びればその分、ちょっとした変化が結果に大きく影響してきます。そのための自己管理能力が必要です。
 そして、昨日に引き続き、齋藤さんの物語は続いていました。まず予選を全体5位タイムで準決勝進出を決めました。これまで、準決勝になるといろいろなものを背負いすぎている感じがあったので、周りを気にせず、自分の走りに集中することを伝えました。陸上はタイムで強さが決まってしまうスポーツですが、それは持ちタイムではありません。そのときに一番速い人が強いのです。だから、走り出すまでみんな同様の不安を抱えています。他の人を意識せず、自分の走りだけに集中する。難しいことですが、齋藤さんは見事やってくれました。
 9月1日都大会新人予選2日目結果
 法政高校陸上部の夏が終わりました。今年の夏は間違いなくこれまでで一番熱い夏になりました。それは、自分たちが成長し続けている証だと思います。次の1ページ、新たな歴史を作っていくのは、今ここにいる、君たち一人ひとりです。
 4継は都大会での入賞を目指します。中長はトラックから駅伝へ。
 春に集まった新しいメンバーたちと、一つのチームへと姿を変えた法政高校陸上部の、個を越えるチームの力を見せるときです。
2013年09月02日
 おはようございます。
 昨日までの大会の結果から、都駅伝女子の登録を変更します。

女子 都駅伝
選手 
     6K区間  三角
4.0975K区間  岩橋
     3K区間  丸田
     3K区間  高橋
     5K区間  松家

補欠 松野 渡辺

補助役員 木寺 須藤

 本来であれば、区間を固定してそれに特化した練習をした方がいいのですが、みんなの成長が著しく、逆に不安定な部分もあるので、今後の駅伝選考会の結果などでも、区間の変更、選手の交代があり得ます。現段階では、個人の力およびレース展開に対する適性などを考慮するとこのオーダーになります。
 大切なのは、自分が走るのか、走らないのか、どこを走るのかではなく、チームとして最速、最良の結果を生み出すこと、応援している人が、1区のスタートから5区の選手がゴールする、その瞬間まで、声枯れるまで本気で応援したくなる、そのような駅伝となるように、選手もそれ以外の部員も、全員が自分自身をチームに捧げることです。そのことが、今年の夏、4継が見せてくれたように、単純な走力を超える“想い、覚悟”の力を引き出し、個を超えるチームの力を引き出します。昨日、須藤さんが見せた涙の意味を全員がしっかりと理解してほしいと思います。
2013年09月04日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと19日です。
 今日は天気が不安定です。この時期になると、武蔵野陸上競技場も閉場になる時間が早まり使えなくなり、井の頭公園陸上競技場も雨が降ったり、雪が降ったりすることで長期間使えなくなる可能性があります。何とか練習ができるように、できることは祈るばかりです。

 今日の練習では、短距離、中・長ともにチーム戦を意識してしっかりと練習に取り組むことができました。10000のペース走では、1年生が苦戦していましたが、人間の体の適応能力は凄まじいので、すぐにできるようになります。焦らず、自分を信じて続けましょう。
 都大会での4継、そして駅伝と今後これまでよりもステップアップした舞台で戦っていくことを一人ひとりがしっかりと考えなくてはいけません。自分たちが戦おうとしているレベルの学校は、3年間陸上を続けていても、1回も4継に出してもらえない、駅伝のメンバーに選ばれない、そういう状況でチームのためにサポートを続けている部員がいるようなチームです。ひたすら努力して、願っても、届くことのなかったメンバー入り。本当に走りたくて、走りたくて、悔しさばかりが募る中、チームの勝利を願い、涙を流しながら応援しているチームです。生半可な覚悟では同じ舞台で戦うことすら敵いません。せめて同じ意識、覚悟を持って臨まなければ失礼です。本当の意味でのチームの絆、築いていこうではありませんか。
2013年09月06日
  おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと15日です。
 昨日は大雨で休校になりました。リフレッシュした状態で、今日の練習もしっかり取り組みます。

<井の頭公園陸上競技場での練習>
 今日の練習は一気に気温が下がり、涼しい中での練習となりました。1年生を中心に怪我人も出ていますが、怪我をしている中でもみんな一生懸命怪我と戦い続けています。2年生たちも、練習に対する集中力が一段と高くなり、練習ベストも更新しています。チームのために高め合えるこの時期の苦しさを、自分たちのちからに変えていきましょう。
2013年09月07日
  おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと14日です。
 今日も何とか天気がもちそうです。ありがとうございます。
 
<井の頭公園陸上競技場での練習>
 今日は短距離は学校で技術練のあと、井の頭トラックで100を2本。
 中・長はBUPのあとに100×10本でした。
 今週は本当に良い練習ができました。力は確実に上がってきています。
 絶好調の期間は人によって8週、長い人で10週。毎週ポイントをしっかり作って、調子の良い状態を維持していきましょう。
 目安は、練習したい!!という気持ちが伴っているかどうかです。
2013年09月09日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと12日です。
 走りたい気持ちを体の中にしっかりと充填して、練習に臨みましょう。
 中・長は明日、第2回駅伝選考会です。自分が最高の状態で走れるように準備しておきましょう。
2013年09月10日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと11日です。
 今日は久しぶりに武蔵野陸上競技場での練習ができます。
 時間は限られていますが、集中して練習してもらいたいと思います。
 中・長は第2回駅伝選考会です。

 今日の選考会は、夏の大会で思うように結果が残せなかった中・長にとっては、自信を取り戻す練習となりました。特に女子は、11分台に突入した生徒が3名も出ました。あと10月中旬の最後の選考会で、10分台を2名、11分台前半を1名、11分台後半を2名出せるようになれば、想像もできなかったことが起きるはずです。チームのために、1秒でも縮められる人が確実に1秒ずつ毎回の練習で縮めていくことが大切です。短距離も、中・長も合言葉は、“One Second for the Team”です。

<第2回駅伝選考会結果>
 男子5000M
 2年 飯盛 16分27秒59(設定 16分25秒)
 1年 渡辺 18分36秒68(設定 18分10秒)
 1年 白石 18分41秒70(設定 18分30秒)
 2年 奥野 20分05秒37(設定 18分00秒)
 1年  庄 21分45秒48(設定 21分04秒)

 女子3000M
 1年岩橋 11分30秒63(設定11分45秒)PB22秒更新!!
 2年三角 11分47秒84(設定11分41秒)PB25秒更新!!
 2年丸田 11分53秒40(設定11分50秒)PB7秒更新!!
 2年高橋 12分15秒43(設定11分59秒)
 1年渡辺 13分48秒28(設定13分50秒)PB4秒更新!!

 以上の結果と、これまでの結果を踏まえて、現段階では以下のようにエントリーを提出します。

男子 都駅伝
     10K区間  飯盛
      3K区間  庄
 8.1075K区間  奥野
 8.0875K区間  渡辺
      3K区間  橋
      5K区間  白石
      5K区間  岩井

 補欠    安達 都築 
 補助役員 渋谷 大曽根

 女子 都駅伝
 選手 
      6K区間  三角
 4.0975K区間  丸田
      3K区間  松家
      3K区間  高橋
      5K区間  岩橋

 補欠    松野 渡辺

 補助役員 木寺 須藤

 ※都駅伝は、レース当日までオーダー変更可。距離への適性を確認する練習の結果などで、区間の変更も流動的に行います。また、ピーキングが合わずに調子が落ちたり、怪我によって走れなくなることも十分あり得るので、部員全員がいつ選手に起用されても自信を持ってスタートラインにつけるよう準備を怠らないこと。
2013年09月12日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと9日です。
 練習の状況としては上がってきているので、体調管理にも気をつけながら練習していきましょう。

〈井の頭公園陸上競技場での練習〉
 このところの調子の良さを確認できる練習となりました。まだまだスピードが上がります。1年生を中心に怪我人が増えてきていることが残念です。ちょっとしたフォームの修正で避けられる怪我もあるので、怪我で練習できないとマイナスに考えるのではなく、こういうときこそ徹底的に陸上を勉強してください。
 そして明日は武蔵野陸上競技場での練習です。
 心も、体も、練習に100%集中できる状態で集合しましょう。
 失敗を恐れず、走ることを楽しみながら頂点を目指しましょう。
2013年09月13日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと8日です。
 いよいよ迫ってきました。
 そして、今日は武蔵野陸上競技場での練習ができる日です。練習が終わった後に「今日の練習ができてよかった」と思えるように、心と体の準備をしておきましょう。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 やはり、久しぶりの武蔵野陸上競技場での練習は最高でした。どの学校もこの時期、練習場所に困っている状況は同じようで、たくさんの学校が練習に来ていました。やはり、陸上って素晴らしいスポーツですね。一つの競技場で、たくさんの学校が一緒に練習している、みんな限界に挑戦しながら毎日少しずつ成長を続けている、多くの苦しさの中にある一握りの達成感のために、毎日ひたすら頑張っているのです。
 勝つのは、最後まで自分を信じて努力を続けられた人だけです。上手くいく日もあれば、そうでない日もある、でも、上手くいかないときも含めて自分なんです。その弱い自分を、ありのままの自分を受け入れる覚悟があるかどうか。弱いから諦めるのか、弱いからこそ、強くなるために頑張るのか。陸上も、人生も選択の連続です。
2013年09月14日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会までいよいよあと1週間となりました。
 怪我人も多く、決して絶好調と言える状態ではありませんが、部員たちの中でのモチベーションは高い状態です。51秒台を出すことを目標に、しっかり1週間後に照準を絞りたいと思います。
 また、中・長も昨日の練習で全員が練習ベストを更新しているので、オーバートレーニングにだけならないように気をつけながら、攻めるところはきちんと攻めていきましょう。

〈井の頭公園陸上競技場での練習〉
 最後の残暑と言われていましたが、本当に暑い日でした。短距離は1週間前ということで、いよいよ調整に入っていきます。目標は51秒台を出すこと。大舞台で、自分たちの走りを、周りの強豪に惑わされることなく徹することができるかどうかです。
 中・長はこれまでに培ったスピードを距離に移行していく時期です。またゼロからのスタートとなりますが、コツコツと走り続けることで、夏までに上げたスピードが距離と融合でき、レースで最高のパフォーマンスを発揮してくれることになります。3000を6000に、5000を10000に、顧問はそれを21097、そして42195へと転換していきます。君たちの方が、楽だということ、わかってもらえますか?
2013年09月17日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと4日となりました。
 女子初のチーム戦、PBを出して51秒台、これほどドキドキする目標はありません。
 学校全体は文化祭準備一色です。こちらも今週末なので、陸上部は毎年のことながら両立が非常に難しい時期となります。
 それでも、中・長にとっては駅伝がもうすぐ目の前まで来ています。箱根駅伝もカウントがされています。駅伝まであと1ヶ月と2週間弱というこの時期は、毎回の練習で伸ばそうとしている目標能力が違います。全ての練習がセットのようなものなので、飛ばすことはできません。コツコツと、毎回自分の限界に挑戦しながら、最速の自分を作り上げるために準備していく時間です。
 ということで、短距離・中・長ともに、今日の練習も最高の自覚を持って取り組みましょう。

  今日の練習では、短距離はactive rest、中・長はAT走でした。ATはanaerobic threshold(無酸素閾値)でのランニングで、心肺能力を強化するものです。後半になってくると、どんどん酸素が足りなくなってくるので苦しい練習ですが、全員設定クリアできました。他にも伸ばさなくてはいけない部分があるので、毎回ATをやるわけにもいきません。あと何回ATを本番までにできるか、そう考えると、日数はあるようでないものです。だからこそ、毎回、自分の心に言い訳しないで、目の前にあるチャンスをちゃんとつかむかどうかが大切ですね。
2013年09月19日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会まであと2日となりました。
 空気が澄んだ青空の下、気持ちも引き締まります。当日もこのような天気の下、今シーズン最高のレース日和になることを願います。
 今日、明日と最後の調整が続きます。気持ちはMaxで迎えたいです。

 今日の練習では、短距離は100Mを1本やりました。怪我の対応も含めて、今の自分たちにできることは精一杯やってきました。明日、最後の調整をして、自信を持って都大会に臨みたいと思います。
 レースを経験するごとに意識が高まってきているこのメンバーであれば、多少のデメリットは吹き飛ばせると思っています。むしろ、夏の疲労がしっかり取れたと思ったり、走りたい気持ちが貯まってきていると、ポジティブに考えるようにしましょう。
 できる、できる、自分たちならきっとできる!!
2013年09月20日
 おはようございます。
 いよいよ明日、東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会です。
 今はもう、ワクワクする気持ちしかありません。
 最高の舞台で、最高の結果が出せることを、気楽に待つだけです。
 1走の谷川さんは2年生になってから記録をどんどん伸ばし続けています。怪我もなく練習継続できたので、順調なスタートを切ってくれると思います。
 2走の木寺さんは1年生ですが、中学の頃から陸上をやっていました。武蔵野陸上競技場で練習をしていたらしいので、去年から僕たちと一緒に練習してきたことになります。軽度の肉離れを起こしていて練習できない日もありましたが、夏からの集中練で体も休息を必要としていたということです。軽い足で走ることができるはずです。
 3走の須藤さんはまだ無理が出来る状態ではありませんが、骨も繋がり、前回よりも良い状態でレースに臨めそうです。4人の中で唯一の高校からの陸上部員ですが、逆に言えば潜在能力はダントツです。
 4走の齋藤さんは、怪我もなく、順調に練習してきました。個人戦も出場するので、今度こそ、中学からのPBを更新できるチャンスだと思います。今日の練習でも抜群の安定感でバトンを受けていました。
 今日の練習では、改めて予選を勝ち抜くチームとしての風格を感じました。これまで他のチームからそれを感じることはあっても、自分のチームからそれを感じるようになるとは思いませんでした。1本1本の集中力、そしてそのあとのチームでの話し合い、リラックスした雰囲気の中でお互いが感じていることを正直に話せるチーム力、これは今後に向けてもまだまだ成長していく伸びしろを感じさせました。
 正直に言えば、今日の練習までは、怪我人もいて、武蔵野での練習機会もなく、どうかなと思っている部分もありました。でも、今日の練習で全く違う感想を持ちました。武蔵野が使えない、怪我で練習できない、ないことに対して言い訳を考えるのは弱いチームのすることです。井の頭トラックでのきつい練習によって君たちは足の使い方を覚え、怪我をしたことによって更に強い心と体を手に入れていました。顧問の予想を遥かに超えて、強いチームに成長していました。
 昨日とはまた違った意味で、確信を持って、言えます。君たちならきっとできる。
 
 そして、今回は中・長の2年生部員全員でサポートに行きます。チームとして戦えることを誇らしく思います。
 さて、状況は整いました。あとは、最初のスタートを切りましょう。

 It is impossible to win the race unless you venture to run, impossible to win the victory unless you dare to battle. Richard DeVos
  走り出そうとしなければレースに勝つことはできない。戦おうとしなければ、勝利をもぎ取ることはできない。
2013年09月21日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会初日です。
 
 →9月21日都新人1日目結果
 →1日目の様子
 最高の環境、最高の舞台で法政高校陸上部女子団体初の新人都大会に出場してきました。今回は自分たちの力不足を感じる結果となりました。怪我も含めて、実力です。短距離、中・長と怪我をしないで秋のシーズンに移行できるようになること、これが来年の自分たちの最大の目標であると実感しました。練習量、質、ともに他の強豪校と比べて多いわけではないので、それらを落とさずに、いかに怪我をしない体にしていけるかどうか、それがこの冬の最大のテーマになってくると思います。それは、現在の1,2年生のみの話ではなく、来年入ってくる1年生に怪我をさせないようにチームとして意識を持っていけるかどうかです。今回味わった、この舞台で今度こそ本気の本気で思う存分力を出して、勝っても、負けても涙が出るくらいやりきりたい、という気持ちを心に刻んで、日々、本当にちょっとした気配りを大切な足にしていきましょう。
 それでも、今回のレースは結果以上に、何だか今後に繋がる大きな可能性を感じました。春の都大会で、今度は50秒台を切ることを目標にできるチームになっていること、そして都大会という大舞台で勝負ができるチームになれていたら、そう考えるとワクワクする気持ちが止まりません。すべての条件が整えば手が届きそうな目標なだけに、こういうことを考え出すと、眠れない夜が続いてしまいそうなので、考えないようにします。
 そして、次は23日の齋藤さんの200Mです。心と、体がうまく一致すれば、ベストが出るだけの条件は整っているはずです。誰もが自分の走りをしようとするなかで、本当に強い選手だけが自分の走りをすることができます。スポーツは、そもそも、対戦相手に「いつも通り」の戦い方をさせないようにするのが狙いです。競技場に入ってから、アップ中、スタートにつくまで、その一連の流れの中で、もしくはレースの前に持ちタイムで圧倒したりすることで、対戦相手を緊張させ、力ませて、自分のいつも通りの走りをさせないように(無意識に)しています。だからこそ、大体勝負は持ちタイム通りになってしまうことが多いのです。でも、そういうメカニズムをきちんと理解して、そうならないようにしっかりと事前に自分の心理状況をコントロールすることができれば、どんな状況でも、自分の力を発揮することは可能です。気負うのではなく、勝気でいること、下を向くのではなく、上を向くこと、自分のやってきたことに100%の自信を持つことです。

 
2013年09月23日
 おはようございます。
 東京都高等学校新人陸上競技大会3日目です。
 →9月23日新人都大会3日目結果
 →3日目の様子
  今日、この大会に参加する権利を得たのは2年生の齋藤さんだけでした。
 やはり、都大会レベルの大会はそこで走ることができるというだけでも、いろいろなことを考えさせられ、学ばされる大会です。
 文化祭と部活、その狭間で難しい舵取りだったようで、調子が上がらなかったようです。
 いよいよ2年生は、秋季大会を残すだけで、都大会は春でラストです。
 高校の3年間は本当に短い。
 よく時間の長さとか、密度などで話をすることがありますが、僕は高校の3年間という時間は競技を学ぶという観点で言うと、本当にあっという間の時間だと思います。上手くいくことがあって、もっともっとと思ったところで怪我をして、もう一度基本に帰って更に強くなって、さぁ、その先を見ようと思ったところで大抵終わってしまいます。だからこそ、一瞬一瞬でキラキラ輝く、たった数回のとびっきりの思い出を作れるかどうかなのだと思います。ラストはあっという間にやってきます。そのことを覚悟しなければなりません。最高の一瞬を掴み取れ。Seize the Day. 
2013年09月24日
 おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選まであと40日。
 文化祭も終わり、また、陸上部が一致団結して一つの目標に向かって動き始めました。
 都駅伝までも、日数以上に、練習回数で数えると、あと21回しかありません。僕たちが目指しているのは、そのたった21回の練習で、今より1分速く走れるようになることです。これは簡単なことではありません。それでも、きっと、成長し続けてきた法政大学高校陸上部なら成し遂げられる。毎回の練習でかかるプレッシャーや、受け取る襷の重みも、これまで経験したことのないものになると思います。でも、僕が高校生だったら、きっとチャレンジしたい。できそうなことに挑戦するよりも、できたときに自分自身が心の底から納得できるような目標に挑戦したいと思います。そのためだったら、どんな犠牲もいとわないくらいの覚悟で。
 誰だって好きなことに対しては努力します。そのなかで勝つために必要なこと、それは、人が諦めたところからどれだけ頑張れるか、です。気持ちが強い選手、自信のある選手ほど成功する確率が高いと言われるのも全て、その選手が自分の負けを信じないという心の強さから来ています。今日、女子レスリング55kg級の村田選手の話をしましたが、吉田沙保里選手という絶対的な存在を前にしても、最後まであきらめない、自分の勝ちを信じている姿勢は正に全ての高校生アスリートの鏡だと言えます。
 やるからには、勝つつもりで。根拠なんかなくてもいい。自分たちならできる、と信じられるだけの40日間にしよう。
2013年09月26日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選まであと38日です。
 これからしばらくは、行事もなく定期的に練習が続くので、コンディションを上げるのには絶好のタイミングです。

 今日は会議で練習には出られませんでした。
  しかし、3年生が怪我から復帰し、たくさん出てくれました。3年生がいると部活が引き締まります。顧問がいない中でも、しっかりと限界を目指して練習できる部活になってきました。変化は目に見えるか見えないか小さなものですが、その積み重ねは大きな変化になっています。普段一緒に活動していると気づかないこともありますが、少し距離を置いて見てみると、間違いなく大きな成長を遂げていることを感じます。
 今日は部活の前に、ポイントを一つ話しました。「あと何回、何週というカウントをせずに、一歩ずつどこにどのように足を置くのか、腕ふりのタイミングをどうするのか、どうすれば力を使わずに少しでも前に自分の体を移動することができるのか考えながら練習すること。あと何週と考えた時点で、脳は力をセーブすることを無意識のうちに選択してしまうから」と言いました。練習後の反省で、そのことを意識して前回よりも良い走りができたという部員の声を聞きました。毎回の練習が終わるとき、トラックに感謝の一礼をしますが、良い練習ができたときは、自然とその一礼にも普段以上の心がこもります。レースまでの練習の日々が、ずっとそういう一礼ができる内容になることを願います。
2013年09月27日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと37日です。
 朝晩の気温は半袖では寒く感じる季節になりました。中・長にとってはしっかりと追い込める季節です。風邪だけ引かないように気をつけましょう。

  怪我をする選手とそうでない選手の違いは体の柔らかさにあります。でも、これは天性のものを言っているのではなく、毎日の柔軟によってしっかりと体を動ける体にするということです。それと同時に、走ることのみで走力を上げるのではなく、レジスタンストレーニングで走るだけでは鍛えることができない全身の筋肉のバランスをしっかり整えることが、より速く、より遠くに自分の体を移動させる最も確実な道です。地味なことから逃げてはいけません。残り1ヶ月、泥臭く戦いましょう。
 
2013年09月28日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと36日です。
 昨日の練習は、短距離も距離、本数ともにきつめの練習でした。中・長は今日は少し強度を落として、体の回復を図りたいと思います。短距離は今日もきつめの練習ですが、みな表情は明るく、良い雰囲気で練習ができています。怪我していた部員も徐々に復活し、練習できることのありがたさと、練習しないと体が動かなくなるという事実の両方を味わっています。しかし、部員全体の意識、コンディションともに上がってきているので、やるときはやる、休むときはやりたくてもきちんと休むというメリハリをつけながら練習していきましょう。調子が良い時に強い選手ではなく、それを継続できる選手になりましょう。
 明日はしっかりと体を休めて、心も、体もリフレッシュした状態で来週を迎えましょう。まだまだ練習は厳しくなっていきます。
 
2013年10月03日
 おはようございます。
 いよいよ全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと1ヶ月です。
 練習休みが続いてしまいましたが、今日からまた気持ちを引き締めて取り組んでいきましょう。

  今日の練習では、久しぶりに充実した練習ができました。
 休みがあったり不定期に練習になると、逆に不安は増えます。やはり、毎日部活があることはありがたいことなのだと再確認しました。これからチームとしては駅伝のシーズンを迎えますが、これは中・長のみの戦いではありません。学内の中学生に対して陸上部の活動に興味を持ってもらう最大のチャンスです。走るということそのものに興味を持ってもらうことで、短距離も中・長も関係なく多くの部員が集まる場所としたいと思っています。
 それでは、学内で掲示するポスター作りがあるので、この辺で。
 
2013年10月04日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと30日です。

 昨日の練習では短距離の怪我から復帰したメンバーは本数を減らしながらもきちんと練習できました。3年生の男子短距離は、最後のレースに向けて自分たちで課題を見つけながら志高く取り組んでいます。そうした先輩の姿から学びながら、後輩たちも陸上とのかかわり方を学んでいってほしいと思います。中・長はまだ怪我をしている部員たちが完治しておらず、フルにメニューをこなすことが出来ない状態です。自分も足底筋膜炎との戦いが続いていたのでわかりますが、怪我との戦いには時間がかかります。こればかりはどうしようもありません。なるべく心肺機能を低下させずに、しっかりと体を治すということを学んでいく良い機会だと肯定的に受け止めてもらいたいと思います。そして、絶対に治すという強い覚悟を持って、早寝早起きを実践していくしかありません。
 
 今日の練習は小雨の降る中、そんなこと関係ないくらい、みんな集中して練習することができました。今はチーム全体として練習量が増えている中、自分たちの成長を実感できる時間が続いています。自分の方針転換により、アップの仕方を今後はもっとしっかりやらせていこうと思っていますが、日常生活から自分の体を全身隅々にまで意識を巡らせて使えるようにすることが目的です。新しい意識で取り組みましょう。
2013年10月05日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと29日です。
 今日は朝から雨が降っているので、体育館での練習となりますが、このところポイント練が続いていたのでどっちみち今日はリカバリーメニューにしようと思っていました。タイミングの良い雨です。

 
2013年10月07日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと27日です。
 今日は法政中学の3年生も見学に来る予定です。
 女子4人来ることになっていますが、話を聞いていると4人ともそれぞれ陸上での可能性を感じさせるものを持っています。僕の中では4人が法政のユニフォームを来て活躍している姿がイメージできますが、あとは本人の気持ち次第。縁があることを祈ります。

 今日の練習では、土曜日の新しいプライオメトリクス、そして流しの方法の効果が確認できるものでした。短距離は、星川コーチが来てくれたのでいつも以上に密度の濃い練習となりました。怪我をしていたメンバーも続々と練習に戻ってきています。良い流れが来ています。
 中・長は怪我をしている人がまだ練習できない状況ですが、元気なメンバーは記録をどんどん伸ばしている時期です。何をやっても上手くいく時期なので、練習もきっと楽しいのだと思います。この状態をあと2ヶ月弱キープできれば最高です。というか、それをしなくてはいけません。
2013年10月08日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと26日。
 駅伝メンバー以外の試験前までの練習はあと2回となりました。光陰矢のごとし。
 昨日よりも成長した自分になれるように頑張りましょう。

 今日の練習は高橋コーチが来てくれました。連日コーチが来てくれるのは本当にうれしいことです。忙しい中、後輩のために時間をかけて来てくれるOBの気持ちをしっかりと受け止めましょう。
 駅伝に向けての調整は高いレベルで仕上がってきています。練習できているメンバーは記録を更新し続けているので、あとは怪我をしないことだけです。怪我をしているメンバーは気持ちが焦る時期ですが、休養もトレーニングの大事な一環です。この感覚がないために失敗してしまう選手はたくさんいます。練習すればするほどよいわけではありません。常に最高の状態に心と体を持っていって継続して練習することが大切なのです。思い切って、しっかり休むことも大切です。きちんと回復したら、体の方からサインを出してくれます。走りたい、階段を駆け上がりたい、思いっきりジャンプしたいというサインです。階段を上るのでも息が切れるような状態で練習を頑張って続けることはやめましょう。そんな状態でやったところで結果がついてこないだけでなく、もっと状態を悪くして、更に自信を失って、そのうちに走ることが楽しく感じなくなってしまうからです。走りたい!という肯定的な気持ちが充足されるまでしっかり休むことも大切です。
 ポロシャツのデザインが完成しました。今度サイズ合わせをします。その後、お知らせを出します。→ポロシャツデザイン
2013年10月10日
 おはようございます
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと24日です。
 今日で駅伝メンバー以外は試験1週間前ということで、最後の練習になります。試験期間に良いイメージで体を維持できるように、スカッとする練習をしておきましょう。そして、試験期間中も、各自近所の公園などでの朝練など、短時間でできることを1日おきくらいの感覚で入れるようにして、自分のfitnessを保ちましょう。

  試験前最後の練習は、短距離も100×10本×2セットという厳しいもの。中・長は400×指定本数で、女子でも14本という人もいました。みんなが限界まで追い込まれる中、設定タイムこそ違っても、一緒に走っている部員が多くいました。bicarious experience: 仲間がやりきるところを目の当たりにすることで、自分もできるという気持ちになることを指すスポーツ心理学用語ですが、やっぱり一緒に走る人がいるのは心強いことだと思います。そして何より一緒に達成した時に得られる連帯感は、一人の練習では得られるものではありません。ただ、速い人が遅い人に合わせたり、遅い人が速い人に合わせると効果は半減してしまうので、あくまでペースは自分の設定でやらないといけません。その辺の調整もそれぞれがきちんとやっていて、成長を感じました。
 今日のメニューが終わった時の達成感は、他のことで得られるものではありません。合宿で得られた達成感は、東京での普段の練習でも得ることができるのです。陸上部を引退するその日まで、あと何回この気持ちを味わうことができるでしょうか。僕が顧問をしている理由は、君たちにこういう気持ちをたくさん味わってもらいたいからです。
2013年10月12日
 おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選まであと22日です。
 そして、明日はいよいよ都駅伝最終選考会です。
 最高の状態で迎えられるような一日を過ごしましょう。

よければ見てください→顧問次男の運動会の様子10月12日
2013年10月13日
  おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選 まであと21日。
 今日は都駅伝最終選考会です。

 駅伝に向けての走り込みメニューが増え、体の不調を訴える部員が増える中、決してベストコンディションとは言えない中での選考会でしたが、ベースとなる力が上がっているので、設定を超え、ベストを更新する部員が続出しました。
 男子は本来短距離の白石君が記録を伸ばしています。奥野君も少しずつ復調を見せています。飯盛君は1年ぶりに16分を切りました。レースではない中での記録なので、実質はPB更新できる力がついていると言えます。
 女子は3年生の松家さんがサッカーで本格的になでしこリーグに挑戦して
忙しく、今日もこのあと試合がある中で来てくれました。そして貫禄の走りを見せてくれました。2年生の丸田さん、高橋さんはフルに練習をこなし、怪我もせずにやってきました。丸田さんは昨日の練習の結果が思わしくなかったことで不安を抱いていましたが、練習してきたことは裏切らないということを覚えられたと思います。高橋さんもベストを更新しました。
 1年生の岩橋さんは前回11分30秒という記録を出して以来、体の不調が続いていますが、渡辺さんは前回の記録を40秒縮めてきました。
 これで女子は、松家さん、三角さん、丸田さん、そして1年生の岩橋さん
の4人が12分切りを達成しました。去年のこの時期は松家さん一人でした。チーム力が上がっています。去年の自分たちを越えるだけなら準備は整いましたが、今年の女子チームはもっと大きな目標を目指します。

 都駅伝駅伝選考会結果
〈男子5000TT〉
  2年 飯盛 15分56秒80
 1年 白石 18分33秒52(PB9秒更新)
 2年 奥野 18分46秒16
 1年 庄   22分04秒84

 〈女子3000TT〉 
 3年 松家 11分41秒55
 2年 丸田 11分44秒37(PB9秒更新)
 2年 高橋 12分02秒21(PB7秒更新)
 1年 岩橋 12分58秒48
 1年 渡辺 13分09秒46(PB39秒更新)
2013年10月17日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと17日です。
 明日から中間試験ですが、駅伝メンバーのみ、最後の練習をします。
 台風などで思わぬオフができたので、元気な状態で練習できるといいのですが。

 今日はATメニューでした。練習メニューの中でも群を抜いてきつい部類に入るメニューということもあって、できるかどうか不安もありましたが、調子を維持できている人はきちんとやりきることができました。疲労がたまってきているので、試験期間中は気分転換で走るくらいにして、しっかり足を休めてください。試験が終わったら、能力を上げるための練習は1週間もありません。そこからは調子を戻すための期間に入っていくので、もう本当にくるところまで来たという感じです。
2013年10月20日
 おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選 まであと14日です。
 義弟がコーチを務める大東文化大学箱根駅伝予選について書きました→顧問の練習10月20日参照
2013年10月21日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと13日です。
 水曜日は雨天でも通常の雨程度であれば実施します。バッグを置いておくことが難しいので(雨で濡れる、盗難の心配)、学校指定でなくて構わないので、背負ったまま走れる(ジョック程度)ようなバッグで来てください。また本番に向けて、コンビニなどで売っている透明のレインコートを雨天アップ用も兼ねて用意しておきましょう。
2013年10月22日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと12日です。
 明日の都駅伝試走は雨天でも通常の雨程度であれば実施します(駅伝メンバーのみ)。バッグを置いておくことが難しいので(雨で濡れる、盗難の心配)、学校指定でなくて構わないので、背負ったまま走れる(ジョック程度)ようなバッグで来てください。また本番に向けて、コンビニなどで売っている透明のレインコートを雨天アップ用も兼ねて用意しておきましょう。

 さて、今年は猛暑、その影響で台風が秋でも続いています。冬も厳冬になるらしいです。今週は駅伝前の大切な練習期間なので、台風が来ないように念じています。
 今日は貴重な武蔵野陸上競技場での練習ができる日です。短距離も11月9日に秋季大会が始まるので、わずかな練習機会となりますが、レース同様の緊張感を持って練習しましょう。

  今日の練習で駅伝のメンバーをある程度決めました。今週の練習で最終的に状態を判断していきますが、現時点でのメンバーでそれぞれ目標タイムを設定しました→駅伝設定タイム
 
2013年10月23日
 おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選 まであと11日です。
 今日は試走でした。→顧問の練習10月23日参照
2013年10月24日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと10日です。
 台風が2つも接近していますが、練習のことを考えると、今日は何とかもってほしいところです。
 
<井の頭公園陸上競技場での練習>
 トラックに来たのは法政高校だけでした。今日一番の自分の仕事は、雨を降らさなかったことです。念じれば通じる。陸上の神様に感謝です。今日は中・長にとっては最後の厳しいメニュー、その名も5,3,1です。5000、3000、1000と順番に走ります。5000が前菜、3000がメインディッシュ、1000がデザート的な追い込み方をします。みんな意識高く取り組んでいました。今週後半の天気が厳しいですが、今日の練習ができたことは本当に大きかったと思います。
 ほとんどの学校が諦めるなか、自分たちだけが諦めなかったことで得られたことです。諦めないこと、自分で決めたことは最後まで責任を持ってやり遂げること、そうして強いbelief systemを作りましょう。
2013年10月25日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと9日となりました。
 今日も引き続き2つの台風が接近中ということで天気が読めませんが、昨日ポイント練を消化できているので、中・長は天気が悪ければ走るのをやめてトレーニングに集中したいと思います。
 そして、今週日曜日は全日本大学女子駅伝です。去年は大東文化大学が女子駅伝部創部2年目にしてシード権を奪取しました。今年もトラックで結果を残し続けているので、楽しみです。部員のみんなは、女子駅伝は感情がむき出しになるので、見ていてわかりやすく、学ぶことが多いので、是非見てください。
 そしてそして、ポロシャツが届きました。カッコイイ仕上がりです。バーストスポーツの宮沢さん、ありがとうございます→子供たちも作ってもらいました
2013年10月26日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと8日です。
 今日は午前中雨ですが、午後は止むという予報です。
 
2013年10月27日
  おはようございます。
 全国高校駅伝東京都予選 まであと7日ということで、
 今日は顧問もレースに出ました→顧問の練習10月27日参照
2013年10月28日
  おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと6日です。
 昨日の全日本大学女子駅伝は、感動でしたね。義弟の大東文化大学も、4年目にして準優勝という結果になりました。1年生のときは人数が足りなくて他の部活から選手を借りての参加、2年目は途中棄権、3年目でシードを取り、4年目で準優勝。1年生の頃からキャプテンだった岩田さんがアンカー。これ以上ないドラマでした。ゴールした後の部員の喜ぶ様子を見ていて、涙が出ました。駅伝はチームみんなの思いを背負って走っている、決して一人で走っているわけじゃない、ということを感じさせてくれるレースでした。
 それにしても、立命館の強さは一つ抜けていました。立命館宇治高校の全国高校駅伝優勝メンバーがそのまま1年生で走る、それを見て、また高校生が刺激を受けて来年は自分があの舞台に立ちたいという気持ちになる、そういう循環ができている強さです。憧れの舞台が見える位置にあるかどうか、これはスポーツ心理学上も非常に大切なことです。
 
 今日の駅伝メンバーメニューは、エンドレスリレーでした。襷をかけての練習。個人ではなく、チームとして走ることの意味を感じながらの練習となりました。見ている側も熱が入り、改めて成長した部員達の姿に感動しました。昨日テレビで見た姿と同じだけ輝いている部員たちの姿が、ここにもありました。11月3日、楽しみです。
2013年10月29日
  おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと5日となりました。
 生憎の天気ですが、昨日しっかりポイント練を入れられたので大丈夫です。
 あとは穏やかな気持ちで、木曜日を待つだけです。

 顧問の日誌に、厚木マラソンから顧問が伝えたいことを載せておきます→10月29
 
2013年10月31日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと3日です。
 今日は駅伝メンバー最終決定日です。

 最高の練習ができました。夏の大会が終わった時に、このチーム状態は予想できませんでした。みんなが本当に大きく成長しました。その中でも、11月3日に最高の状態で迎えられるメンバーを選抜しました。
 間違いなく、法政高校陸上部最速オーダーです。
 
男子 都駅伝
    10K区間  2年 飯盛
     3K区間  1年 庄
8.1075K区間  2年 奥野
8.0875K区間  1年 渡辺
     3K区間  3年 安達
     5K区間  1年 白石
     5K区間  3年 岩井

補欠 都築 大曽根

女子 都駅伝
選手 
     6K区間  3年 松家
4.0975K区間  2年 高橋
     3K区間  1年 岩橋
     3K区間  2年 三角
     5K区間  2年 丸田

補欠 松野 渡辺

補助役員 木寺 須藤

※当日朝の状態次第で選手・補欠、および区間変更あり

 WE ARE Ready.
2013年11月02日
 おはようございます。
 全国高等学校駅伝競走大会東京都予選 まであと1日です。

 顧問になって3回目の全国高校駅伝東京都予選がやってきます。1年目の駅伝は、女子は人数不足のため男子のみ。2年目の去年は、女子は1,2年生だけのチームでの参戦。そして、3年目。春、新入生を受け入れる態勢が完全に整っていた僕たちは、自然と昨年よりもたくさんの新入生が説明会に来てくれることを予測してしまいました。
 しかし実際は、厳しい状況でした。何としても女子短距離で4継の人数を揃えたい、その一心で勧誘を続けた春。そして何とか女子が4人揃い、2年生の齋藤さん、谷川さんは高校で初めて4継に出場することができました。それまで1年間、4継が組めない中でも努力を怠らなかった2年生が1年生を大切にし、育てた結果、新人都大会出場という素晴らしい結果もついてきました。
 3年生男子短距離メンバーは、相次ぐ怪我に悩まされ、本来の力を存分に発揮することができませんでした。しかし、そのことが4人に夏の大会後も秋の大会まで練習を継続するという決断をさせました。僕にとって、彼らとの時間が伸びたことは非常に大切なことだったと思っています。想っていてもなかなかうまく伝わらないこともあります。タイミングだったり、一緒に何かをすることだったり、でも一番必要だったのはもう少しの時間でした。だから、ありがたいことでした。
 願えば叶う、
 諦めないこと、
 チームの力で個人の力を限界以上に高めること、
 都大会出場を決めた時の女子4継メンバーの感動の涙、
 男子短距離陣の3年生としての部活に対する姿勢、
 短距離メンバーが示してくれたチームとしての絆の力を駅伝メンバーはしっかりと見てきました。
 学校によっては短距離、中・長を完全に分けて顧問も別にして活動しているところもあります。中には、お互いのことを認め合おうとせず、お互いのことを悪く言っているチームもあります。しかし、僕たちは違います。法政高校陸上部は、短距離の強さを見て、自分たちもやるぞと思う中・長がいて、中・長の粘りをみて、自分たちも頑張ろうと思う短距離がいます。
 いつも一緒に練習して、一緒に反省して、一緒に合宿をやってきました。効率という点で見たら非効率かもしれません。でも、僕は知っています。大切なのは、チームとしての一体感であり、チームに対する誇りであることを。
 法政高校陸上部、この1年、何度僕はこの文字を書いてきたでしょうか。僕は法政が大好きです。大学に行く時も、法政を背負うつもりで行きました。思ったような環境でなくモチベーションを落としそうになった時も、法政に対する誇りが自分のことを支えてくれました。君たちは一人じゃない。法政という名でつながるたくさんのつながりがあります。君達がその仲間たちと過ごしてきた時間、積み重ねた練習は、練習記録用紙を1冊の本と同じ重さにまで積み重ねました。
 大丈夫。絶対に最高の走りができる。仲間と駆け抜けた日々が力を与えてくれ、その仲間たちからの声援は、明日何よりも大きな力となって君たちの背中を押してくれる。法政高校陸上部、君たち以上のチームがどこにある!

 For the strength of the pack is the wolf,
  and the strength of the wolf is the pack. ―Rudyard Kipling 
 * strength:力 pack:おおかみの集団
 
 個の力はチームの力のためにあり、
 チームの力は個の力のためにある。
 
 2013年11月2日
 法政大学高校 陸上部顧問 木村 越
2013年11月03日
 今日は全国高校駅伝東京都予選でした。
 A lifetime of training for just one race.
 この日のためにずっと練習してきました。1つ1つの練習が、挑戦でした。自分にこの練習ができるか。自分の限界を知ることは誰だって怖いのです。その恐怖心と向き合い続けた1年間。勇気を持って前に進むことでしか、得ることができない栄光です。
 
男子 都駅伝
  10K区間 2年 飯盛 33分19秒(設定32分54秒) 区間 28位
             (昨年33分44秒(3分22秒/km)   区間 48位)
           3K区間 1年 庄   11分31秒(設定12分08秒) 区間 101位
8.1075K区間 2年 奥野 30分53秒(設定29分48秒) 区間 91位
            (昨年31分12秒(3分51秒/km)   区間 88位) 
8.0875K区間 1年 渡辺 31分48秒(設定31分37秒) 区間 80位
     3K区間 3年 安達 10分36秒(設定11分07秒) 区間 40位
            (昨年10分18秒(3分26秒/km)   区間 51位)
     5K区間 1年 白石 18分03秒(設定18分45秒) 区間 49位
     5K区間 3年 岩井 18分03秒(設定18分20秒) 区間 61位
            (昨年18分46秒(3分45秒/km)  区間 68位)
       
      総合 2時間34分05秒 総合68位
     (昨年 2時間32分31秒 総合63位)


女子 都駅伝
     6K区間 3年 松家 24分23秒(設定24分22秒) 区間 35位
            (昨年25分08秒(4分11秒/km)   区間 35位)
4.0975K区間 2年 高橋 16分24秒(設定17分29秒) 区間 24位
            (昨年17分47秒(4分20秒/km)   区間 42位)
     3K区間 1年 岩橋 12分40秒(設定12分10秒) 区間 37位
     3K区間 2年 三角 11分51秒(設定11分45秒) 区間 13位
             (昨年12分02秒(4分00秒/km) 区間 18位) 
     5K区間 2年 丸田 20分40秒(設定20分14秒) 区間 22位
            (昨年21分40秒(4分20秒/km)  区間 40位)
   
     総合 1時間25分58秒 総合26位
    (昨年  1時間25分56秒 総合35位)

 都駅伝が終わりました。
 今日見た景色は、自分が高校3年生の時に見たものと同じでした。
 人はこれほどまでに一つのことに熱中できるのか
 頑張った分だけつらい思いをし、諦めないことを選んだ分だけ苦しまなければならないけれど、
 それだけの価値があるからこそ、頑張れる。
 一体、世の中に、それほどの価値を見出すことができるものが他にあるのか。
 日本で一番になったわけでも、メダルをもらったわけでもないけれど、間違いなく、高3のあの夏、自分は他の誰も体験したことのない特別な思い出を作ることができた。
 そのときの気持ちが、僕が今日この場所にいる理由であり、何か苦しいことに出会ったとき、グッとこらえて前に進む力を与えてくれた宝物です。僕は、あのとき、はっきりと心に誓いました。教師になって、生徒たちにこういう気持ちを体験させたい。最後の瞬間にとめどなく涙が出るほど、悩んだり、苦しんだりさせたい。僕にだってできたことだから、やり方さえきちんと伝えれば、誰にだって必ず受け渡すことができるはずだと。
 今日、法政高校陸上部は一丸となって戦いました。それは走った選手だけでなく、応援地点を全コースバランスよく配置できるように分担し、計画した部長の松野さんを始めとして、サポート、応援を心から送った全員の勝利です。もちろん、そこには僕も含まれます。僕たちは一緒に戦ったのです。
 1年目にできなかったことが2年目にできるようになり、2年目にできなかったことが今日できました。それでも、みんなの心の中にあるのは、きっと「自分たちはまだまだこんなものじゃない」という気持ちだと思います。心の奥底に湧き上がる、大きな自分の可能性、きっと来年の自分の姿をイメージできたことだと思います。
 顧問になって3年、自分がイメージしてきたことを君たちは軽々と越えてきました。そんな僕がイメージする来年の都駅伝は、男子40位以内、女子16位以内です。今の自分たちにはまだまだ届かない未来ですが、あと1冊分、練習記録表を積み重ねた自分たちだったら、きっと夢ではなく、目標に変わっているはずです。
 最後になりましたが、今日は本当にたくさんの方々に応援していただきました。
 寒い中、長時間応援してくださった保護者の方々、陸上部OB、法政の高3生のみなさん、会場にはお越しになれなくてもHPを通じて応援していただいた多くの方々に改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。自分たちは来年、一回り強くなってまたここに帰ってきます。
2013年11月05日
 おはようございます。
 秋季大会まであと4日となりました。
 駅伝が終わったのもつかの間、次は秋季大会です。3年生男子のラストラン、そして女子短距離が怪我していない状態でシーズンラストレースです。
 土曜日は授業とPTAがあるために見に行くことができませんが、3年生男子短距離の4名は一人ひとりが常に向上心を持ちながらやってきたことをずっと見てきました。専門的な技術面ではサポートできませんでしたが、怪我をしない体作り、陸上との向き合い方、陸上から何を得て、自分を変えていくべきなのかについては、ずっと話してきました。最後のレースをどう受け止めて、何を目指すべきなのか、きっと伝わっていることと思います。日曜日のマイルリレーは引率できるので、2年前に心も体も準備ができていない状態で出ることは許さないと禁止したマイルリレーですが、今の3年生ならきっと法政高校陸上部の名に恥じない、素晴らしいマイルリレーを見せてくれることと信じています。

  〈井の頭公園陸上競技場での練習〉
 今日は法政大学1部体育会(苅部先生のもと)で4年間活躍を続けた小宮君が来てくれました。高橋コーチも来てくれて、豪華な状態になりました。こんな贅沢があっていいのでしょうか。法政高校陸上部は幸せ者です。また、現在の部員の中から、短距離、中・長ともに法政大学でも活躍を続ける選手がこれからも生まれてくれることを祈ります。そうすれば、現役の部員が他の強豪校と比べて人数が少なくても、OB・OGを入れた絆の強さでは、負けないことになるからです。一人でも多くの部員が、大学に行っても陸上を続けてもらいたいと思います。法政高校陸上部は、OB・OGを含めて、部員の主体性を何よりも大切にするからです。
2013年11月07日
 おはようございます。
 秋季大会まであと2日となりました。
 週末は天気が崩れそうです。短距離は低い気温の中で、しっかり体を動かせる状態にまでもっていけるかどうかがポイントになりそうです。怪我をしないことも、引き続き気をつけなければなりません。
 しかし、どんな天気であれ、自分の上だけ雨が降っているわけではないので、天気を否定的に捉えるのではなく、レース自体を楽しむことが大切です。
 最後のレース、楽しみですね。

  今日は雨でトラックが完全に使えない状態だったため、短・中・長ともにトレーニングとしました。明日、新しい陸上競技場に行って、短距離はバトン練をします。いよいよ大詰めです。
2013年11月08日
 おはようございます。
 いよいよ秋季大会まであと1日となりました。
 レースを万全の状態で迎えられることほど、幸せなことはありません。レース当日にばかり目が行きがちですが、実際はレース当日までの準備、過程の方がよっぽど長く、濃密な時間です。今日までそのような時間を過ごすことができたことを自信に変えて明日の本番に迎えるよう、最後の練習をしっかりやっていきたいと思います。

 今日は新しい競技場で練習しました。短距離3年生が見つけてくれました。最高の場所でした。周りが真っ暗になって練習が終わりそうになる頃、本当にふと、幸せだなと思いました。3年生にとっては今日が最後の練習です。最後の最後にならないと、こう上手くいかないというのもいかにも法政高校陸上部らしいと言えばらしいのですが、親心としてはもちろん、もっと早くこうしてあげたかったという気持ちにもなります。
 上手くいったことも、いかなかったことも、すべて含めて君たちの3年間だった。
 法政高校陸上部で作ったたくさんの思い出を噛みしめながら、ラスト4継、決めてください。
2013年11月09日
 おはようございます。
 いよいよ3年男子ラスト4継、そして女子の選抜基準突破をかけた4継のある秋季大会です。
 結果が入り次第、順次アップしていきます。
 →11月10日秋季大会1日目結果
2013年11月10日
 おはようございます。
 秋季大会2日目です。
 昨日は陸上の難しさを深く考えさせられる1日でした。
 想いだけでも力だけでも結果は出ない。想いと力、その両方を磨いていかないといけません。しかし、3年生も2年生も今の自分たちにできることをやりきった結果です。真正面から多くのことを受け止めましょう。
 僕たちの戦いはまだまだ終わりません。法政高校陸上部を卒業しても、その先の大学生活、社会人となったときに、陸上部で頑張ったこと、努力した自分、苦しさから逃げず打ち克ったことが必ず君たちの力になります。
 そして、走り続けましょう。自分のフィールドを探して、陸上とずっと関わり続けてください。バスケの神様、マイケル・ジョーダンも高校では選抜チームに入ることができなかったという大きな挫折を味わっています。しかし、その挫折が次の日、彼を5時に目覚めさせ、朝練を始めさせるきっかけとなりました。あの挫折がなかったら、バスケの神様は誕生していませんでした。
 高校でできなかったことを大学で越えろ、陸上の神様が送っているメッセージなのかもしれません。
11月10日秋季大会2日目結果
11月10日秋季大会の様子
  3年生の引退レースがありました。僕が陸上部顧問になった年に入ってきた3年生。共に成長してきた3年間でした。
 マイルリレー、感動しました。秋季大会の本当の意味を教えてくれました。3年間この時期まで部活を続けられた学校だけが見ることのできるシーンがありました。そして見事組1位。写真に込めた僕の気持ちが伝わることを祈ります。
 そして最後のミーティング。話をしていて思わず涙が出そうになりました。思うようにならないことを経験して、初めて本当の感動を味わうことができる。人は成功したこと以上に上手くいかないことのほうが記憶に深く残ります。もっと上手くできればよかったと思う気持ちをぐっとこらえて、短い期間であったとしても本当の意味で心を通わせることができた日々を大切にしまっておきます。
 不器用で時間がかかってしまった部分がありますが、気持ちは3年前からずっと今と同じでした。映っていたのは自分の迷い、専門的に関われないという後ろめたさでした。表にすれば、単純な気持ち、
 もっと関わりたい
 君たちのことを誰よりも応援してる
 何もできなくてごめん
 という気持ちでした。でも、本当に伝えたかったのは、もっともっと単純な気持ちでした。本当に遅くなってしまいましたが、改めて最後、伝えておきます。

 君たちと出会えてよかった
 法政高校陸上部に入ってくれてありがとう
2013年11月11日
 おはようございます。
 昨日は3年生の引退レースでしたが、すぐに切り替えなければいけまえん。
 三鷹駅伝まであと13日です。
 今日は三鷹駅伝の監督会議があります。

 3年生が引退し、と思ったら、安達君が来てくれました。何だか本当にうれしいです。この前、都駅伝の応援に去年卒業した清水君が来てくれたときに感じた安心感と同じものを感じました。やっぱり長年一緒に活動していると、いるのが当たり前と脳が認識してしまっているので、いないと自然と寂しいと感じてしまうものです。安達君は卒業までずっと部活に来てくれるというので、もう少し一緒に思い出が作れそうです。
 そして、今日は1年生で新しい部員が二人来ました。中・長の男子メンバーです。来年の駅伝の貴重な戦力となる二人なので、2年生にしっかりリードさせつつ、大切に育てていきたいと思います。
 新生法政高校陸上部、始動です。
2013年11月12日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと12日です。
 今日は井の頭公園陸上競技場が使えそうなので、昨日できなかった分も含めて、しっかり気持ちを入れた練習をしたいと思います。
 
  今日は1年生の新入部員2名も本格的に練習に参加しました。さっそくの3000Bupでしたが、さすがサッカー部だっただけあって、もともとの身体能力が高く、11分27秒で二人ともフィニッシュしました。これからが楽しみです。
 3年生は安達君以外、引退しましたが、3年生と過ごした日々で育んだ様々なことが、一瞬一瞬に散りばめられていて、何だか一緒にいるような感覚になりました。いや、実際、大学1年生の部員達、2年生の部員達、みんながここに存在しています。それがきっと、日曜日の引退レースで感じた、法政高校陸上部に対する誇りだったのだと思います。
 練習の方も、記録を更新しない日がないくらい、順調に仕上がってきています。毎回本気で取り組んでいるのに、その本気を毎回更新し続けていく、昨日の自分に今日の自分が勝つ瞬間、自分に対する自信。空気は冷たく、寒さを感じますが、部員の心は芯から燃えています。
2013年11月14日
 おはようございます。
 朝の気温7度。寒さが続きます。三鷹駅伝まであと10日となりました。
 明日の天気が微妙なので、今日を大切に練習したいと思います。

  今日の練習では、短距離は寒さからなかなかスピードが思うように出ない部分があったようですが、短距離ブロック長の齋藤さんの方からも、メニューに入るまでの準備の仕方を意識的にやっていこうと反省が出ていました。
 中・長は他の学校が来年に向けての準備期間に入っている中、10日後の三鷹駅伝に向けて臨戦態勢のまま取り組むことができています。記録もずっと更新し続けています。
 部活の最後のところでは、今日練習に向かうときに警備員さんに「今年はどうですか?」と聞かれたことを引き合いに出しながら、君たちの頑張りを見てくれている人が必ずいること、その人たちの期待に添えるような自分になることについて話をしました。一見関係のなさそうな日常生活できちんとした生活を送ることができているか、そういうことがきちんとできていない人の走りは、本当の意味で人の心を打つものにはなりません。
 眠さに負けず、朝早起きしているか、
 家で家族のために何かしているか、
 時間を工夫して作って少しでも勉強時間を増やそうと努力しているか、
 食事は体にいいものを選んでいるか、
 授業中は学んだこと全てをそこで身につける覚悟で受けているか、
 友達を大切にしているか、
 挨拶をきちんと大きな声でしているか、
 目の前にある面倒くさいことから逃げずに、正面から取り組んでいるか
 自分の頑張りは自分が一番良く見ています。
 いざ、勝負となった時に、頑張れる自分がいるかどうかは、他の誰でもない、自分が決めるのです。
 自分の頑張りに絶対の自信がなければ、本当の意味での強さは手に入りません。
 そして、人としての魅力も生まれません。
 陸上と出会ったことをプラスに、誰から見ても、成長したと言われる自分になりましょう。
2013年11月15日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと9日となりました。
 疲労がたまってきているので、追い込みすぎないように気をつけながら練習していきましょう。

  今日は雨だったので、体育館にてトレーニングしました。
 他の部活の生徒は、雨で練習できないとトレーニングになるので、嫌だとつぶやきます。しかし、陸上部の部員は誰一人としてトレーニング自体を嫌がることはありません。もちろん、走れたらもっとうれしいという気持ちは誰でもありますが、トレーニングが嫌いなわけではありません。でも、このこと自体、よくよく考えてみたら不思議な感覚なのかもしれません。
 他のスポーツをしている人からしたら、そのスポーツを頑張ってやっていくために仕方なく走るという感覚だと思いますが、陸上部員はそもそもその走りが好きなのであって、少しでも速く走れるようになるのであれば、そのために必要なことは苦ではありません。食べたいものを我慢することだってできるわけです。考えてみたら、みんな本当にすごいことを当たり前のようにやっているんですね。
 それでも、トレーニングを見ていると、まだまだ正しいフォームを意識して行えていない、ただ回数をこなしているだけ、やっているだけ感は否めません。今後は、もっと使っている筋肉を意識して、効果的に行えているかどうか、フォームのチェックをする癖をつけていかなければ、いざ走るというときにどうやってその筋肉を使えばいいのか、どのようなフォームで走るべきなのかアドバイスされてもその通りにできない、ということにつながっていきます。
 レジスタンストレーニングの極意は、
 1.回数を競わない
 2.丁寧に正しいフォームで行う
 3.力が入るときに息を吐く
 呼吸にさえ気を配りながらやらなければならないので、おしゃべりできるのは、レストの時だけですよ。
2013年11月16日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと8日です。
 昨日走れなかった分も、今日は思いっきり走りましょう。

 今日は晴天の下、星川コーチ、そして小宮先輩も来てくれました。
 いろんな先輩からアドバイスを聞けることはいいことです。視野が広がります。
 短距離も女子4名だけになってしまいましたが、気持ちよく練習することができました。
 まだまだ環境面でもよくできることはありそうです。
 それと同時に、例え環境が思うようにならなかったとしても、環境に負けずに自分たちで頑張ることを基本的な心構えとして、努力していきましょう。社会に出たときに、環境が自分の思い通りになることなんて、まずないからです。そのなかで、いかに工夫するか、考え方を変えるられるか、そういう力が必要なのです。
2013年11月18日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと6日です。
 今週は天気も良さそうなので、気持ちよく練習できそうです。

  今日は星川コーチが来てくれ、短距離は体育館で練習しました。星川コーチは大学で陸上を続けながら、コーチとしても熱心に勉強を続けてくれているので、安心して任せられます。
 中・長は三鷹駅伝前の最後のきついメニュー、3000BUP、飯盛君と三角さんはさらに3800BUPでした。女子は夏の大会では頑張っても1K4分の壁に阻まれていましたが、今日の練習では4分20秒→10秒→4分というペース予定が、ラストは3分40秒を切る位のスピードで、丸田さん、三角さんが押していました。二人ともトータルでも3000で12分ぴったり位のペースです。ビルドアップで12分なら、イーブンペースで走れば11分30秒台くらいは軽く出るはずです。2区を走る高橋さんも絶好調を維持しています。男子もほぼ全員が設定を切ってきました。設定を切れなかったのは、エース飯盛君一人ですが、飯盛君の設定は期待値が多分に入っていて厳しい設定なので、これだけ走れていれば十分です。不調から抜け出せなかった奥野君も、回復の兆しが見えてきました。みんなにとって、三鷹駅伝が、来年への希望、自分はまだまだ可能性が秘められていると感じられる大会になることを期待します。
2013年11月19日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと5日です。
 今日は第3回目の試走となります。各ポイントのチェックをします。

 今日は短距離に小宮先輩と、田中コーチが来てくれました。中・長には高橋コーチが来てくれました。自分を入れて4人のコーチ陣。素晴らしい環境です。小宮先輩は法政大学の苅部監督のもと、世界を見て指導されてきた中距離選手です。中距離でもペース走は大切、スピード練だけではダメだ、など実体験に基づいて話してくれます。
 部員には、来てもらった先輩に対しての正しい礼儀の表し方とは何か、ということについて話しました。挨拶をしに行くこと、名前を言うこと、自分の練習を見てアドバイスがほしいことなどを積極的に伝えなければ、来てもらった先輩にとってのspecial oneにはなれないということを話しました。これは社会に出てからも通用する考え方です。高校生の頃から鍛えていかなければいけない力の一つです。
2013年11月21日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと3日です。
 今日は最終選考会です。

 三鷹駅伝メンバー決定
  男子チーム選手
 1区 2.9K区間  1年 渡辺
 2区 2.6K区間  1年 白石
 3区 3.2K区間  2年 奥野
 4区 3.8K区間  2年 飯盛

 補欠兼スタートサポート 庄
 東児童館サポート 須藤・横田
 
 女子チーム選手
 1区 2.9K区間  2年 丸田
 2区 2.6K区間  2年 高橋
 3区 3.2K区間  1年 岩橋
 4区 3.8K区間  2年 三角

 補欠兼スタートサポート 松野・渡辺
 山本記念館サポート  木寺・小宮山
 コミュニティーセンターサポート 齋藤・谷川
 当日の流れなど詳しくは→三鷹駅伝当日の流れ
 選手の設定タイム、各ポイントの通過時間などは→三鷹駅伝関係データ
 選ばれた選手は、出られない選手、サポートをしてくれる短距離メンバー、応援に来てくれるコーチ、そしてわざわざ来てくださる後援会・駅伝友の会の方々、保護者の方々、いろんな人たちの気持ちを背負って走るということをまだまだ十分理解できていません。感謝の気持ちで一杯になった状態でスタートできるように、心の準備をしていきましょう。

2013年11月22日
 おはようございます。
 三鷹駅伝まであと2日です。
 今日は中・長は準備、短距離のみの練習です。

 短距離の女子1,2年生だけだと4人の部員になりました。集合の時の円陣も小さい。部員は寂しがっていましたが、自分は懐かしさを覚えていました。最初はこんな感じのスタートでした。1年、1年、少しずつ人数が増え、円陣が大きくなっていきました。50人を超える学校だと円陣を組むことは難しく、顧問を前にして横に整列となります。でも、僕は誰が前とか関係なく、みんなと同じ立ち位置にいることができる円陣がやはり好きです。
 今日の昼休み、中3の女子生徒2名が部活の体験および見学に来たいと言って来てくれました。二人とも本当に可能性を秘めた生徒です。今年の3年生が最後のレースのあとに口にした「陸上部に入ってよかった」という言葉を、心の底から感じてもらいたい、あの涙を法政高校陸上部員には未来永劫流してもらいたい、そういう気持ちと、そうするための目指すべき夢、それを達成するための覚悟を抱きました。僕たちの物語はまだ第2章の幕開けです。
2013年11月24日
 おはようございます。
 今日は三鷹駅伝でした。
 →三鷹駅伝の様子

 一般男子の部 法政高校陸上部男子 4位 41分14秒(昨年度41分50秒)
 一般女子の部 法政高校陸上部女子 2位 49分04秒(昨年度50分31秒)

 男子は昨年度よりも2位順位が上がりましたが、部員たちは3位を目標にしてきたので1つ足りませんでした。最後、飯盛君が5人抜きを達成しましたが、もう少し及びませんでした。女子は2連覇を目標にしてきましたが、設定タイムを上回るペースで走ったのにもかかわらず、準優勝。優勝したチームは都駅伝で無念の5区途中棄権を経験したチームでした。都駅伝で途中棄権するという経験は、この短期間で、1つのチームをここまで変えてしまいました。僕たちにとっても、この敗戦は大きな意味を持つ1敗となりました。人は勝ちつづることはできません。どこかで負けないと本当の意味では強くなれません。ただ、どこでその経験をするのかということが大切です。次の駅伝まであと1年ある、この経験をしたメンバーがそのまま残っていられるこの時期に、この大きな経験ができたことは決してマイナスではありません。やはり必然だったのだと思います。
 僕たちにとって必要な経験でした。
 まだまだ覚悟が足りなかったところがあるようです。それは選手自身が一番強く感じたようです。
 ありがとうございました。

 同窓会・駅伝友の会の皆様、保護者の皆様、また沿道で応援してくださった全ての皆様、普段学校内に活動場所がない法政高校陸上部員にとって、応援していただけることは何よりもうれしいことです。この場をお借りして御礼を申し上げます。
 ありがとうございました。
2013年11月30日
 おはようございます。
 三鷹駅伝の記録が届きました→三鷹駅伝結果
2013年12月09日
  おはようございます。
 いよいよ陸上部が始動します。
 試験でも一生懸命頑張れたでしょうか?昨日結婚式に出て思いましたが、自分が信念を持って取り組める仕事に就けるかどうか、信頼できる同僚と尊敬できる上司のいる環境に身を置くことができるかどうかは人生において非常に大切な要素になってきます。志あるところに志ある人が集まるのです。高校を卒業する3年間でその後の人生80年に影響を与えると言っても過言ではありません。陸上を何のためにやっているのか、陸上で食べていくためではありません、陸上を通じて人生を学んでいるのです。自分の限界に挑むこと、うまくいかないときでも何か方法はないかと真剣に考えること、そして歯を食いしばって目の前にあることに立ち向かうのです。勉強も、陸上も全く同じ脳を使った活動です。脳から出る指令が足を動かすことなのか、考えることなのかの違いだけです。誰だって最初は3K走ることでさえつらかったものが、毎日継続していると自然と楽しめるようになるのと同じで、毎日1時間ずつでも勉強することを始めれば、1時間の勉強では物足りなく感じる日がくるのです。そして、学校で出された宿題だけやるというつまらない勉強から脱して、宿題をやるのは補強と同じ、それ以外の部分を自ら勉強することが実際に走っているときの充実感と同じものを与えてくれるのです。僕は今でも仕事と家庭を両立したうえで、毎日少なくとも2時間は勉強を続けています。その上にランニングおよびトレーニングをしているのです。それでも、大変どころか、毎日楽しいですよ。やるか、やらないか、その2つの選択があるときに、やる、という選択をすることはもしかしたら面倒くさいことのように感じるかもしれませんが、大切なことはたいてい面倒くさいものであり、かつ、自ら取り組むことで人生を楽しくしてくれるものでもあるのです。
2013年12月12日
 おはようございます。
 成績関係も一通り終了し、今日からいよいよ本格的に冬の練習が始まります。年末、年始と休む時期が続くので、この期間は集中して取り組みましょう。

  久しぶりの部活動でしたが、心配していたほどの落ち込みは見られず、走力のベースは確実に上がってきています。今日は高橋コーチが来てくれましたが、それぞれ引っ張りましたが、女子の練習負荷が男子の負荷にしても通用するくらいのレベルに入ってきています。短距離も120Mの9本というメニューでしたが、しっかりと走りきっていました。去年の冬は思うように練習できなかったので、今年は慢心することなく取り組みたいと思います。そして、最高の春を迎えたいです。
2013年12月13日
  おはようございます。
  今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。恐らくうちと同様に試験明けで練習に来ている他校との練習でした。懐かしい感覚です。陸上は練習のときから刺激し合えるスポーツです。みんな目指していることは同じです。昨日の自分を超えたい、自分の限界はもっと先にあると証明したい、そういう気持ちで毎回自分の限界を思い知らされる恐怖と向き合っているのです。
 今日の練習は温かな日差しのもと、集中して取り組むことができました。試験明けのため体はまだまだ洗練されているとは言えませんが、意識は非常に高く取り組むことができています。そして、本日、小宮山君が正式に入部届を提出しました。先日入部した横田君とともに、1年生の中・長部員が2名増えました。貴重な男子部員です。今年は駅伝も中・長で組むことができませんでしたが、来年は1年生が入ってきてくれれば初の中・長のみでの駅伝出場が実現するかもしれません。更に部員が入れば、競争が生まれ、競争がチームとしての結束を更に高めてくれる可能性もあります。
 さて、明日、月曜と2年生はOB・OGによる学部学科講演会、1年生は大学キャンパス見学が予定されています。自分が高校生の頃、僕はとにかく教師になりたくて、授業を受けていても自分だったらこう教えるのにとか、教師になった時に必要な知識をすべて吸収しようという気持ちでした。自分の場合は向かうべき道がはっきりしていたので、ある意味、楽でした。しかし、自分が何になりたいのか、世の中にはどのような職業があるのかわからない状況で、何となく目の前に見えてきた道を進んでしまうこともたくさんあると思います。しかしみんなには、できれば、自分が心の底からやりたいと思える職業に就いて、仕事に情熱を傾けながら、家庭を大切にして、生涯夢を持って生きてほしいと思います。そのためにも、今しっかりと将来のことを時間をかけて考えることが必要です。日々自分の限界に挑み続けている君たちの勇気、努力が、今後の人生でも生かすことができるかどうか、報われるものとなるかどうか、それは選択次第です。
2013年12月14日
 おはようございます。
 今日は高2向けのOB・OG講演会があり、星川コーチ、瀧沢さんが来てくれました。瀧沢さんはそのあと久しぶりに部活に来てくれます。短距離が人数が少なく寂しい日だったので、本当に助かりました。中・長は深大寺公園まで行ってみようかと思います。

  今日は短距離は3年生が参加してくれました。このところ何かが足りない気がしていたので、やっとピースが揃った感じです。冬も練習に出てくるというので、これまで2年間できなかった卒業まで現役という状況が作れるかもしれません。せっかく滝沢さんが来てくれたのに、中・長は深大寺までのランニングだったので、結局少しも話せませんでした。それでも、OG講演会では立派に大学生活を送っている様子が伝わってきたので、安心しました。スポーツ健康学部に集まる一流の選手たちの中で、競技以外の部分での人間性など多くのことを学ぶことができているようです。一流の選手を作るのは技術ではありません、心です。
2013年12月17日
 おはようございます。
 明日は雪だとかそんな予報まで出ていますが、安達君、雨男?
 今日は小宮先輩が来てくれる予定です。法政高校のことを大切に思ってくれる先輩たちに囲まれてみんな幸せです。
 
 今日は小宮先輩だけでなく、高橋コーチ、田中コーチも揃い踏みということで充実した練習になりました。短距離のメニューも150×4×3セット、しかもインターバルという物凄いメニューでしたが、先輩たちに見守られながら練習することができて部員達も安心して取り組むことができました。今日はスポーツ心理学の講義を高1向けの特別講座で行いました。定員を超える44名の受講でしたが、みんな真剣に聞いていて、お互い気持ちよく授業ができたと感じています。授業は先生と生徒が一緒に作っていくものです。今年の高1は良い子ばかりのようです。部活で話をしているスポーツ心理学の理論は断片的で、やはり授業という形で集中して話ができると理論がつながっていきます。それでも2時間でできることは限られているので、本当の意味で理解してもらうには、やはり自分のゼミ授業を受講してもらうしかありません。英語ということで敬遠されがちですが、陸上部員にはガッツをもってトライしてもらいたいと思います。
 そして、明日は法政大学体育会の練習見学に安達君を連れて行く日です。新たな繋がりができることを祈っています。
2013年12月18日
 おはようございます。
 今日は法政大学体育会の練習見学に安達君と行ってきました。
 小宮先輩が体育会で活躍してくれていたからこそ実現したこのチャンス。小宮君も寒い中、一緒に練習を見守ってくれました。
 練習開始までは流石の安達君も緊張していました。それも当たり前のことで、世界陸上や、様々なメディアで活躍されている苅部先生が目の前にいるのです。自分もこれまで苅部先生が出ていた特集の中で聞きたかったことなど、いろいろな質問を時間のある限りさせてもらいました。全ての質問に本当に丁寧に答えて下さり、やっぱり世界はすごい!という実感でした。そして、マネージャーから表舞台には出てこない選手まで一人ひとりの気持ちにすごく配慮されていて、その場にいる人全てに気を配っているのが伝わってきました。世界を見てきた人は、人柄も世界トップクラスです。また、箱根駅伝間近の時期にもかかわらず、坪田監督、成田先生にも紹介してくださいました。
 短距離・中・長、この部活の先に何があるのか、漠然とした中で進んできましたが、今日初めて、その先の世界がはっきりと見えました。それと同時に、もう一つはっきりしたことがあります。それは、僕は部員達の可能性を心から信じているということです。安達君の可能性について、更に来年3年生になる部員達の可能性について、語っていました。
 僕は安達君が法政大学体育会で活躍することを心から信じています。安達君が法政大学の4継メンバーになって走るところを見たい!
 飯盛君についても、坪田監督、成田先生に高校卒業までに15分切りを達成させると約束しました。そして、箱根駅伝に出よう!
 そしてずっと心配していた女子についても、頑張っている選手がいました。駅伝に関しては自分たちで作っていくしかなさそうですが、そういう気持ちを持って体育会に行けば、道は開けてきます。
 今日、トラックについてから帰る時まで、本当にたくさんの部員やマネージャーの人たちが自然に声をかけてくれました。体育会というと規律遵守の厳しいイメージが付きまといますが、僕と安達君が感じたのはそんなものではありませんでした。
 本当に清々しく、素敵な人たちだ。
 初めて会った人に対してもここまでうちとけて話をしてくれる。
 日本、世界で活躍している選手たちのその謙虚さと、まっすぐな性格にただ圧倒されました。
 こういう人たちと一緒に走ったら、きっと楽しいし、いろんなものが自分の中でも変わるはずです。
 法政高校陸上部が強豪校ではないことを十分理解しつつ、それでも、両手を広げていつでもおいでと言ってくれる法政大学陸上部の懐の大きさと、その大学と繋がっていることの幸せを改めて実感しました。
 さぁ、行きましょう。
 僕たちは法政大学高校陸上部です。
2013年12月20日
 おはようございます。
 今日は武蔵野陸上競技場での練習です。終業式を済ませて、気分もすっきり、練習しましょう。

<武蔵野陸上競技場での練習>
 物凄い寒さ、そして雨の中での練習となりました。これまで経験していないことでしたが、踏み出さなければいつまでたっても見えてくる景色は変わりません。踏み出す勇気は大変なものでしたが、終わった後の爽快感はこれまで経験したことのないものだったはずです。ただ、準備は必要です。寒さ対策、しっかりやりましょう。
 
2013年12月21日
 おはようございます。
 いよいよ明日、全国高校駅伝ですね。
 誰よりも努力を積み重ね、夢の舞台にたどり着いた高校生たちの雄姿をしっかりと目に焼き付けましょう。
 そして、箱根駅伝まであと11日。法政大学、応援しています。そして義弟がコーチを務める大東文化大学も頑張ってもらいたいと思います。
 
 今日は短距離も中・長もジョックメニューでした。普段のスピードでは意識をしてもなかなかフォームの確認はできません。ジョックメニューの時にしっかりとポイントを確認することが大切です。更にそのうえで、家で姿見などを使いながらゆっくりと歩きながらフォームのポイントを1つずつ確認することが大切です。一度に2つ、3つはだめです。動作を細かく分けて、一つずつ確認していきましょう。最初は意識しなければできませんが、反復していくうちに無意識で行えるようになってきます。
 
 そして、先日のプロフェッショナルでイチローがインタビューされていました。イチロー選手の思考は、スポーツ心理学の面からも、超一流です。その言葉一つ一つに重みがあるのは、彼がそれを全て実践しているからです。ゼミでは今度紹介しようと思っていますが、ここでも簡単に内容を載せておきます。

・4000本のヒットより8000本の失敗
 一時の成功は気分を高揚させることはあっても自分をその後支える力にはならない。4000本の安打を打った数日後の試合でスタメンを外され、9対0でリードしている場面でスタメンを休ませるために代打に出された。そのときの屈辱感が今の自分を支えている

・最終形はない 
 毎年バッティングフォームの修正をしている。常に進歩し続けたいと思う。追っても追っても更にその先がある。後退することもある。だからそのままでいる方が楽。でも、それではいけない。

・遠回りをすること 
 スポーツに近道はない。遠回りをするしかない。

・試合に向けての準備
 体調に変化をきたさないよう試合前は同じ物を食べる。同じ時間に球場につき、同じ時間にバットを振り始める。同じ回数だけ練習をする。どんなときも同じようにルーティーンを継続してきた。スタメンから外され、代打になっても、いつでも打席に向かえるようイチローはただ一人同じように準備を続けた。消化試合で周りの選手が練習をしないときでも、ただ一人バットを振り続けた。その結果、出番が回ってこなくても。
 すべては、野球のため。子供の頃のように純粋に野球が好きだとは言えない。プロ野球に入ったときのインタビューで野球が好きだと純粋に答えた自分は、もういない。野球が楽しいなんて絶対に言えない。それでも、今の自分は野球が作り上げてくれた。自分がいるのは野球のおかげ。今の自分を作り上げてくれた野球に半端な気持ちで向かえるわけない。

 奥さんと一緒に見ましたが、スポーツに詳しくないうちの奥さんでも、言葉を失うくらいのインパクトがありました。是非、見てもらいたいと思います。まずは、僕のスポーツ心理学ゼミを取りましょう。
 そして、高3引退式まであと5日
2013年12月24日
 おはようございます。
 今日は晴天のぽかぽか陽気の中、武蔵野陸上競技場での練習でした。
 田中コーチと小宮先輩も来てくれました。
 こんなに恵まれた環境で練習できていいのでしょうかっていうくらい、今日の練習は環境が整っていました。
 きついメニューでも自然とモチベーションが上がります。
 みんな充実した練習ができました。井の頭トラックが雨が降っていなくても、地面から水が染み出してくる状態なので、今年の冬も苦戦を強いられそうです。こういう状況だとみんなわかっているので、練習できること自体がありがたいという意見が出ていました。本当にその通りです。
 厳しい冬の練習を乗り切れた人だけが春に満足する結果を出すことができます。
 みんなで知恵を出し合いながら乗り越えていきましょう。
 そして、高3の引退式まであと2日です。
2013年12月26日
 おはようございます。
 箱根駅伝まであと7日。
 法政高校受験推薦入試まであと27日。
 いよいよ高3の引退式です。
 僕が顧問になった年に入ってきた3年生。顧問としての思い出も3年分。毎年恒例のスライドも、自分が泣いてしまって作業が中断するというのは初めての経験でした。3年間分の重みです。
 毎年、この日が来るのは、楽しみでもあり、寂しくもあります。部員達の今後の活躍を期待する楽しさと、巣立っていってしまう寂しさです。
 今日一日、楽しみたいと思います。
 帰ったらUPします。
 →高3引退式の様子

 今日は高3の引退式でした。僕が10年間務めた硬式テニス部の顧問から、陸上部の顧問になった年に入ってきた高校1年生が、とうとう引退します。最初の年はこれまでの陸上部から大きく方向性を変えるために躍起になっていた年でした。硬式テニス部の指導で培った指導方針が何一つ通用せず、想いがうまく伝わらない歯痒さから、さらに強制力を働かせていた年だったのかもしれません。あの頃は、願えば何でもできる気がしていました。全国までの道筋が見えていて、そのために変えなければならないことを理解させようとして、強く出て、生徒と距離を置き、必死にレールの向きを変えようとしていました。その頃、スポーツ心理学の指導者をしている高校からの親友が僕の家に泊まりに来たことがありました。大学でスポーツ心理学を学んでいるメンバーはスポーツ界の著名人ばかりで、彼は音楽の世界を極めましたが、スポーツには疎く、理解を深めるためにランニングを指導してほしいという話になった時期でもありました。僕の家でランニング合宿をして、朝練で20K近く一緒に走りながら話したことがあります。
 高校の部活動において、顧問の役割とは何なのか。そんなことを延々と話し合っていました。僕もスポーツ心理学においては、コーチとは選手を正しい方向へ導く存在であり、馬車(coach)のような存在であるべきだとされていることは知っていましたが、実際の現場を担当している立場から、それだけではダメで、時には自分から方向性を示して、厳しく接していかなくては選手の成長はない、特に陸上はそのような特性が強いスポーツなんだということを彼に言いました。でも、その時、彼はハァハァ苦しそうにしていた呼吸を一度整えて、はっきりとこう言ったのです。
 「生徒のやりたいことを邪魔するような存在なら、越はいらないんだよ」
 あれから3年経った今でも、あのときのことははっきり覚えています。その言葉の意味がうっすらと実感できるようになるまで、3年かかりました。その彼がまた、年末に3年ぶりにうちに泊まりに来ることになったのも、きっと偶然ではないと思います。あの一言で、僕の方向性は随分と変わったからです。
 You can't make the first impression twice(第一印象は二度作れない)
 僕は常に変わり続けようとしましたが、最初の印象が大切なことも事実です。自分の表現力不足で、嫌な思いをさせてしまったこともありました。でも、今の3年生は、僕のそうしたことや、法政大学高校陸上部の経験した成長や、苦しんだこと、そして楽しかったこと、その全てが詰まった3年間の集大成です。振り返ってみたときに学ぶことはあっても、後悔することは1つもありません。
 何故なら、君たちと過ごした3年間は、本当にドキドキ、ハラハラの連続で、可能性に満ち溢れていた3年間だったからです。その全ての想いを込めて、スライドショーを作りました。受け取ってください。

  一人ひとりにいろいろと伝えたい想いはあっても、実際に言葉にしようとすると形が崩れていきます。
 ただ、スライドの最後の言葉はきっと、僕の気持ちの全てをうまく表現できている気がします。
 
 3年生へ
 法政高校陸上部に入ってくれてありがとう。
2013年12月27日
 おはようございます。
 箱根駅伝まであと6日。
 法政高校受験推薦入試まであと26日です。
 
 今日は年内最後の練習でした。2013年、本当にいろんなことがありました。どれも大切な思い出で、目を閉じれば浮かんできます。手が届きそうなのにもかかわらず、もう戻すことはできない思い出の数々。時は、過去にも、未来にも存在せず、今、ここに存在している。僕たちが一歩前に歩き出した瞬間に、そこに道が開けてきました。道は最初からあったのではなく、僕たちが勇気を振り絞って前に踏み出したからそこに道ができたのです。そんな2013年でした。
 2013年を今のメンバーたちと迎えられたことに感謝します。
 来年、このメンバーたちと作り上げる法政大学高校陸上部には、できないことなんて何もない。
 周りの人がささやく限界なんて吹っ飛ばして、法政大学高校陸上部の信念を貫こう。
 君たちなら必ずたどり着けるはず、
 夢が目標に変わる時、
 そして、夢の実現。
 


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